全般気象情報 |
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大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号 平成30年7月5日11時06分 気象庁予報部発表
(見出し)
東日本から西日本ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、8日頃
にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降るため、広い範囲で大雨となるでし
ょう。土砂災害に厳重に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の
増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
[気圧配置など] 津軽海峡には低気圧があって東に進んでいます。また、前線が東北地方南 部から東日本を通り、西日本にのびて停滞しています。前線に向かって暖か く湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となっています。東日本と西日 本では8日頃にかけて大雨となり、数日間、同じような地域で大雨が続くお それもあります。また、北日本でも低気圧の影響で5日夕方まで激しい雨が 降り、大雨となる所があるでしょう。 [防災事項] <大雨・雷・突風> これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。東日本から西日本では 6日にかけて1時間に50ミリ以上の雷を伴った非常に激しい雨が降り、8 日頃にかけて広い範囲で大雨となるでしょう。北日本では5日夕方にかけて 1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる見込みです。 6日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で 東海地方 450ミリ 四国地方 400ミリ 近畿地方 350ミリ 関東甲信地方 300ミリ 北陸地方、九州南部 250ミリ 九州北部地方 200ミリ 中国地方 150ミリ 東北地方 80ミリ 北海道地方 60ミリ その後7日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で 東海地方、四国地方、 300から400ミリ 北陸地方、関東甲信地方、近畿地方、 九州北部地方、九州南部 200から300ミリ の見込みです。 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して ください。また、西日本や東日本では落雷や竜巻などの激しい突風に注意し てください。 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安 全確保に努めてください。 [補足事項等] 地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。次 の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は5日17時頃に発表する予 定です。 なお、本情報を補足する図形式情報を5日11時30分頃に発表する予定 です。