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その後も、著作権侵害で逮捕者が出るたびに減っていき、前述のように全盛期は50万人を超えたWinnyユーザーは、現在では4万人強に減少した。
ただ一方で、まだ4万人強もいるともいえるだろう。Winnyが登場したときに比べて、現在では様々なWebサービスが存在する。動画配信サイトやストレージサービスなどが多数ある。わざわざWinnyをインストールしなくてもコンテンツの入手先には事欠かない。
そもそも、スマホ世代の若い人たちは、Winnyの存在を知らない可能性が高い。「あくまでも私見だが、以前から利用している人の一部が、現在も利用し続けていると考えられる」(岩崎上席アナリスト)。
海賊版サイトで改めて注目された著作権侵害コンテンツ。同社では、P2Pファイル共有ソフトウエアにおいても、著作権法違反の摘発が強化されると予想している。
さらに加えて、Winnyウイルスによる情報漏洩の危険性も依然存在する。全盛期に比べれば少なくなったものの、Winnyウイルスによる感染被害は今でも発生しているという。WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトウエアをまだ使っている人は、すぐに利用を中止したほうがよい。リスクを負ってまで使い続けるものではない。