小田川は高梁川から水が逆流して氾濫を起こすタイプの河川。
高梁川にはダムがたくさんあって、普段は上手いこと洪水調整していたが
記録的豪雨の時には下流が一番まずい時にフルスロットル放流することに
なる。
高梁川の複数のダムがフルスロットル放流して一気に水深が上がり
それが小田川に逆流して流れ込んだ。
今回は小田川の堤防が100メートルにわたって決壊した。
水がみるみる上がり、一気に2階まで水が押し寄せたために
避難できなかった方々がたくさんいた。
真備町ではたくさんの人が流されていくのを見た住民たちがいた。
倉敷市真備町の被害の概要はこれから出てくる。
死者数は増えるだろう。
真備町には洪水避難ビルが必要だったんだ。3階建以上の。
もう何もかもが遅いけど。
ダムで治水をするときは、放流前に下流の危険地域に住む住民を強制的に
避難させないと住民は危険にさらされる。
アメリカでは住民を強制避難させる。日本では自己責任と言って住民を責める。
どれだけ劣っているのかと思う。
一人でも多く救われてほしいと思っている。
8日まで続くので、絶対に気を抜かずに過ごしてほしい。
特に岐阜。