レベルが高い人を雇って物理で殴る

先日、門脇(kdxu)とめるぽんと自分で 3 人でやっていたお手伝い案件が終わった。納期は一ヶ月前倒し、顧客の要望はほぼ全て実現という内容で、顧客も大喜び。

門脇とめるぽんはフリーランスとして仕事をしており、自分がお手伝いさせて頂いている会社(それぞれ別の会社)でふたりともフルタイムとして働いている。

そのため、平日の夜や土日が主な作業時間になる。完全非同期で作業して、うまくいったのでそれを記録しておきたい。

案件内容、技術については一切触れない。

  • 自分はプロジェクトマネージメントのみコードは書かない
  • プロジェクト開始前に一通りの要望は洗い出しておいた
  • 追加要件にできるだけノーを言わない
  • ロードマップを1ヶ月単位で引いた
  • 二人を作業者として雇った
  • 設計や交渉などはすべて自分が行った
  • 顧客には二人が作業者として伝えてある
  • 顧客と直接のやり取りは二人は行っていない
  • 顧客との打ち合わせにも参加してもらっていない
  • 作業は平日の夜と土日でのみの作業
  • 自分とは完全非同期でやりとりした
  • 二人は作業時間がかぶったときは同期的にやりとりしていた
  • 二人は会ったことがなかった
  • プロジェクト完了後に初対面
  • 三人そろっての打ち合わせは一回もない
  • テレビ会議も一回もない
  • QA.md をおいてそこに質問を書いてもらうようにした
  • すべて自分とのやり取りはほぼ QA.md
  • Slack は非同期でこちらが依頼を簡単に書き込むだけ
  • タスクの割り振りは二人で話し合って決めてもらった
  • プロジェクト期間は数ヶ月
  • 顧客との定例は月1で自分のみが参加
  • 3週間働いて1週間休むというローテーション

結局タイトル通りで最初からレベルが高い優秀な人材を雇って、殴ればプロジェクトはうまくいくことがよくわかった。二人ともずば抜けて優秀。

いい体験をさせてもらった。