私は主に週末、クロスバイクに乗って街乗りを楽しんでいるのですが、先日、同僚からこんなことを聞かれました。
「フリーパワーって知ってる?」
私はフリーパワーを知らなかったので、よくよく話を聞いてみると、「自転車の歴史を変えるすごい商品」らしいのです。
数日前にテレビで特集をされたらしく、その特集を見た同僚は、興奮しながら私に「フリーパワーすごいよ!」とまくし立ててきたのです。
「なにがすごいの?」と詳しく話を聞こうとしたのですが、「電動自転車じゃないのにペダルが軽くなる」ということしか伝わってきませんでした(笑)
なので、気になった私は、自分で調べてみることにしました。
- FREE POWER(フリーパワー)ってなに?
- FREE POWER(フリーパワー)の仕組みは?
- FREE POWER(フリーパワー)はどれぐらい速くなるの?
- FREE POWER(フリーパワー)はどうやって取り付けるの?
- FREE POWER(フリーパワー)の値段は?
- まとめ
- 参考リンク
FREE POWER(フリーパワー)ってなに?
フリーパワーとは、一言でいうと、「電池のいらない自転車アシストギア」です。
電動じゃないのにペダルが軽くなるという魔法のような商品です。
株式会社FREE POWERが開発し、サイクルオリンピックという全国チェーンの自転車屋が代理店として販売を請け負っています。
要するに、フリーパワーのギアを取り付けると、電動じゃないのに電動自転車のように楽にこげるということですね。
「そんなすごい商品あるわけないだろ?」と思いませんか?私も最初はそう思いました。
しかし、仕組みを理解すると、「なるほどこれはすごい商品だ!」と感銘を受けてしまいました。
FREE POWER(フリーパワー)の仕組みは?
フリーパワーがなぜ電力を使わずに、ペダルを軽くできるのか?
それは、「デッドゾーン」でシリコーンの反発力を利用しているからです。
デッドゾーンというのは、ペダルが時計で言う12時と6時に来る状態。この状態だと、力がほとんど入らず、坂道などではこのデッドゾーンで推進力が失われることで非常に苦しい状況になります。
フリーパワーは、デッドゾーン以外でギアに内蔵したシリコーンが潰れる仕組みになっており、デッドゾーンでその潰れたシリコーンが反発することによって、その反発力がペダルをこぐアシストとなっているのです。