【休学という選択】東京でインターンでの日々を語る信大生
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著者
おーはし
最近休学の選択を選ぶ学生が増えてきたらしい・・・・
就活？自分探し？留学？
など色々考えてしまいますよね。でも、皆さんも一度は学校を離れ自由になって時間が欲しいと思ったことないでしょうか？
そこで実際に思うだけでなく、休学をしちゃった人に直撃インタビューしてきました！！
休学を考え始めたきっかけは？
3年生の終わりの時に、就職について考えた時、自分の地元である長野の地銀を漠然と考えていて、妥協だけどとりあえずここ入っておけばいいっていう考え方でした。でも、自分が長く働くのであれば、ちゃんと働くことに関してちゃんと見つめ直さなければならないのではと思いました。そこで、実際東京で働いたりとがっつりとした実務経験がなかったのでインターンを通じてやってみたいという気持ちが強くなりました。
それと、僕は空き家をリノベーションした「ロッピキ」の立ち上げもしていたのですが、
[getpost id=”120″ title=”ロッピキとは”]
これを後輩に受け継いていく体制がまだ整っていなかったこともあり、整えてから2期成にお願いしたいと思っていたのもあります。
なので、大きくこの二つが理由で3年生の9月ごろから考え始め、12月には死ぬほど悩んで”休学”の決断をしました。
休学の申請の裏話
「実は休学って結構書類がめんどくさい！！」
休学するためには、自分の学部棟の学務に行って、正式な休学届けの書類を書かなければいけないのですが、その理由の欄は、経済的、病気、留学、国からの派遣事業のみしか理由が選択できない。
そこでインターシップ＋自分への時間の確保に当たる自分が選択肢に該当しない・・・
仕方がなく経済的理由が簡単なため、父親がリストラされたと嘘をつきました（公務員）
「・・・・おらさ出稼ぎするさ！！！」
って感じですね（笑）
確か面談ありますよね？（笑）
「そうなんですよー。」
実際、面談当日に教授もリストラの件を知っての面談なので神妙な面持ち・・・・
でも、ここまできたら後には引けないと。先生にはリストラの話で貫き通しました。
微妙な雰囲気が流れ・・・・単位確認でまさかのオッケー！
意外に簡単・・・・・！！！！！
（ちなみに執筆者の大橋は面談で30分以上かかりました・・・笑）
休学LIFEスタート！
資金
お金には困らないようにバイトで50万円貯めました！
結局そんなにいらなかったですが、持っておくと安心感はあります。
初日
インターンの働き先確定しなさい、と学務から言われていたので、まずインターン先を探すことから始めました。情報を仕入れるために、インターン情報サイトのwantedlyやETICを結構みましたね。
インターン①（co-ba at 岐阜） 3ヶ月
サイトで探していた時に、co-baというコワーキングスペースの管理人の募集を見つけた。
コワーキング（Coworking）とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い。
co-baは若い人がクラウドファンディングを用いて、資金を集め自分たちで作った経緯もあり、自分が関わった「ロッピキ」に似ていて親近感を感じました。それに、管理人に憧れていたのと今後の「ロッピキ」に生かせそうだからインターン開始。
インターン①実務（co-ba at 岐阜）
コワーキング兼cafeの場所で、業務内容としてcafeをメインに行いました。１日のオーナーをしたり、cafeとコワーキングの運営をしたり、集客のためのイベントを立てたりしました。
だいたい、実働は週4でcafeコワーキング運営、月1でイベント立てる。
結構楽しかったですけど、とにかく・・・・
「・・時給が良かったですぅ。」
（は、はい・・・千村さんキャラやばい・・・）
真剣にいうと、cafeの定員スキルが上がったのと、小さい規模ではありますが、運営とかお金をしっかりとみれたことは大きな経験でしたね。
インターン①まとめ（coba at 岐阜）
今まで出会うことのない大人の人々に触れることで、自分の今後の人生やライフプランについて考える機械になった。実際近くで働いてる人たちは、Uターンの人が多く、都会後の人は輝いていて見えました。なので、そういう生き方もいいなと選択肢が広がった時間でしたね。
ただ、高山は飲み屋が多くて、毎日飲み歩いてしまったので
20万溶けました・・・高山には注意です！（笑）
そんなこんなで、高山インターンを終え「ロッピキ」をより良くしようと意気込んで松本に戻りました。
ロッピキライフ② 4ヶ月
「ロッピキ」の改善点
・お風呂やガスが壊れていて生活に必要なものが欠けていた
・引き継ぎ体制が整っていなかった
・内輪以外のお客さんの確保での集客
まずはこの三つを整えて行きました。やはり人が来る空間なので気持ち良く使ってもらえるように、掃除から始め壊れているところは地道に直して行きました。
お風呂が使えるようになったときはテンション上がりましたねー。
次の引き継ぎ体制も、第二期生との時間を増やし密に会議をすることで、一期生の思いや気持ちは伝えられたかなと思っています。また、二期生も素直な気持ちを話してくれて、それを踏まえての今後の方向性を固めることができ他時間でした！
あとは、イベント！
cobaでのインターン経験を生かして、イベントをたくさんやりました。僕カレーを作るのが得意なので、「カレーなる火曜日」とかでカレーを食べるイベントとかも（笑）
（チムさんのカレーは本当に絶品・・・大橋もご飯作ってないとき良く食べに行きました笑）
ロッピキでの生活
同年代の同じ学生が多く楽しい！現役に戻ったように遊びに行ったりと大学生みたいだった。
超楽しかったが、休学中に自分の同じ場所に戻るのはオススメしないかもです！（笑）
ロッピキライフを経て、次は念願の東京インターンへ！
東京インターン③(at coraid) 4ヶ月
なぜ東京？
自分は長野県しか知らないから大丈夫かな？
東京の就職を考えてた時に、東京に一度インターンをして働いてみたい気持ちが残っていた。
ロッピキが落ち着いた、8月ぐらいに東京インターンを探していた時に、”テクノロジーで救えない命を救う”というIT×救命事業を行うcoraidさんにインターンを決めました。
熱い理念に強く共感し・・・・
「俺も救うぞ！！」
という気持ち満々でしたね！（笑）
大学時代に社会課題に関するゼミを受けていたことや「ロッピキ」のこともあり、根底で社会課題に対しての問題意識が強かったのもありますね。
ちなみに、他の会社はみなかったのか？と良く聞かれるのですが、意外とインターン先が見つからなくて、他の一社落ちたので、ちょっと浮かれすぎて、決めちゃった部分もありましたけどね。
インターン③実務（coraid at 東京）
アイデアピッチのハッカソンででたアイデアを形にした会社のcoraid。ITでAEDを使ったら簡単だねっていうロジカルシンキング。熱い想いだと思っていたらまさかの・・・めっちゃロジカル！やばすぎる。
熱い想いを重視してたのに・・・あれれ？「ちょっと違う・・・」
それに、実務はBtoBの営業希望していたのだが、
なかなかやりたいことができない・・・・
最初は月に1回会社のサービスの告知を含め、池袋のイベントを開くんだけどその準備、運営、見積もり取りをずっとやっていました。
反骨心からの成功体験へ
そんな時にどうしたら自分しかできない仕事ができるかを考え始めましたね。
「与えられるのを待つのではなく、自分で取りに行く姿勢に変わった時かもしれません」
自分の強みはイラストが得意だったこと、そして企業の弱みを考えてたら、外部にデザインやWEBを委託してたことが見えてきて。委託するとタイムラグが生じて事業の滞りがあったので、そこを取りに行きたい！と自分なりに分析し、デザイン案を作って、持って行き始めました。
最初は相手にしてもらえなかったのですが、何度も行くうちに「いいね！」といっていただき、最終的に、10万世帯豊島区に配ったフライヤーやキャンペーンサイトのページでのデザインをもらいました。
チラシデザイン
（うま・・・・もうイラストレーターで働けそうじゃないですか！）
あのときは本当に嬉しかったですね！！！
自分の行動から仕事を取れたのは成功体験につながりました。
失敗しないインターン先の選び方
ここで、インターン選びで悩みに悩んだ千村先輩からのアドバイス！
インターン選びはこの2つを抑えよう◎
①会社を一度見て内部の雰囲気を知ること
②自分の予定されている業務を何度も確認すること
この二つを押さえておけば会社とのミスマッチを避けれて、インターンがより良いものになると思いますよ！
「やっと僕の経験が役に立ちますね！（笑）」
休学生活を終えて
休学をしてるとなんで留学しないの？とか言われましたが、僕は実務のための休学で改めてよかったと思っています。自分にとっては、経験したことないものだったので、留学もいいけど留学以外の選択肢もいいと思いました。ぜひみんなには休学してみてほしい。おすすめな一年でした。
でも・・・・
さすが親父をリストラにするのはダメだったかなと今は思う(笑)
休学を考えてる人へ
休学することが就活のリスクにならないか？と言われるけど実際そんなことはないです。今実際、就活していて企業側からは全くマイナスにはなってない。むしろ、その決断や行動力にスポットを当ててくれる会社も多い。
なので、全然リスクではないから、もっと休学して大学の外にどんどん出て行ってほしいと思う！知り合いがいないところで一人生きていく力は本当につきますよ！
