配車サービスを手掛けるUberの最高人材活用責任者(Chief People Officer:CPO)を務めるLiane Hornsey氏が米国時間7月10日、辞任した。同社では、社内の人種差別を訴える声に対して、同氏がどのように対応していたかを調査中だった。
社内の人種差別を訴える声を同氏が握りつぶそうとしたとする匿名の告発について、Reutersが同社に問い合わせたところ、Uberの広報担当者は10日夜、Hornsey氏が辞任したことを認めた。Uberの人事部門を統括していたHornsey氏は、2017年1月に同社に入社していた。
Uberの最高経営責任者(CEO)Dara Khosrowshahi氏は10日、Hornsey氏の辞任を発表する電子メールを従業員に送信した。その中で辞任の理由は明かされていない。Reutersが入手した電子メールの中で、Khosrowshahi氏はHornsey氏のことを、「きわめて有能でクリエイティブな努力家」で「私の幹部チームの貴重な一員」だったとしていた。
他の技術企業と同様に、セクハラ疑惑や性差別で批判を浴びてきたUberにとって、多様性に富んだ職場を形成することが急務になっている。そんな中、同社は4月に2回目の多様性レポートを公開している。
Uberの人事担当バイスプレジデントを務めるPranesh Anthapur氏が暫定的にHornsey氏の職務を引き継ぐ予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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