ITmedia NEWS > 速報 > 冠水したクルマ、エンジンをかけないで JAFが注意...

冠水したクルマ、エンジンをかけないで JAFが注意喚起

» 2018年07月09日 16時15分 公開
[ITmedia]

 西日本で7月5日から豪雨が続き、河川の氾濫などが起きている。そうした中、日本自動車連盟(JAF)は9日、冠水したクルマでは、エンジンやヘッドライトなどの漏電で火災が発生する恐れがあるとして、いきなりエンジンキーを回したり、エンジンボタンを押したりしないよう注意を呼び掛けた。

photo ニュースリリースより

 車のボンネットを開けてみて、水に浸っている場合は、火災防止のためにバッテリーのマイナス側のターミナルを外すよう促している。この際、外したターミナルがバッテリーと接触しないよう絶縁処理を行う必要があるとしている。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の場合は、むやみに触らないよう注意喚起している。

 また、クルマが冠水・浸水した場合は、すぐにクルマを止めてエンジンを停止し、安全を最優先に避難経路を考えるよう促している。

 避難する際は、いきなり水たまりに出ることはせず、水深を測りながらゆっくりと足をつき、進んできた方向とは逆に歩いて避難するのがよいという。車両は水が引くまで放置し、JAFのロードサービスや販売店に連絡。水が引いたからといって、乗り込んでエンジンをかけると、感電する恐れがあるとしている。

photo 「クルマが冠水・浸水してしまったら?」

 JAFのサイトでは、水害や地震などの災害が起きた場合の避難方法も案内している。水害発生時は「すり鉢状の道路の水たまりには入らず引き返す」といった注意が必要という。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

IoT時代、膨大なデータをリアルタイムで処理・分析できれば、ビジネスチャンスにつながる可能性もある。そのために必要なデータ基盤の要件は。

さらなる小型化に取り組んだカシオG-SHOCKの「MTG-B1000」。小型、薄型化する上で必要になった新しい耐衝撃構造とは? 詳細を企画、デザイン担当者に聞く。

最新のVR機器やハイスペックPCなどを無償で提供。夢のオープンイノベーション拠点が生まれたワケは?

コンパクトボディに3Kディスプレイや4スピーカーのサウンド・システムを備えた「HUAWEI MateBook X Pro」は、仕事だけでなくプライベートな映像視聴でも活躍する1台だ。

統計家・西内啓氏に「信用スコア」の可能性について聞いてみた

広大な地域をカバーする老舗バス会社では、経営陣も移動が多く忙しい。離れた場所でもスムーズに経営判断できるよう会議を“IT化”したというが、一体どうやって?

育休中にマネジメント学ぶ女性が急増中? 「育休プチMBA勉強会」の主催者に、狙いとユニークな運営方法について聞きました。

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

名刺管理のITベンチャーSansanが「社内メール・固定電話廃止」を実現できた理由

Special

- PR -