2017年10月の発売以来、ヒット製品となっている小型スマートスピーカーの「Google Home Mini」だが、ここにきて壁掛けホルダーを中心とした関連アクセサリーが続々と登場しつつある。
面白いのはこれらがAmazon.co.jpでも販売されていることで、競合となる製品やサービスの扱いがあまりよくない(と報じられることの多い)Amazonにしては、異例の展開といっていい状況だ。
今回はそんなGoogle Home Mini関連アクセサリーの一つ、Oittmの壁掛けホルダーを購入したので、その使い勝手を紹介したい。Amazonでの販売価格は999円(税込)だ。
本製品は、Google Home Miniを壁面のコンセントに固定するためのホルダーだ。本体だけではなく、ACアダプターも込みで壁面のコンセントからぶら下げてしまおうというコンセプトが特徴だ。以前紹介した「Amazon Echo Dot」用のホルダーと同様のコンセプトである。
セット方法は簡単で、まず本体上部の丸い穴にACアダプターをはめ込んだ後、裏面のガイドに沿ってケーブルを巻き取っていく。Google Home MiniのACアダプターはケーブルが非常に長いことが特徴だが、本製品の背面のガイドに沿っていけば、このケーブルをスッキリと収納できる。
続いて、Google Home Mini本体をホルダーの中央にはめ込んで固定し、背面から回り込んだケーブルを差し込めば完了だ。後はホルダーごと、壁面のコンセントに差し込めばよい。
Google Home Mini本体をはめ込んだ部分は両サイドがちょうど空いた構造になっているので、本体両サイドをタップして音量を調節する場合も干渉することはない。もちろんLEDが見づらくなるといった問題もなく、快適に利用できる。
なお、Google Home Miniは先日のアップデートで音量ボタンの左右を入れ替えられる機能が追加されたが、本製品はケーブルが上に伸びる配置になっているため、ボタンの左右は入れ替えなくとも、そのまま使用できる。
Google Home Miniが取り回しにくい最大の理由は、長めのケーブルに負うところが大きいわけだが、本製品はこのケーブルを全て巻き取ってくれるので、見た目がスッキリする。同じ製品とは思えないほどだ。
またホルダーは一体成型でしっかりと固定できることから、音量を調節する際に、本体の左右を強い勢いでタップしても安定している。前回紹介した、DMM.makeのクリエイターズマーケットで購入したステープラー固定式のホルダーと比べても、安定性に優れている。
ACアダプターごとコンセントからぶら下げるという性格上、設置場所はどうしても制限されるが、今回試した限りではコンセントの隣の口と干渉することもなく、合理的な設計だと感じさせられた。設置場所さえきちんと確保できるようであれば、間違いなくおすすめの製品といえる。
ちなみにAmazonでは同様のコンセプトの製品が複数登場しているが、いずれも1000円前後と安価で、費用的にも負担にならない。Google Home Miniの置き場所がいまいちしっくり来ていない人は、導入を検討してみてはいかがだろうか。
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