島村楽器 吉祥寺パルコ店 シマブロ

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【手作りレッスン⑦-2】ねねの音彩(ねいろ)~ピアノサロン通信Vol.29~

こんにちは~!
最近はが続いたり気温も下がったりと、落ち着かないですね~


そんな中、スカッとした青空が見れると、なんだかほっとします!


酒井自身、その日の天気や気持ちに合わせてピアノの弾き方も変えて弾いてみる!という遊びをするのが、結構好きだったりします。


ここ最近の酒井のピアノ事情は、ひたすら練習!!という感じよりは、ピアノの音に癒される時間を作っています。

高音域低音域を単音でゆっくりと1音ずつ鳴らして、その響きが消えるまで聴き続ける…という遊び、楽しくて(聴く力も鍛えられて)おすすめです!(笑)


皆さんは今日の天気今の気分に、
どんな音楽が浮かんできますか………(^-^*)?




本日は手作りレッスン⑦-2でございます!


ちなみに、前回のおさらいはこちらです

kichijoji.shimablo.com


それではさっそく、いってみましょ~~



■同じ音でも、意味はまったく違う音。


楽譜の、オレンジで囲った部分。
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右手・・・「ラ・ラ・ラ」が3回続く。

左手・・・「ファ・ミ・レ」と順番に下がる。



皆さん、この左手に注目~~~!

実はこの「ファ・ミ・レ」という音。

ある和音の根っこになる音だけを拾って、作っています!

そしてそれぞれ3音とも、和音 (コード)が違うのです。


では実際に、動画をご覧ください ♪




このように、右手の音は「ラ」だけで変化が無くても、左手の和音が一つずつ変わっていくことで、素敵な響きを生み出してくれているのです。



ですので・・・

右手の音を、3回とも同じだ!とだけ思うのではなく、

それぞれに違う響き・意味が音に込められている。


というのを感じながら、聴いて弾いてみてください。


■作る際のポイント!


「愛のあいさつ」左手を作っていく際、

1.なるべくシンプルな音だけを使う

2.ですが!!聴いていて、きれいだなぁ…と感じられる響きにする


ということを大事にしてみました!


シンプルだからこそ、音について考えられる時間も生まれるのかもしれない・・・なんてふと思った今週なのでした。


また、来週もお会いしましょう~~!!

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