6月のアーカンソー選手権で米ツアー初優勝を飾った畑岡奈紗(19)=森ビル=が10日、一時帰国。成田空港で取材に応じた。
「たくさん集まってくれていると聞いていたので、ドキドキしながら飛行機を降りました」と畑岡。「デビューから2年以内に優勝という目標を達成できてうれしい。優勝当日は本当に夢みたいだったけれど、みなさんにお祝いのメッセージをいただき実感が湧いてきた。今までで一番の優勝です」と、改めて喜びをかみしめながら話した。
5月の日本ツアー・サロンパス杯以来2カ月ぶりの日本に「おすしとか生ものが食べたい。ラーメンもいいですね」と、約1週間の里帰りに食欲も増しているよう。今後は26~29日のスコットランド女子オープン、全英リコー女子オープン(8月2~5日)への出場を決めているが、日本での次戦はまだ決まっていないという。
現在米ツアー賞金ランクは2位につけており、賞金女王を期待する声もあるが、「今は年内に世界ランクトップ10入り(現在13位)を目指したい」という。2020年東京五輪についても「母国の人に感動を与えられるように、代表になって頑張りたい」と自信と希望を浮かべた。 (月橋文美)