今週の記事を対談で振り返っていきます。今回は6/28-7/4に公開された記事の振り返り。
今週は大阪のホルモンうどん、デニムラーメン、写真にギリギリ写り込み王決定戦などの記事が人気でした。
それではどうぞ!
林:
1週間のデイリーをつっこみつつ紹介していくまとめページ、今週のお相手は林と石川です。
石川:
1時間くらい前から微熱出たてのフレッシュな石川です。よろしくおねがいします
林:
微熱ってどれぐらい?
石川:
7度2分です。かなりの微
林:
微。でもおれも平熱が低いので37度になっただけでかなり辛い。医者に行って節々が痛くてと訴えるけど聞いてもらえない体温。
石川:
低平熱証明書みたいなやつ欲しいですね。中学校に出す地毛が茶色い証明書みたいな
林:
石川くん平熱低いの?
石川:
僕は平熱は普通ですね。血圧が低いです。あと平γGTPが高い
林:
デイリーの集まりでは血糖値や尿酸値という言葉しか聞かなくなりました。その不健康サイトでこれが投入されました。
石川:
油の層が5mmって書いてありました
林:
僕の兄はマーガリンをパンに5mm塗るんですが、腰を痛めました。
石川:
塗るというかスライスチーズみたいな感覚ですね。腰というのも意外なところに出たなという感じです
林:
意外なところにくるらしいです。でも、身体を動かしていればこれぐらい食べてもいいんじゃないですかね。
石川:
玉置さんそんなこと書いてましたね。身体動かしてないのに身体動かしてる人の食べ物を食べてるって。
妻が管理栄養士なのですが、ずっとエアコンのついた家にいるおじいさんが日射病を警戒して塩飴舐めまくって塩分過剰になったりするそうです。
林:
玉置状態と名付けましょう。
担当の古賀からの推薦コメントです
ハードな地域に潜入して鍋の写真を撮らせてもらう玉置さんスズキナオさんコンビの飄々力をぜひ見てほしいです。あとホルモン鍋の締めのうどんを食べて、普通のホルモンうどんも追加で注文する知りたい欲の強さも。
石川:
今週は「食ったなー」っていう記事多かったですね。
林:そっち行っちゃいましょうか。
石川:
結局カレー5杯食べてますね。2日で
林:
1日2杯カレー食べてますね。
石川:
橋田さんが張り合わずに紅茶飲んでるのがおかしかったです
林:
貴族だ。その貴族橋田からのコメントもあります。
「カツカレーサンドと唐揚おにぎり買って帰る胃袋の強さ」
石川:
テイクアウトまで
林:
カレー、カレー、カツカレーサンド、唐揚げおにぎり ですよ。中2の夢か
石川:
イチローというか野球部
林:
「イチローもやってるから」を隠れ蓑に好きなもの食べてますね。
石川:
そういう言い訳大事ですよね。少しでもキャッチーにしようという努力。しかし、ばれている
林:
イチローは朝からカレー2杯食っていいということを世間に訴えたかったのではないと思う。
石川:
拡大解釈ですね。
冒頭の方にある「イチロー選手を意識したものではない(すごい選手だとは思っている)」っていうところ、何でここにフォローが入ってるんだろうと思ったのですが、そういう後ろめたさがあったのかもしれないですね
林:
伏線だったのか。なにげに凝っている記事なのかも。
石川:
意外な伏線のある記事でした
石川:
これはほんと青さ以上に「よく食うなー」と思ってしまいました
林:
デニムラーメンとデニムラーメン野菜は、どっちかでよかったんじゃないかなー
> こちらは基本的には先ほどと同じだが野菜がたっぷり。
ここに「しまった、書くことないぞ」という感じが伝わる
石川:
「値段が同じなのでお得感がある。」ってもはやメニューの内容ではなく値段の話
食べたからには書かないと損みたいな、元取るぞ的な感じはありますよね
林:
すごく分かる。
これ、誰か一緒にいるのかなとは思ったんですが、ひとりなんですよね。
古賀さんからのコメントです
「最後のラーメンも3杯全部食べてるので同行者がいるのか聞いたらやっぱり1人だと。不気味すぎるのでどうやって3杯食べたか追記を頼みました(それで時間をおいて3杯食べたということが明らかになりました)。」(古賀)
石川:
不気味すぎるので
林:
時間をおいて、って注が最初なかったのか。それは恐い。
石川:
好きなもの食べたな、っていうネッシーさんとは逆の感情を抱かせるパターンですね。不気味。
林:
江ノ島も好きなもの食ってるなと思うけどどうしてだろう。
石川:
味の評価がちゃんと客観的だからですかね。「翌日同じのをもう1杯食べた」みたいなのじゃなくて
林:
なるほど。感情がまざってないからか。記事の締めはうんこのイラストなのに。
次からうんこの画像を重ねていきます
石川:
このときたまたまその下の関連記事のところに障害が出たので、関連記事を出している会社にキャプチャ取って送ろうとしてました。
でも送る直前に『あ、このキャプチャうんこが描いてあるな』と思ってほかの記事で撮り直しました
林:
食べたものの説明はさんざんしておいて、最後うんこ。力尽きるのにもほどがある。
石川:
個人的にはここ編集の手が入っているのかどうか気になりました。古賀さんストップでこの形になったのか、入稿時からこうだったのか
林:
最初はすごく生々しいうんこの話が書いてあって、やめてくれ、いやうんこの話を書きたいと揉めた結果、うんこのイラストで互いに妥協した。とか。
石川:
明日古賀さんに聞いてみます
林:
次やったらライタープロフィールの画像に透明度30%でうんこのレイヤ重ねるから
石川:
名前もちょっとずつ…
林:
「岡う本ん智博」とかに
石川:
いま出てきた名前が思った以上に透明度30%って感じでした
石川:
つっこみどころは10ページ構成であることですかね
林:
このテーマをこのボリュームで、
石川:
1ページめの写真の下にキャプションがあるんですけど、最初に紹介される3つが、田んぼ、足場、壁
棚田・足場・壁
林:
デイリーって、サブカルチャー的な狭い知識はもううんざりだ!という基本姿勢がありますが、それで行き着いたのが、「壁」
石川:
「机上で書く記事ではなく身体を使って外に出よう」という大ルールもありますが、そのさきが壁。
デイリーで言ってることすべて壁につながるのかもしれないです
林:
確かに川原で撮影してると風が強くて、そのあと建物に入ると「壁最高」と思う。
石川:
壁と屋根、いいですよね
林:
有史以前の情報サイト。
石川:
あとこの記事、壁とか田んぼを紹介したい気持ちがすごくてアクセスの情報とかほぼないじゃないですか。
林:
気になって調べてたんですが、
http://kurabe-chizu.info/ryvp
この地域、かなり広いんですよ。
石川:
ほぼ関東ぐらいある。
林:
全部で何日かかっているんだろう。島から島へ渡る交通手段はあるのかどうか。
石川:
取材に行くっていうよりはそのあたりに暮らしてますね。
楽しいだけの記事を選んでいこう
林:
これはどうですか
林:
あ、写真間違えた
石川:
珍しいOL
林:
こっちだ
石川:
楽しい昼休みから獲物に
林:
間違えたついでにハンターの記事について話そう。
叔父が仕方なくハンターになった話
2018年7月4日 ライター:ネルソン水嶋
石川:
これ面白いなと思ったのは、「仕方なくハンターになった」っていうタイトルで経緯としては実際そうなんですけど、この叔父さんがどう見てもはまってきてるなと思って
林:
たとえば?
石川:
Youtubeで研究しまくってたり、最後の「城壁を作るしかない!」のくだりとか
なんでもやりだすと凝り始めちゃう人っているよなと思って、おかしかったです
林:
これの後半「捕まったイノシシが暴れて崖崩れを引き起こしかねず」とあって、また壁の重要性を認識しました
石川:
結局、壁ですね今週は
壁があればだいたい解決しますね。屋上でバレーも壁があればボール飛んでいかないし
林:
うまくつなげた
OLみたいに会社の屋上でバレーボールがしたい
2018年6月28日掲載 ライター:megaya
石川:
この撮影のとき、なぜかmegayaさんがOL服を2着も用意したんですよね。
屋上バレーって別に女性に限ったことではないのでなんでだろうと思ってました。
林:
男性社員もまざってて良い
石川:
仕上がった記事を見てみると「手すりに届かなくてブロックに乗ってるOL」とか、「みんなでお弁当食べる(「輪になって」という陣形の指定付き)」とか妙に細かいシチュエーションの再現があって、これmegayaさん本当にOLになりたかったんじゃないかと思いました。
石川:
あの制服がなかったんですよ。そしたらmegayaさんが新しいのを買ってきました。
林:
憧れ?
石川:
女の子がお姫様になりたいみたいな感じで、megayaさんがOLになりたいのかも。
林:
それ、矢印の方向が違うと思うよ。 「みたいな感じ」ではない
石川:
無理がありましたか
林:
みんな味を比べてるのに「全部大丈夫」と枠の上に書く
石川:
この表、他の人は全員数字で評価してるのに
林:
これは学級会の議題ですよ。
石川:
先生、また安藤君がふざけてます
林:
しかしさくらいさんも発酵臭がするものを食べて「これが一番酒が進んだ」と言ってて心許ない。
石川:
この記事のあと、安藤さんが「いつも猫缶食べてるみたいに書かれてるけど何回か食べただけだ」みたいなツイートしてました
林:
記事で注目してほしいのは「猫が残した猫缶食べてるから」
ただの猫缶じゃなくて、「猫が残した猫缶」です。余りです。
石川:
「子供が残した」とはまた違いますからね。種が違う。
石川:
むかないで食べるのも完全にキャラづくりとは言えないなと思います
林:
ふだんも歯でキーボード打ってますからね
石川:
これ楽しそうでした
写真にギリギリ写り込み王決定戦
2018年7月2日 ライター:北向ハナウタ
石川:
攻略法的な技がいろいろありますね。
林:
撮影の現場にいましたが、全員楽しそうでした。なかでも與座さんの出来てなさがいい。
石川:
これ出来ないと自動的にアホみたいな写り方になっちゃうじゃないですか、それがいいですよね
林:
これね
石川:
これこれ。脳内では完璧なんだろうな
林:
猫が自分の姿は見えてないみたいな顔してそーっと眼の前を歩くことがあるんだけど、それみたいな
石川:
あー、それですそれ
林:
カルカル店長 横山さんが演者のマイクの持ち方が悪いとき、ステージに上ってマイクを持ち直させるじゃん
石川:
はいはい
林:
あれ、「自分では人から見えてないつもりだった」って言ってた
石川:
すごい。猫山。
もうひとつのヘボコン
林:
この前のヘボコン、ステージ上で横山さんが「まいて、まいて」ってずっと急かしてたらしいけど、聞こえてた?
石川:
2回くらいは聞こえてましたけど、そんなずっとだとは思いませんでした
林:
でも石川くんは全くスルーして出場者のロボットをたっぷり紹介してた。
石川:
毎回押すので、横山さんの「巻いて」に慣れてしまったかもしれません
林:
おまえらもヘボコンかと
石川:
あの場で幾重ものヘボコンが行われてたわけですね…
林:
ヘボコンの打ち上げがステージでした。客席は翌日のイベントの準備があるからという理由で。
石川:
全員ステージの打ち上げは新鮮でした
林:
このあとステージの床が抜けて大惨事にという投稿映像のような状態でした。
林:
古賀さんから聞いたのですが、藤原がわりと有名なお菓子を「見たことがない」と言って買ってきてカットになっているらしいです。
石川:
カットって記事には出てないってことですか?
林:
そうみたいです。藤原に確認したら、この「
白らら」というチーズケーキだそうです。
石川:
見たことありますこれ
林:
おれ知らなかった
石川:
駅ナカのお土産用の洋菓子が並んでるようなとこでよく見かけます
林:
おれも参加してたら「えー、これみんな知ってるよ~」と言われてましたね。行かなくてよかった
石川:
藤原はその辱めを受けたうえでカット
林:
辛い
石川:
「有名だよあはは」みたいな使われ方もなかった。一人で持ち帰って夜中に食べたかもしれません
林:
味がしなかったでしょうね。しかしこれ辛いエピソードなので藤原が桃を買ってきたってことにしようか。
石川:
生まれて初めて見た桃を
林:
「毛が生えてる!」って
石川:
それはそれで純心すぎて辛い気がします
林:
いっそう辛い話になりました。やめよう。
林:
これはナイスアイデア。
石川:
担当の橋田さんも言ってますが家の中のほうがリアルに見えますね。
林:
額縁に見えましたか?
石川:
トレイですよね…
林:
おれも見えなくて。
石川:
今聞かれてあたらめて見返したのですが、やっぱりトレイでした
林:
でも藤原は額縁に見えると言ってました。理由を聞くと「この絵に相応しい額縁と同じ色だから」と。
石川:
理詰め
林:
相応しい額縁がついた絵の画像をもらうことになってます。それできっと我々も納得できるはずです。
石川:
急にトレイの写真見せられるとわからないけど、仲介としてその写真があるとわかるかもしれないですね
林:
だといいなー
石川:
金色に見えるドレスみたいな、わかれば見えるという。
林:
ここで読者の皆様に言いたいのは「トレイに見えて普通ですよ」ということです。戸惑わせてごめん!
石川:
自分の感覚に自信を持っていただいて大丈夫です
林:
おかしいのは我々でした。トルー、名前を「トレー」にしましょうか
石川:
線1本消すだけでいけますね
林:
マッチ棒クイズみたいだ
石川:
難解な記事を書くと線が1本ずつ減っていく
林:
ヒットすると増えてゆく
石川:
「ト瑠ー」という名前になるのには時間がかかる
林:
しかしドラクロワの絵に「みんな、特売だよ~!」のキャプションは笑いました
石川:
boketeですね
林:
しかしトレーって名前のほうがしっくりきますね。
石川:
トルーっていう名前もすぐ慣れたのでトレーも一瞬かもしれないですね
林:
いまどっちが正解かわからなくなってます。
対談後、トルーから送られてきた写真。この額を見たあともやはりトレイはトレイである。
林:
ここだけ相手が変わります。藤原くんに先週の宿題になっていた「あなたしか見えない」の回答を聞きます。
藤原:
自然に「あなたしか見えない」と言うようなシチュエーションですよね。
林:
はい。お願いします。
藤原:
機械工場で先輩と後輩が作業してるんですけど、後輩が部品の棒を持って先輩に「この棒を挿すところがわからなくなっちゃって」って言うんですよ。
林:
うん
藤原:
先輩が記憶を探ると、その棒は見えない位置にある穴に入れることを思い出します。
そこで言います。「穴、確か見えない」
林:
ドラマ化しよう
来週の予定
・
7/10 ポニッツショッピングにてDPZトートバッグ数量限定発売
・
7/14 イベント「デイリーポータルZの怖い話」
・7/14 イベント打ち上げ
イベントの打ち上げは来てくれた皆さんと一緒にやりたいと思います。