『オーバーウォッチ』マーシーのピンクスキンが14億円にものぼる売り上げを達成。乳がん研究基金へ全額寄付

Blizzard Entertainmentは7月9日、『Overwatch(オーバーウォッチ)』のヒーロー「マーシー」向けのレジェンダリースキン「ピンク」などが1270万ドル(約14億円)を売り上げたことを発表した。この収益は、予定どおり全額米国の非営利団体Breast Cancer Research Foundation(乳がん研究基金)に寄付される。この額は、25年運営されてきた同団体における1年の寄付金の最高額となるようだ。

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「ピンク」は、2018年5月9日から22日まで期間限定で販売されたチャリティスキンだ。価格は1620円。乳がん啓発キャンペーンのピンクリボン運動にちなんだピンク色がテーマとなっている(関連記事)。マーシーは医療研究者という経歴を持ち、戦場においても味方の治療を献身的にサポートすることから、今回のチャリティスキンの対象に選ばれた。ピンク色の衣服をまとうだけでなく、髪型もツインテールとなり、凛々しさや成熟を見せるいつものマーシーとはうってかわり、可愛らしさを強調するアレンジがなされている。

この魅力的なピンク色のスキンに発表にあわせて、公式ショップBlizzard Gear Storeでは、VICKSIGH氏がデザインしたマーシーのピンクTシャツも販売。スキンとTシャツをあわせた売り上げが約14億円となる。そのほか、BlizzardはTwitchでもこちらのキャンペーンを展開しており、アイコンやスタンプを配布していた。14ものキャンペーンのストリームでユーザーから募金された13万ドル(約1400万円)も同様に団体へと寄付される。

今回のチャリティキャンペーンでは、Blizzardは寄付の最低保証額を25万ドル(約2700万円)に設定しており、スキンなどの収益だけでは足りない場合は同社が補填して乳がん研究基金に寄付することを発表していた。結果的には、最低保障額を大きく上回る約14億円が同団体へと贈られた。『オーバーウォッチ』のファンベースが巨大かつ献身的だったこと、マーシースキンそのものが魅力的だったことなど、さまざまな要因が絡み合い、今回の大成功に至ったのだろう。今回に発表においては、キュートなピンク・マーシーのファンアートの数々が公開されているので、そちらもチェックしてみてほしい。

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