2017-08-01
某監督が某制作会社の社長兼制作プロデューサーと思われる人を「ゴミクソプロデューサー」と自分のブログでこき下ろしている。2年前まで自分が経営者だった制作会社を、理不尽な要求を突き付けられ金をジャブジャブ使われた挙句、崩壊させられ、その「旦那」(アニメーターであり演出家)が結託して製作委員会を騙し、最後には作品自体から追い出された、という。人間として良心があるのかと訴えているが。
ちょうど2年前、僕はこの監督の作っていた映画の後編にパート演出としてかかわっていた。制作が始まってしばらくしてから上記のプロデューサーから知人を通じて連絡があり、依頼された仕事だったが、その時点で監督をチェックから引き剥がさないと作品の完成が危ぶまれるという状況になっていて、何百カットも監督の手元には「僕が全部自分でチェックします」とレイアウトが溜め込まれていた。小規模公開の映画とはいえ、劇場でブルーレイを売るということもあり、納品は早めに設定されていた。
プロデューサーが好き勝手にジャブジャブ金を使ったと監督氏は書いているが、元々お金の管理にはすごく厳しい人で、多くの仕事で赤字を出さない人だ。また、カット数を減らせという要求をされたとのことだが、制作期間と予算の問題だろうから、金をジャブジャブ使うというのとは矛盾する。カット数が減れば手間が減り、使う金も減る。尤も、演出のパートを分けたのでその分演出料は支出が増えただろうが、それでも全体の予算から見れば、大した額じゃないはずだ。「旦那」氏は、社内作画のアドバイスなどをやっていたと思うが、その時の映画には直接クレジットもないし、製作委員会に関わったわけでもない。妻であるプロデューサーの相談には乗っていたと思うが、結託して騙す、というレベルの話ではない。
「ゴミクソプロデューサー」の手腕がなければ公開に間に合ったかも怪しかったのに、ものすごい被害者意識にびっくりさせられる。
演出や監督というのは、いろいろな部署に打ち合わせで指示を出し、それをその通りになっているかを全カットチェックするという責任の範囲も広いし、手抜きや粗い仕事、遅滞があれば信用を失くす。だからこそ適切なスピードと丁寧さが必要な信用商売で、失敗(自体はよくあることだとして)した時にそこを反省して更新できない人は「裸の王様」となってしまう。演出に対する批判(悪口というような意味ではない)は制作(プロデューサー)が担うものだし、それを「ゴミクソ」と罵るより先にすることがあると思う。
自称アニメ監督を名乗っている山本寛から脅迫された「とめった( https://twitter.com/tometta_a )」という者です。
こちらの記事(http://d.hatena.ne.jp/mitahiroshi/20170801)に対して山本寛が根拠と言質を示すようコメントしたそうなのですが、本当でしょうか。
参考ツイート:https://twitter.com/yamacane_0901/status/1016853271875481600
もし、嘘だった場合は、コメントされていない証拠をご報告頂けると有り難いのですが…、ご多忙のところ、誠に恐れ入りますが、ご返答のほど、何とぞ宜しくお願い致します。
また、この件に関して、こっそりとで良いので教えて頂けると有り難いです。
以上、宜しくお願い致します。
この記事の根拠と言質を示してください。
事実無根の場合は削除してください。
応じない場合は法的措置を採ります。
プゲラッチョ
山本さんの書かれた内容も事実無根だったのですか?
山本さんの書かれた内容も事実無根だったのですか?
山本さんの書かれた内容も事実無根だったのですか?
http://archive.fo/xplYn
件の消されたブログ記事の魚拓、参考までに置いておきますね
自分が消しておけばていうか投稿されて1年近いこのブログに今日になって噛み付いても大丈夫だと思ってるなら面白すぎる
あと、当事者なのに『の場合は』っておかしいよね。
訴えが起こされなければ逆にこちらから脅迫されたって警察に届けることも可能だしどう転んでも何の問題ないな
"訴えてやるー"って、頭が悪い上に具体的に訴える手立てを講じていないなら
強迫行為だぞ
絶望がお前のゴールだ