★ さとりずむ ★

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映画『ミッション:インポッシブル2』:人気シリーズ第2弾は、ロン毛トムのナルシストっぷりを堪能できるぞ!で、あのハトは一体何よ!?

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※ぼくはバイク乗れません。

妻:私、『ミッション:インポッシブル2』ってあんまり好きじゃないんだよね

ぼく:なんで?

妻:トムがロン毛だもん。私ロン毛の人きらい

ぼく:おぉ、すげー個人的な意見(笑)

妻:さとるは羨ましいでしょ。髪の毛なくなってきてるもんね

ぼく:ぐぬぬ・・・

 

おっす!さとる(@satorism0321)でっす!
髪の毛の話題にもめげず!今日は大人気シリーズ第2作目を紹介するよー!!

殺人ウィルス「キメラ」を取り戻せ!

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『ミッション:インポッシブル2』 (原題:"M:I-2 / Misson Impossible II") 2000年アメリカ

オススメ度:★★★★★

ジョン・ウー監督作品。

CIA内組織である特殊作戦部、通称IMF(Impossible Misson Force)に所属する諜報員の活躍を描く、人気シリーズ第2作。
感染すると20時間以内に死に至る殺人ウィルス「キメラ」と、そのワクチン「ベレロフォン」がテロリストによって強奪され、主人公イーサンを中心としたIMFチームはその奪還を目指す、というのが今回のお話。

筋骨隆々な肉体美を見せ付けられるロッククライミングシーンから始まるこの映画は、トムの・トムによる・トムのための「カッコいいオレを見ろーー!」全開なアクション・エンタテイメントである!

ロン毛のトムがやたらニヤニヤする映画だぞぉぉぉヽ( `д´)ノ

星2と辛口評価だけど、ツッコミ入れながら見たりするとそこそこ楽しめるよ(笑)

登場人物紹介

イーサン・ハント / トム・クルーズ

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IMFに所属するスゴ腕諜報員。
余暇でロッククライミングを楽しんでいたところ、今回の任務に呼び出される。

イケメン。ムキムキ。モテる。悔しい。タンスの角で小指ぶつければいいのに!

ナイア・ノードフ=ホール / タンディ・ニュートン

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本作のヒロインで、テロリストのボスであるショーンの元恋人という立場をIMFに利用される。
褐色の肌が美しい、悩殺ボディ。もちろんトムに口説かれる。

演じるタンディは、トム・クルーズの当時の奥さまであるニコール・キッドマンと共演した過去があり、彼女の推薦で本作に抜擢されたんだそうな。

ショーン・アンブローズ / ダグレイ・スコット

f:id:satorism:20180709213744j:plainキメラとベレロフォンを強奪した、テロリスト集団のボス。
どことなくクエンティン・タランティーノに似てる気がするのはぼくだけかな?

さとる的おすすめポイント

ノンクレジットで名優が出演している

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イーサンの上司スワンベックを、ぼくの大好きな俳優の1人・名優アンソニー・ホプキンスが演じている。

ホプキンスといえば、映画『羊たちの沈黙』で演じたハンニバル・レクター博士が超有名で、本国イギリスにおいてナイトの称号も得ているお方。
なぜかノンクレジット。なんでかね?

元々この役は『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフを演じたイアン・マッケランに打診していたようだが、スケジュールの都合で断られたらしい。

ダサく感じるなら、それはたぶんジョン・ウーのせい

本作の監督は中国出身のジョン・ウー
熱狂的なファンも多いのだけれど、どうもこの人の演出はぼくの好みではないんだよなぁ(笑)
くどいというかなんというか・・・ズームの多用もうーんって感じで。

もしアナタが「ダサいなぁ」と思うなら、それは監督のせいだ。

ウー監督といえば、ニコラス・ケイジとジョン・トラヴォルタ主演の『フェイス/オフ』(1997)が大ヒットし、日本でも一気に有名になったような記憶。
トラヴォルタとクリスチャン・スレーターの共演作『ブロークン・アロー』(1996)は結構好きで、何度か見たっけな。演出云々より、トラヴォルタがいいんだけどね!

テーマ曲を担当したのは、あの超有名バンド

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「ミッション:インポッシブル」と言えば、お馴染みのテーマ曲。

本作でアレンジを担当したのは当時絶大な人気を誇っていたミクスチャーバンド、リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)。
同曲は「Take A Look Around」というタイトルで、彼らの3枚目のアルバム「Chocolate Starfish and the Hotdog Flavored Water」に収録されている。

この頃、ぼくもめちゃくちゃリンプ聴いてたっけなぁ(*´꒳`*)

ちなみに、劇中の音楽を担当しているのは、ハリウッドの売れっ子作曲家ハンス・ジマー
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の作曲家と言えば、「あ~」という方も多いんじゃないかな。
本作はド派手なジマー節こそないものの、オリジナルを踏襲した前作に比べると現代的なサウンドに仕上がっている。

あのハトはなんなんだよ?

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テロリストの地下アジトになぜかハトの群れ。
どっから入ってきたのよ。

とはいえ、ジョン・ウーの映画といえばハトなのよね。
『男たちの挽歌』とか、ほかの監督作を見たことある方ならわかると思うけど、とにかくハトが出てくるんだこの人の映画は。

なんでかは知らない。それよりもイーサンを見てくれ。格好ダサくないか?

見所はやはり終盤か

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本作最大の見所は、終盤のバイクチェイスシーン

終盤まで見所ないの?って感じだけど、残念ながらコレといってないのが本作。

地下アジトから脱出したイーサンを、銃ではなくなぜかバイクでひき殺そうとする下っ端テロリスト。
トムの超絶ダサいガンアクションにやられ、見事にバイクを取られる間抜けっぷり。

イーサンは颯爽と盗んだバイクで走り出し、いよいよ始まるクライマックスのバイクチェイス。これ絶対トムがバイク乗りたかっただけだよ(´・ω・` )

そして、なぜかテロリストのボスも赤いバイクで出動し、2人のバイク対決が行われるのだッ!!

命がけで守ったのに

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愛するナイアを命がけで守ったイーサン。

なのに、この作品以降ナイアは登場しない。
それどころか、続く「3」では別の女性と婚約までしている始末・・・!
ばか!イーサンのばかっ!!

ナイアとはアバンチュールな恋だったの?どうなのぉぉぉーー!?
これが「吊り橋効果」ってやつなんだろうか。

「吊り橋効果」とは

不安や恐怖を強く感じている時に出会った人に対し、恋愛感情を持ちやすくなる効果のこと。

コトバンクより引用。

最後に

見終わる頃には「あれ?スパイってなんだっけ?」って思うことだろう。
特にスパイ活動を思わせるシーンもなく、ただのアクション映画といっても差し支えない本作ではあるが、全編を通してトムのナルシストっぷりを堪能できる映画にはなっている。


うちの妻のようにロン毛が嫌いではなく、かつトムのニヤついた顔も素敵!って思える人なら、2時間楽しめることだろう。

ただ、前作よりは確かにアクションはパワーアップしていて、これから続くシリーズの方向性を拓いた作品かもしれない。
本作から、トムは何かしら「命がけのヤバいこと」をやるようになった気がする(笑)

余談。
当時同級生がこの映画を劇場で見たあと、イーサンを真似してクルマを飛ばしてたところ、見事スピード違反で捕まったようである。

前作のレビューも併せて読んでみてね!

www.satorism.net

 
それでは今回はこの辺でおしまいっ!参考になれば幸いですーーー!
まったねーーー!!

 

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