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もう一般ユーザー向けから撤退したら?Surface Goの日本版の一般ユーザー向け販売価格が正直ぼったくり過ぎる件に関して

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海外版は良コストパフォーマンス機なのにどうしてこうなった!!
MicrosoftがSurfaceシリーズのエントリーモデルである「Surface Go」を発表し、7月11日には日本での正式投入・および価格の発表も行われました。

今回リリースされたSurface GoはSurfaceシリーズの中では廉価版に相当するモデルで、Windows RTを搭載していた「Surface RT/RT2」、およびIntel Atomプロセッサを搭載していた「Surface 3」の流れをくむ、コストパフォーマンスに優れたWindows 10タブレットです。

海外版の詳細はすでにウインタブさんで記事になっていますのでそちらを参照されるといいかと思われます。

Microsoft Surface Go - 期待の10インチSurface、海外で予約受け付け開始!詳細スペックも判明しました : ウインタブ

米国版の価格はウインタブさんの記事にもあるとおり、一番下の4GB/eMMC 64GBモデルで399ドル(約44,500円)と、これならばiPad Proどころか第6世代iPadのレンジすら食える良コストパフォーマンスWindowsタブレットになる…はずだったのですが、なぜか本日発表された日本版の販売価格は64.800円と偉くぼった食ったような価格設定になっています。

この価格帯だとCore mシリーズをCPUに搭載したHuawei Matebook EやSamsung 銀河ちゃん本 10.4が競合になるわけですが、Surface Goの廉価モデルはCore mより処理能力が落ちるPentium Gold 4415Yを搭載でこの価格。

さらにプリインストールされているOSはWindows 10 Proではなく通常のデスクトップアプリがインストールできないWindows 10 Home Sモード(ただし通常版Homeへのモード切り替えも可能)。価格設定が上がった理由とされるMicrosoft Officeは今更Office 365サービスやOffice本体の永続アップグレード権が付いておらず、さらにまもなく旧バージョンになるMicrosoft Office Home & Business 2016(今年後半に買い切り版Officeの最新バージョンであるMicrosoft Office 2019がリリース予定。一応優待アップグレードキャンペーンを行う可能性もあるが現時点では未定。)

さらにキーボードやペンをそろえると廉価モデルですら10万に達してしまうため、「良コストパフォーマンスWindows 10タブレット」どころか「スペックがそこまで高くないのに旧バージョンのOfficeが強制バンドルされて他メーカーのタブレットより販売価格が高いタブレット」ということになってしまいます。

Surfaceシリーズに関してはどうも一般ユーザーに対してはやる気のないような販売価格で展開していますが、もういっそここまでやる気がないのであれば企業ユーザー向けに絞って一般ユーザー向けの販売からは撤退してしまったほうが良いとすら思うのですが、いかがでしょうか…

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