ついにきた!EFS(Elastic File System)が東京リージョンで利用可能になりました!
こんにちは、菊池です。
ついにこの日がやってきました。AWS Summit Tokyo 2018でアナウンスされていた通り、EFS(Elastic File System)が東京リージョンで提供開始されました!
最初のアナウンスから3年以上待ちましたが、ついに東京リージョンで堅牢でスケーラブルな、Multi-AZで利用できる共有ファイルシステムが利用可能になります。
EFSの使い方
改めてになりますが、EFSを使ってみます。利用方法は非常に簡単です。
マネジメントコンソールからサービスの画面を開きます。ちゃんと東京リージョンで使えるようになっていますよ!
VPCとサブネット、Security Groupを指定したら、
タグ、パフォーマンスオプション、暗号化有無を設定。
これだけで利用準備完了です!
マウントに必要なパッケージ、コマンドも丁寧に案内されます。
案内されるコマンドの通りに実行すれば利用可能です。(以下はAmazon Linuxで実行)8エクサバイトのストレージとして認識されています。
1 2 3 4 5 6 7 | $ sudo mount -t nfs4 -o nfsvers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,hard,timeo=600,retrans=2 fs-xxxxxxxx.efs.ap-northeast-1.amazonaws.com:/ efs $ df -h ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 devtmpfs 236M 60K 236M 1% /dev tmpfs 245M 0 245M 0% /dev/shm /dev/xvda1 7.8G 1.1G 6.6G 14% / fs-xxxxxxxx.efs.ap-northeast-1.amazonaws.com:/ 8.0E 0 8.0E 0% /home/ec2-user/efs |
最後に
ついに東京リージョンで提供開始されたEFS。これまで、共有ストレージとしてEC2 + DRBDなどで実装してた環境も、マネージドサービスを使って簡単に実現できます。アーキテクチャを見直し、構成を最適化可能ですので積極的に利用していきましょう。
これまでに登場したEFSの各機能などは以下をチェックしてください!