こんにちは、トートです。JALのアジア往復ビジネスクラス特典航空券を、本来の70%off、25,000マイルで発券したので、今回はその方法をご紹介します。
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必要マイルが少ないので、「なかなかビジネスクラスやファーストクラスには届かないなぁ」という方にもオススメですよ。
目次
- 25,000マイルでJALビジネスクラス長距離路線に乗る
- JALマイルとアラスカ・マイルの比較
- アラスカ航空マイルでJAL特典航空券を発券する際のルール
- JALビジネスクラス特典でアジア周遊しよう
- デメリット:まず現地へ行く必要がある
- JALビジネスクラス格安マイルのトリックと発券例
- 日本発着の場合は現地滞在24時間以内のみ
- 余談:わたしの活用法
- JALファーストクラス・ビジネスクラスを乗り継ぐ
- キャセイ航空のファーストクラス特典航空券もお得
- アラスカ航空とは?
- 3大アライアンスには不参加
- アラスカ航空でJAL特典航空券を予約する方法
- JAL便の座席指定方法
- アラスカ航空での特典航空券キャンセル・変更方法
- アラスカ航空マイル Alaska Mileage Planの貯め方
- アラスカ航空マイルの貯め方② 提携航空会社の搭乗マイル
- アラスカ航空マイルの貯め方③・・・SPGアメックス
- まとめ これほどお得なビジネス特典航空券も珍しい?
25,000マイルでJALビジネスクラス長距離路線に乗る
今回発券したのはこちらのルートです。東京で乗り継ぐ2本のフライトですが、どちらの便も、JALビジネスクラスでの利用です。
- シンガポール→東京(羽田)
- 東京(成田)→インド・デリー
東京には無料で最大1年間滞在可能です。海外発ですから、少し見慣れないルートになるかと思いますが、これについては後ほどご説明しますね。
わたしのようにインドに行く人はあまりいないでしょうが(笑)、次のようなパターンでも、JALビジネスクラスに乗って、東南アジア往復が可能です。必要なのは同じくたったの25,000マイル。
シンガポール→東京(ストップオーバー)→バンコク
先ほども触れましたが、この特典航空券の特長は、最大で1年間のストップオーバーが無料でできることなんです。わたしは東京に住んでいるので、2本目のフライトは、数ヵ月後にしました。このチケットの発券に要したマイルは、わずか25,000マイルです。今回使ったのは、アラスカ航空のマイルです。
アラスカ航空ってなに?という方も多いかと思いますが、意外と貯めやすいマイレージ・プログラムなんです。その貯め方や使い方、特徴については、後ほど詳しく触れますね。その前にまずアラスカ・マイルがいかにお得なのか、なにができるのかについてお伝えします。
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JALマイルとアラスカ・マイルの比較
ところで「お得お得」と言っていますが、本家のJALマイルと比べて、この発券方法はどれほどお得なのでしょうか? わたしが発券したのと同じシンガポール→東京→デリーという路線を、本家のJAL特典航空券で取ると、なんと80,000JALマイルが必要です。
- 25,000アラスカ航空マイル
- 80,000JALマイル
単純な東京-シンガポールのJALビジネスクラス往復便であっても、同じく80,000JALマイルが必要です。
比較すると、約70%offで利用できる計算になります。めちゃくちゃお得ですよね? なおこの発券方法は、アジア圏内であれば、ジャカルタやクアラルンプールなど、他のJAL就航路線でも活用可能です。
距離が近い中国や台湾あたりだと、JALマイルと比べた場合、あまりメリットはありません。東南アジア/インド・エリアでの利用がおすすめです。
アラスカ航空マイルでJAL特典航空券を発券する際のルール
アラスカ航空マイルの使い方ですが、今回ご紹介するJALビジネスクラスの発券にあたっては、いくつかのルールがあります。主な点をまとめると、
- アジアA国発→日本→アジアB国着とすること
- A国発→日本→A国着は不可
- 日本発着は不可(現地滞在24時間以内、かつ国内別都市発着なら可能)
- JALコードシェア便の発券は不可
JALビジネスクラス特典でアジア周遊しよう
実際の発券パターンとしては、東南アジア路線で活用するのがおすすめです。それも、連続して利用すると、最大限活用できます。具体的には、
旅程A)バンコク→東京→シンガポール
旅程B)シンガポール→東京→クアラルンプール
旅程C)クアラルンプール→東京→ホーチミン
といった具合。いずれの旅程も、25,000マイルで行くことができます。つまり、このチケットをグルグルグルと、延々と繰り返していけば、JALマイル本家よりも、はるかにお得に東南アジア周遊の旅を楽しむことができます。しかも各フライトの間は、最大で一年間のストップオーバーが可能です。
- A往) バンコク→日本
- A復) 日本→シンガポール
- B往) シンガポール→日本
- B復) 日本→クアラルンプール
- C往) クアラルンプール→日本
- C復) 日本→ホーチミン
というように使います。チケットAの復路(日本→シンガポール)とチケットBの往路(シンガポール→日本)を組み合わせるイメージですね。この例では、全部で6本のフライトです。最大一年間ストップオーバーできる権利を最大限使いましょう。
A、B、C3枚のチケットを組み合わせると、日本-東南アジア間を、JALビジネスクラスで3往復できるわけです。これにかかるのは、25,000×3=75,000アラスカ・マイル。本家JALでは、一往復するだけで80,000マイルが必要です。アラスカ・マイルのお得さがお分かりいただけるかと思います。
- 75,000アラスカマイル・・・JALビジネスクラス3往復
- 80,000JALマイル・・・JALビジネスクラス1往復
デメリット:まず現地へ行く必要がある
日本発の場合は使えないーーつまり、なんらかの方法で出発地に行かなければならないのがほとんど唯一のデメリットと言えます。これは残念な点ではありますが、総合的に考えると、わずか25,000マイルでJALビジネスクラスを往復利用できるなら、それを補って余りある魅力があると言えるでしょう。
最初の現地へのフライトはふつうにJALマイルで取ったり、ブリティッシュエアウェイズのAvios、あるいはLCC等を利用するのもありかと思います。後ほど触れますが、日本発の片道チケットをアラスカ・マイルで取って、途中放棄するというのも考えられます。
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JALビジネスクラス格安マイルのトリックと発券例
▲JALビジネスクラス SkySuiteIII
25,000マイルというのは一瞬、信じられないほどのお得さですが、なぜこんな格安マイル数で発券できるのか。それは、あくまでも片道航空券として発券しているためです。
▲シンガポール→羽田→バンコク 25,000マイル
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注意点:同一都市発着は不可
▲バンコク→東京→バンコク 50,000マイル
このように同一都市発着にすると、往復と見なされ(そりゃそうです)、倍の50,000マイルが必要になってしまいます。意味がありません。
日本発着の場合は現地滞在24時間以内のみ
海外発ではなく日本発着で利用できたらこれほどお得なことはないのですが、残念ながらそううまくはいきません。発券自体は可能なのですが、現地滞在24時間以内となってしまいます。加えて、日本国内での発着地は別にしなければなりません。
▲羽田-バンコク-関空 25,000マイル
ただ面白い使い方もできなくはありません。この便だと、バンコクにまるまる24時間滞在できることになります。それはそれでありかもしれないですね。とくに弾丸トラベラーの方には。
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JALビジネスクラスを乗り倒す
このルートは、飛行機に乗ることがとにかく好きな方、とくにTwitterなどにはわりと多く見受けられますので、そういう方にはおすすめです(笑)。
▲成田→ジャカルタ1泊→成田→台北1泊→大阪 25,000マイル
ここまでくるともう滅茶苦茶ですね! 全4区間JALビジネスクラスに搭乗して、必要マイル数は変わらず、25,000マイルです。ただし、すべて24時間以内に次のフライトに乗らなければなりません。少なくとも台北では夜店に行ったり、一泊遊べそうではありますね。
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途中放棄してアジア周遊へ繋げる
このようなチケットの最終区間をキャンセルして、先ほどご紹介したアジア周遊連続チケットに繋げるのも面白いと思います。このケースでは最後の台北→大阪レグを捨てて、別の台北発チケットにつなげていきます。
- 成田→ジャカルタ1泊→成田→台北1泊→大阪(放棄)
- 台北→日本→バンコク
- バンコク→日本→シンガポール
- シンガポール→日本→etc.
こんなイメージですね。ただし台北→大阪をキャンセルした場合、125ドルのキャンセル・変更料がかかる可能性もあります。アラスカのポリシーに違反しているわけではないので、機会があったら実際にやってみたいですね。
Changing your travelAlaska Airlines
▲札幌→関空→バンコク→羽田→沖縄 25,000マイル
おまけですが、こんなルートもありました。検索するといろんなルートが出てくるので面白いです。
日本同都市発着の場合は2倍のマイルが必要。でもJALよりお得
▲羽田-バンコク-羽田 50,000マイル
注意していただきたいのは、たとえば羽田→バンコク→羽田のようなフライトだと、往復扱いとなり、倍の5万マイルが必要となってしまいます。「往復扱いとなり」というか、どう見ても実際に往復しているので言い逃れはできません(笑)。
とはいえ、往復で5万アラスカ・マイルかかったとしても、本家JALマイルでは6~8万マイルかかるので、悪くはないんですけどね。往復発券だと、ゆっくりとバンコクにも長期滞在可能です。
余談:わたしの活用法
利用法は人それぞれなので、あまりご参考にはならないかもしれませんが。わたしが今回発券した「シンガポール→羽田→デリー」の第一区間は、ニュージーランド往復の帰国便として利用する予定です。この全旅程は、以下の通り。
- 羽田→バンコク・・・タイ航空A380ファーストクラス
- バンコク→シドニー・・・タイ航空747ファーストクラス
- シドニー→クライストチャーチ・・・ニュージーランド航空エコノミー
- クライストチャーチ→シドニー・・・未定
- シドニー→シンガポール・・・シンガポール航空A380スイート
- シンガポール→羽田・・・JALビジネスクラス(アラスカ・マイル利用)
シンガポール航空A380スイート、タイ航空ダブル・ファーストクラス、そして今回のJALビジネスクラスと、なかなか豪華なフライトを乗り継ぐ予定なので楽しみです。なおJAL便以外は、主にUA(ユナイテッド航空)マイルを利用して発券しました。SPGアメックスのスターポイントの交換先としては、一番効率がいいのがUAマイルなんですよね。詳しくは次の記事をどうぞ。
オセアニアのJALビジネスクラス路線でも発券可能
さて話をアラスカ・マイルに戻すと、オーストラリアへも25,000マイルで、JALのビジネスクラスに乗れます。
▲東京→メルボルン→名古屋 25,000マイル
ただし日本発着なので、現地には24時間以内しか滞在できません。しかもこの便の場合は、1時間40分と、乗り継ぎ時間がかなりシビアですね。MCT(Minumum Connecting Time:最低乗継時間)を満たしているとは思いますが、どうでしょう…よっぽどJALのビジネスクラスに乗ってみたい人以外には勧めにくいです。
JALファーストクラス・ビジネスクラスを乗り継ぐ
アラスカ航空マイルならではの、片道でつないでいくという活用法が少々イメージしにくいかもしれないので、わたしが今考えているルートをご紹介しますね。参考になりましたら。ファーストクラスを絡めてもお得なんです。
発券例:インドからアメリカへ地球半周の旅
今回は「シンガポール→日本→デリー(インド)」というチケットを発券したわけですが。さてインドに行ったらどうやって帰るべきでしょうか……。ここでまた片道の活用法が出てきます。
▲デリー→成田→ニューヨークJFK 70,000マイル
デリーから東京はビジネスクラス、そして東京からJFKへはファーストクラスです。距離にして10,000マイルを超え、地球半周に迫る長さです。これが70,000アラスカ・マイルで発券できます(JAL本家で同じルートを取ると110,000JALマイルが必要)。そして、重要な点ですが、無料で日本でストップオーバー可能です。
この流れで、JFKに行ったとして、ニューヨークからどう帰るか考えてみます。北米→日本→東南アジアのJALファーストクラス/ビジネスクラスの組み合わせが、75,000アラスカ・マイルで利用できます。
▲JFK→成田→バンコク 75,000マイル
以前は東京からジャカルタまでJALのファーストクラス便があったのですが、2018年7月現在はビジネスクラスになるのが少し残念なところ。まぁ、ニューヨークと東京間をファーストで飛べるだけでも悪くはありません。このルートでももちろん日本でストップオーバー可能です。ニューヨーク-東京間のJALファーストクラス搭乗記はこちら。
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キャセイ航空のファーストクラス特典航空券もお得
アラスカ航空はJALだけでなく、キャセイ・パシフィックとも提携しています。JALビジネスクラス往復25,000マイルより少し多い、27,500アラスカ・マイルで、アジア内のファーストクラス特典を片道発券できます。たとえば日本→香港など。
東南アジアから香港を経由して日本へ行く便も利用できますが、キャセイのファーストクラスを使う場合、30,000マイルが必要となります。ただし残念ながらこのケースでは、香港での24時間を超えるストップオーバーはできません。
ただキャセイのファーストクラスを使うのであれば、トランジットであっても、東アジア圏で最高峰のラウンジとして名高いThe Wing、 The Pierを利用できます。浴室「カバナ」でお風呂につかり、ラウンジで飲茶に舌鼓を打つ――そんな風にのんびりと空港でトランジットを楽しむのも大いにありだと思います。
キャセイ航空の特典はウェブ予約ができません
ひとつ、キャセイの特典航空券を使うとき、残念なお知らせがあります。JAL便の予約・発券手続きはアラスカ航空の公式サイトからすべてできるのですが、キャセイはオンライン手続きが不可で、電話しなければなりません。なので発券例をお見せすることができませんでした。
日本に就航していないアラスカ航空。電話では英語でのやり取りが必要となります。それが難しい場合は、JAL便を利用するよりないですね。
アラスカ航空とは?
さて、ではあらためてご紹介します。この裏技に必要なのはAlaska Airlines、アラスカ航空のマイルです。アラスカ航空なんて、あまりなじみがないですよね。日本には就航しておらず、日本語のサイトもありません。
アラスカ航空公式サイトAlaska Airlines
アラスカ航空は1932年創業。もともとは、その名の通り、アメリカのアラスカ州アンカレッジをベースに成長を遂げたエアラインです。今でも尾翼にエスキモー(イヌイット)の顔が描かれているのが特徴的です。
日本では知名度の低い航空会社ですが、現在では、ワシントン州シアトルを本拠地として、アメリカ西海岸では最大規模の路線網を保有しています。
3大アライアンスには不参加
アラスカ航空は、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームいずれのアライアンスにも参加していません。しかし多くのエアラインと個別にコードシェアを初めとした提携関係を築いています。
Aer Lingus | Fiji Airways | LATAM Chile |
American Airlines | Finnair | PenAir |
British Airways | Hainan Airlines | Qantas |
Cathay Pacific | Icelandair | Ravn Alaska |
Condor Flugdienst | Japan Airlines | Singapore Airlines |
Emirates | Korean Air |
JAL、キャセイも含まれており、アラスカ航空のマイルで、JALの特典航空券を取ることが可能なんですね。JALマイルの使い道としては、エミレーツ航空の特典航空券を発券するのが非常にお得として有名ですが、今回の裏技は、JALの特典航空券をお得に発券する方法となります。
- JAL国内線・・・BAのAviosがお得
- JAL国際線・・・アラスカ・マイルがお得
- エミレーツ航空・・・JALマイルがお得
うーん、こうして見ると、あらためて特典航空券の世界は複雑ですねぇ。JALマイルを使ったエミレーツの発券については以下の記事をどうぞ。
アラスカ航空でJAL特典航空券を予約する方法
実際に予約するまでの流れを見てみましょう。当たり前ですが、アラスカ航空のマイル・プログラム「Mielage Plan」の会員になっていなければいけません。ただし会員にならなくても、特典航空券の検索は可能なので、色々遊んでみてください。
上部の「SIGN UP」からメンバー登録できます。検索する際には、左下の「All search options」をクリック。
続いて、Use milesにチェックを入れます。そして、大事なのは、Multi-cityを選ぶこと。片道発券であってもOne-wayではなく、Multi-cityにしてくださいね。
あとは出発地、経由地、到着地の順に、これまでご紹介してきたような各都市名を入れて検索するだけです。たとえばバンコク→東京→シンガポール便は、上記のように入力します。Returning flight(復路)の欄は空欄でかまいません。
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日本発着便の場合は、上記のように検索します。「東京→シンガポール→関空」で検索しています。「FIND FLIGHTS」をクリックすると、次のように検索結果が現れます。
このように様々なルートが出てきますので、ネタになりそうな都合の良いフライトを選び、「ADD TO CART」をクリックします。なお、この際、混成クラスになる場合は次のようなポップアップが出ます。
成田→シンガポール→羽田はビジネスクラスですが、羽田→千歳→関空はエコノミーになるようです(修行でもないのにどんなルートなんでしょうか)。問題がなければ、「CONTINUE」し、「ADD TO CART」へ。
確認画面が出るので、フライトの時間や空港をよく確認しましょう。問題がなければ「NEXT」を押し、あとは通常の決済画面となります。
JAL便の座席指定方法
特典航空券の予約が完了すると、アラスカの予約コードとは別に、Japan Airlines confirmation codeというJAL用の予約コードが発行されます。
これをJALのサイトで入力すれば、JAL側でも確認できるようになります。
▲このようにJMBの予約一覧に加えることも可能です。
あとは通常のJAL便と同様、座席指定可能となります。JALがAmadeusを導入した恩恵もあり、楽チンですね。
アラスカ航空での特典航空券キャンセル・変更方法
以前は60日以前のキャンセル・変更は無料だったのですが、改悪の憂き目にあい、アラスカマイルのプログラム上級会員MVP Gold、MVP Gold 75K以外は、125USドルかかるようになってしまいました。
変更する場合は、キャンセルの横にある「CHANGE」を選びます。
搭乗者を選ぶと、予約済みの「シンガポール→羽田/成田→デリー」というフライトが出てきました。アラスカ航空の良いところは、このフライトの一部区間だけを変更可能なことです。
「シンガポール→羽田」を保持したまま、行き先をデリーではなくバンコクに変更しました。あとは検索して、乗りたい便を探しましょう。
アラスカ航空マイル Alaska Mileage Planの貯め方
アラスカ航空のマイルは、正式名称を「Mileage Plan」といいます。ここで問題になるのが、アラスカ航空のマイルなんてふつうは持っていない!という点ですよね。でも、日本に就航していない割には意外とマイルを貯めやすい会社で、いろいろ選択肢があるのです。
アラスカ航空マイルを貯める方法①・・・バイマイル
アラスカ航空のマイルは購入可能です。セールも時折やっており、この記事を執筆中も、最大で40%のボーナスがつくセールを開催しています(2018年7月13日まで)。販売条件は次の通りです。30,000マイル以上でボーナス40%がつきます。
- 42,000マイル・・・886USドル(98,000円)
- マイル単価・・・2.3円
バイマイルの相場は2円以下と言われますので少しお高いですね。ただ、今回わたしが発券したチケットにあてはめてみると、25,000マイル×2.3=57,500円。JALのビジネスクラスで東南アジア往復できるとなれば、十分検討に値するのではないでしょうか。JALだと、エコノミークラスの往復チケットでも、それ以上することは珍しくありませんからね。
アラスカ航空のマイルは実質無期限
「いきなり4万マイルも買っても使いきれるか不安」という方もいるかもしれませんが、アラスカ航空のマイレージは一応有効期限が3年ではあるものの、マイルの変動があれば延長されるため、実質的に無期限です。購入する際にも年間上限などはとくにありません。
アラスカ航空マイルの貯め方② 提携航空会社の搭乗マイル
先ほどあげた提携航空会社の便に有償で乗る際には、アラスカ航空へマイルをつけるようにするのもひとつの案だと思います。もちろんJAL搭乗時も、アラスカマイルに付与することが可能です。JGC修行をされている方などはいかがでしょうか?
他社便ビジネスクラス、ファーストクラスの積算率が高い
他社便の中でも、ビジネス、ファーストクラスの積算率が高く設定されています。JALファーストクラスにいたっては積算率350%という驚異的な数字です。
JAL便利用時の詳細な積算率については公式サイトをご覧ください。
Japan AirlinesAlaska Airline
アラスカ航空マイルの貯め方③・・・SPGアメックス
SPGアメックスはマイラー御用達のクレジットカードとしてすっかり定着しました。驚くほどの大人気ですよね。無料宿泊券や無料アップグレードなどが目を引きますが、実は、個人的にはマイルの移行先が豊富な点が一番嬉しかったりします。
SPGアメックスのスターポイントは、アラスカ航空のマイルにも交換可能です。しかも20,000ポイント以上を交換すると5,000ポイントのボーナスがつくため、
- 20,000スターポイント→25,000アラスカ・マイル
ぴたり、アジア往復に必要な25,000マイルとなります。SPGアメックスは紹介入会で12,000スターポイントがいきなりもらえますし、スターポイントも購入することが可能なので、十分現実的な目標かと思います。スターポイントの使い道としても、大いにおすすめしたいですね。SPGアメックスのその他のメリットと紹介入会をご希望の方は次の記事をご覧ください。
さらにお得なのはマリオットの「トラベルパッケージ」。こちらにもアラスカ航空マイルへの交換プランがあります。残念ながら2018年8月以降は、SPG・マリオットの統合によってトラベルパッケージは改悪となるので、それまでに移す事がおすすめです。
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まとめ これほどお得なビジネス特典航空券も珍しい?
アラスカ航空のマイルでJAL便に乗る方法は、少し難易度が高いかも知れません。画面はすべて英語ですし、片道を乗り継いでいかなければいけません(もちろん単発でも十分お得ではあるのですが)。しかし、とくに東南アジア旅行をメインに据えると、これほどお得なマイル・特典航空券の使い方はなかなかあるものではありません。
あえて懸念を言えば、あまりにお得なので「いつ改悪されるかわからない」という恐れはあろうかと思います。JALマイルでエミレーツ航空にお得に乗れますが、実は、以前はアラスカ航空のマイルでも同じようなことが可能でした。しかしある日突然改悪になってしまったんですよね。
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