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AIが魚種を見分けるアプリ「フィッシュ」 約300万点の写真を人力でタグ付けて学習

» 2018年07月11日 19時41分 公開
[ITmedia]

 釣り船予約サイトなどを運営するB.Creation(兵庫県芦屋市)は7月11日、AI(人工知能)を活用して写真に写った魚の種類を判別するスマートフォンアプリ「フィッシュ」(iOS/Android、無料)を公開した。11日時点で80種の魚を判別できるという。

魚 AI(人工知能)を活用して写真に写った魚の種類を判別するスマートフォンアプリ「フィッシュ」(iOS/Android、無料)
魚

 スマートフォンで撮影した写真か、端末内に保存した写真から、AIが魚の種類を判別。魚の名称や科目、特徴、どのような料理に向くかといった情報が見られる。危険な魚種の場合は、判定ページでドクロマークなどを表示して注意を促す。

魚の判定画面

 釣り船予約サイト「釣割」(ちょうわり)を通じて釣り人から集めた約300万点の魚画像をデータベース化し、各画像の魚の種類を人力でタグ付け。そこから得られたデータや図鑑などの情報を活用した。

 同社は、1つの魚種に対し、明るさや角度、対象物以外の写り込みといった条件の異なるさまざまな画像を学習させることで、判定の精度を高めたとしている。今後も判別できる魚を増やすという。

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