子どもにおもちゃを買ってあげようと思ったら、妻が作り始めた話。

f:id:tonymctony:20180712060503p:plain

 

先日、「オーボール」という、乳幼児向けおもちゃを見て、生後5か月になる息子に与えたら喜んでくれるのではないかと思い、妻に相談いたしました。

 

こんな形のおもちゃ。噛んでもよし、にぎにぎしてもよし、転がすもよし。はじめての「ボール遊び」用。

 

すると、「私、今、物凄く何かを作りたいの!」と仰り、ドラえもんのび太の懇願に屈し、四次元ポケットを漁るように、大量にストックされた生地を漁り始めました。

 

 

SPONSORED LINK

妻の特技

妻は基本的に欲しいものがあると、「作る」ことを考えます。今回、そこまで値の張る商品ではなかったので、私は「買う」選択肢しか無かったのですが、妻は「作れる・作りたい・面白そう」と思ったようです。

 

なんでも「作る」妻のエピソードはこちら

www.tonymctony.com

 

設計

私は、妻の作るモードスイッチを押してしまったので、おとなしく息子と遊ぶことになりました。最近は「いないいないばあ」的な遊びでよく笑うようになりました。これ、単発だといいですが、連続だと疲れますね!

 

地獄にも思える「いないいないばあ」繰り返しの時間が終わった頃(息子が飽きて笑わなくなった)、ソファにごみが落ちているように見えました。

 

f:id:tonymctony:20180712051419j:plain

バウムクーヘンのカットの形のようでお腹が空いてきますね!

 

お、作業中に出たごみが飛んできてしまったのかな、と拾ってごみ箱に捨てようと思い手に取ると、妻は「それはごみではない、今回の設計図だ。特別に見せようと思ってそこに置いたのである。」と仰いました。

 

「おっと、危ない。捨てるところだった。」と苦笑いしつつ、この設計図からどんなものができるのか、期待に胸が膨らみます。

 

完成

妻は作業工程を撮影できないほど、あっという間に仕上げていました。さすが職人!

 

出来上がったおもちゃはこちら。

f:id:tonymctony:20180712051958j:plain
f:id:tonymctony:20180712052109j:plain

余っている生地の切れ端をかき集めて作った一本。色だけでなく触感も違うので、見て楽しい、触って楽しいおもちゃを作ってくれました。潰してももとの形に戻る柔軟性も兼ね揃えています。布製なので、洗濯機で丸洗い可能!

これは、素晴らしい出来栄えじゃないですか!先ほどの設計図はこの一つ一つのパーツを作るためのものだったのですね。念のため、洗ってから息子に与えることにしました。

 

遊ばせてみる

洗濯・乾燥後、息子に与えてみました。すると…

 

オーボールより大きくないかい…?

f:id:tonymctony:20180712052632j:plain

おむつでお目汚し、失礼いたします。 

 

オーボールは直径10cmなので、大人の手の平に収まるぐらいで、子どもが野球ボールを持っているような可愛さがあるようですが、これはどう見てもそれより大きいです。

 

しかし、これはこれで可愛いいいいい!

 

妻も苦笑いをしていて、「ごめーん、設計ミスで大きくなっちゃったー。」と仰っておりました。現在、サッカーワールドカップの最中で、熱中して見ているからインスパイアされてしまったのでしょう。

 

息子はというと、最初は警戒していましたが、掴んだり、しゃぶったり、腕にはめたり(はまって抜け出せない感もありますが)して遊んでくれました。

 

空中で転がすと、色が変わるのが面白いのか、じっくりと見ていますし、いいものができたのではないでしょうか?

 

ちなみに、個人的にツボだったのは、じたばたしている足元に置くと、蹴られてサッカーボールのように転がっていくことでした。「将来は、ルカクかなぁ?(ベルギーのエースストライカー)」なんて妻とはしゃいでしまいました(親バカ)。

 

まとめ

以上、妻がおもちゃを作ったお話でした。息子が生まれて5か月経ちますが、妻が服やおもちゃを作ってくれるおかげで、消耗品以外の子供用品を殆ど買わずに済んでいます。

 

作ることが苦痛になってしまうのであれば、買った方がいいと思うのですが、妻は「作ることが楽しい。もっといろいろ作りたい。何作ってほしい?」と仰るので、いい状態なのだと感じています。

 

そういった、「余裕」を持たせてあげられるのも、育休を取って良かったことの一つだと思っています。