森達也「地下鉄サリン事件がテロだったと誰が断言できるのか?」炭疽菌・ボツリヌス菌生物兵器失敗しサリン化学兵器に変更はテロそのもの
誰が断言できるのか?
本来なら精神に異常をきたした人の
死刑執行はできない。
麻原の裁判をやり直すべきだ。
森達也 映画監督、作家
2013年05月06日 14時08分 |
更新 2018年07月06日 09時58分
https://www.huffingtonpost.jp/tatsuya-mori/post_4722_b_3208371.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
「テロ」の定義は、
「直接的な暴力行為を働きながら、
その脅威によって
特定の政治目的を達成しようとする行為」だ。
暴力行為や破壊行為だけではテロの条件を満たさない。
だから秋葉原の無差別殺傷事件や
付属池田小事件などを、テロと呼ぶ人はいない。
(中略)
こうして
戦後最大規模と称されたオウム真理教事件の
首謀者の裁判は、ほとんど何も解明されないまま、
一審だけで打ち切られた。
結果としては二審も三審も行われなかった。
早く処刑せよとの国民の声を背景に。
だからいまだに、
彼らがサリンを散布した理由がわからない。
動機がわからないのなら安心できるはずがない。
だからこそメディアは今も「オウムの闇」という
常套句を使い続け、
社会は喚起された不安と恐怖を払拭できないまま、
現在進行形で劇的に変わり続けている。
今の日本に対して欧米やアジアのメディアは
右傾化・保守化という表現をよく使うけれど、
それは正確ではない。正しくは集団化だ。
オウムによって始まった集団化は、
東日本大震災によってさらに加速している。
同質性を求め、異物を排除し、
敵を見つけて攻撃したくなる。
集団のそんな行動様式が、
疑似右傾的な振る舞いとなっている。
(引用ここまで)
★オウム事件・麻原彰晃死刑囚の刑執行に
疑問を抱く想田監督、森監督に、
江川紹子氏が反論
2018-07-07
https://snjpn.net/archives/58202
★地下鉄サリン事件
救急医療チーム最後の決断
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Ningen/tikatetu_sarin/tikatetu_sarin.htm
★テロリズム
https://ja.wikipedia.org/wiki/テロリズム
テロリズムは語源(Terror:恐怖)[5]の通り、
暴力による恐怖を政治的な目的のために利用するため、
大衆の間に恐怖心を植え付けることが
最大の目的となる。
爆発物の使用、要人の誘拐・暗殺、
交通機関などインフラへの打撃、
無差別殺傷などが典型的な手段である。
核・生物・化学・放射線など大量破壊兵器の使用や、
シンボリックな建物への攻撃は
社会にパニックを惹起する上で効果的であり、
地下鉄サリン事件や9.11同時多発テロなど前例がある。
(続きはリンク先で)
★核や化学兵器より
「生物兵器」が恐ろしいワケ
21世紀の「超兵器」になる可能性も
ロイター 2017年04月22日
https://toyokeizai.net/articles/-/168851
3ページ目より
日本のオウム真理教が引き起こした、
1995年の地下鉄サリン事件では、12人が死亡し、
そのほかにも多くの人が入院した。
オウムは、非国家的グループの中で、
最も洗練された生物化学兵器プログラムを
持っていたと一般的に考えられている。
しかし、
炭疽菌やほかの病原体を使った攻撃は
うまく実行することはできなかったため、
化学兵器の利用に「切り替えた」と考えられている。
(引用ここまで)
★亀戸異臭事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/亀戸異臭事件
1993年(平成5年)6月28日と7月2日に
東京都江東区亀戸で発生した事件。
オウム真理教が起こした事件で、
炭疽菌による
生物兵器テロ未遂事件であった。
(中略)
麻原彰晃は炭疽菌による無差別テロを計画し、
遠藤誠一に命じ炭疽菌を培養させた。
そして豊田亨らが開発した「ウォーターマッハ」と呼ばれる
噴霧装置を教団新東京総本部の屋上に設置し、
村井秀夫の立会いの下で前後二回にわたり、
外部に向けて炭疽菌を散布した。
臭いをごまかすためシャネルの香水の素を混ぜていた[1]。
(中略)
麻原は事件後、
「この事件で亀戸住人の悪いカルマが落ちた。
これによってこの人達は
私との縁ができこの縁で未来世において救済される。
その縁が逆縁であったとしても
私との縁を作ることが大切だ」と語った[5]。
この後、国会議事堂、皇居、「フリーメイソンの建物」、
創価学会、東京タワー、横浜、霞ヶ関などに
散布したが効果は無かった[6]。
また1990年(平成2年)4月にも
東京都内でボツリヌス菌の大量散布を行ったが
効果が無いなど[7]、
生物兵器によるテロは一度も成功していない。
(引用ここまで)
★森達也
https://ja.wikipedia.org/wiki/森達也
広報副部長荒木浩を中心に
オウム真理教信者達の日常を追うドキュメンタリー映画
『A』を公開[5]。ベルリン国際映画祭に正式招待される[4]。
2001年には続編『A2』を発表[5]
(中略)
2010年出版の『A3』(集英社インターナショナル)で
第33回講談社ノンフィクション賞受賞。
この賞に対し、日本脱カルト協会代表理事の
西田公昭・立正大学教授や
教団の問題に取り組んできた滝本太郎弁護士や
ライターの青沼陽一郎らは、
「松本死刑囚からの指示を認定した
確定判決にほとんど触れず、
ノンフィクションとは言えない」と批判し、
2011年9月1日付で講談社に抗議書[17]を郵送し、
9月2日に記者会見を行った。
(中略)
・従軍慰安婦について、多くの韓国人女性が、
自分たちは強制的に連行されたと訴えている。
ならば現場レベルでは
(国家とか組織とか個人とか多少とか関係なく)
絶対に強制はあった。
文書や資料が見つかっていないことだけを理由にして、
国家は関与していないとか軍は組織的に関わっていない
との言説は成り立たない。[22]
・北朝鮮について、2018年4月28日に
「(北朝鮮国営の)朝鮮中央通信が、
今の自分の思いを代弁してくれた。」
と北朝鮮への制裁緩和をしないことを批判する
北朝鮮メディアに賛同との主張[23]。
・A(1997年)
・A2(2001年)
・『「A」撮影日誌―
オウム施設で過ごした13カ月』
現代書館、2000年6月。
・『A―マスコミが報道しなかった
オウムの素顔』 角川書店、2002年1月。
★江川紹子氏による
<森達也氏・オウム真理教新實智光氏
(月刊誌『創』)批判>
2008-08-08 | オウム真理教事件
https://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/f282820aa9ccc4f5464245159b3505c1
『江川紹子ジャーナル』より・・・・・
ある犯罪被害者批判について 2008年08月08日
月刊誌『創』で、森達也という人が、
オウム真理教の新實智光の手紙を無批判に紹介し、
鳩山前法務大臣を「死に神」呼ばわりした
朝日新聞「素粒子」に抗議をした被害者たちを
非難している。
(中略)
新實は多くの人の命を奪い、傷つけ、
今なおたくさんの人々を苦しめている彼は、
被害者に対して、ただの一度も謝罪をしていない。
自らの行為を悔いてもいない。
宮崎の場合も、被害者への謝罪は一切ない、
と報じられている。
そういう人が、過去の偉人の言葉を勝手に借用し、
加害者を「ゆるすことができない」被害者や
多くの人たちを「弱い者」とさげすんでいるのだ。
本当だったら、新實は(宮崎もそうだが)、
自分のなした罪と向き合い、
被害者の前に這いつくばって謝罪をすべき
立場ではないのか。
その彼が、頭を垂れるのではなく、
逆に被害者を見下ろし諭す言葉を吐いている。
いい加減にして欲しい。
(中略)
『創』に掲載された文章は、248行の原稿のうち100行、
実に4割が新實の手紙の引用で占められている。
しかも、新實自身の体験だけでなく、
オリジナリティの感じられない論評部分や
ガンジーの引用まで載せているところを見ると、
そのあたりは筆者が言いたいことを
新實が代弁してくれている、ということなのだろう。
冒頭から新實の手紙を長々と引用したうえで、
筆者はまずは鳩山前法務相を、
続いて朝日新聞に抗議をした
「全国犯罪被害者の会」
「地下鉄サリン事件被害者の会」
(高橋 シズヱ 代表世話人)を非難する。
(中略)
この森という人は、
被害者の置かれている状況について、
あまりに想像力が欠けている。
というより、
実は被害者には(死刑に反対してくれる人以外)
興味がないのだろう。
さもなければ、
見たくない現実は徹底的に無視する主義なのか……。
そういったことは、
彼がオウムについて作った映画でも
感じたことなので、今さら驚かない。
それにしても!
ここで「筋違い」を批判された被害者の中で
唯一名指しされた高橋 シズヱ さんは、
夫の一正さんを、
新實が運んできたサリンと実行犯によって
殺されている。
現実と向き合うでもなく、
自らの罪を悔いるでもない殺人者の
言い分を肯定しつつ、
その被害者を非難する。
この感性が、
やはり私には、どうしても理解できない。
(引用ここまで)
★「真相究明」「再発防止」を掲げる
「オウム事件真相究明の会」への
大いなる違和感
江川紹子/ジャーナリスト
http://biz-journal.jp/2018/06/post_23659.html
(引用開始)
麻原を裁く裁判も、事実を解明するために
相当の時間と経費を費やしている。
一審では、初公判から判決まで7年10カ月をかけ、
257回の公判を開き、事実の解明が行われた。
呼んだ証人は述べ522人。
1258時間の尋問時間のうち、
1052時間を弁護側が占めていた。
検察側証人に対しては
詳細な反対尋問が行われていたことが、
この数字からもわかるだろう。
麻原には、
特別に12人もの国選弁護人がつけられ、
その弁護費用は4億5200万円だった。
控訴審で公判が開かれずに
一審での死刑判決が確定したのは、
弁護人が提出すべき控訴趣意書を
提出しなかったためである。
当初、東京高裁は一審判決から約11カ月後の
2005年1月11日を締め切り日としていたが、
最終的には06年3月15日まで伸ばした。
それでも期日までに提出がなされず、
控訴棄却となったのだ。
この時の弁護人は、弁護過誤を指摘され、
所属弁護士会で懲戒された。
高裁で公判が開かれなかったのは
私も残念だったが、仮に行われたとしても
弁護人にできることは限られると思われ、
なんらかの新事実が明らかになる期待も
もてなかったので、その結論を受け入れた。
「真相究明の会」が、
これを受け入れらないというなら、
批判の対象となるべきは、
戦略を誤った弁護人だろう。
ところが彼らは、
麻原三女の代理人を務めてきた
この弁護士の責任については、
まったく触れようとしない。
(引用ここまで)
森達也氏は、
「本来なら精神に異常をきたした人の
死刑執行はできない。
麻原の裁判をやり直すべきだ。」
と主張する。
しかし…弁護団が呼んだ
松本死刑囚を精神鑑定した精神科医は
森達也とアーチャリー曰く
https://www.asagei.com/excerpt/68287
森氏はこの件について、熱弁を展開した。
「まずは麻原を治療したうえで、
あの事件は何だったのか、
なぜ(一連の事件を)指示したのか、
しっかりと解明していかなければならない。
でなければ何の教訓にもならず、
このままだと再発防止すらできないんですよ」
アーチャリーがこれに呼応する。
「昨年、(精神科医の)先生が
『あなたのお父さん、
半年もあれば治してあげられるのに』と。
私はぜひとも治療をしていただきたいと
思っています。
そのうえで、何が起こったのか、
きっちりさせたいです」
(引用ここまで)
麻原の弁護団は、精神鑑定を要求し
6人の医師が麻原と面会した結果として、
心神喪失の状態であり、
裁判を止めるべきであると主張した。
裁判所にこの結果が採用されなかったのは
拘置所の面会室の窓越しに30分ほど行われた
6人の医師の診断結果(診断名)が、
それぞれに異なっており、その中には
お互いに矛盾しているものもあり、
詐病の可能性も否定できないとする医師もいたから。
裁判所の結論(司法判断)は、
「詐病の可能性がある一方、
拘禁反応によって精神活動が低下している
可能性があるが、
弁護士との意思疎通は可能であり、
心神喪失ではなく、訴訟能力はある」
東京拘置所には
一定数の医師(精神科医)が常駐しており、
これらの医師の見解は
「明らかな精神的障害は生じていない。
運動や入浴の際に居室から出るよう促すと
出てくるが、
面会はかたくなに拒否している」
アーチャリーに
「あなたのお父さん、
半年もあれば治してあげられる」と言ったのは、
く加賀乙彦(本名;小木貞孝)医師だろう。
https://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/63db65c218a5ee890796ceededb22c87
「拘置所内でほかの拘留者たちと
交流させるだけでもいい。
そうして外部の空気にあててやれば、
半年、いやもっと早く治るかもしれません。
実際、大阪拘置所で死刑囚を
集団で食事させるなどしたところ、
拘禁反応がかなり消えたという前例もあるのです。」
オウム真理教の教祖として信者を洗脳してきた
松本死刑囚をほかの拘留者たちと交流させる?
★「麻原彰晃」はいかにして
「超高学歴信者」を心服させたか
“ASC”でコントロール
http://news.livedoor.com/article/detail/14972565/
★高学歴信者を心酔させた
「オウム麻原」マインドコントロール術、
4つのカギ
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/07061537/?all=1&page=1
加賀乙彦氏は、面会した松本死刑囚に
「あなたほどの宗教家が、
後世に言葉を残さずに
このまま断罪されてしまうのは
惜しいことだと思います」と問いかけている。
彼らが聞きたがっている
「麻原の声」というのはコレなのか?
彼は本当に、宗教家と呼ぶべきなのか?
松本死刑囚は、林郁夫の公判で
部下だった林に批判されて
大声で「しかられてもわからないのか」
と叫んでいる。
この時点でも、尚、彼の精神を支配しようとしていた。
松本死刑囚は、
単なる凶悪犯罪の死刑囚ではない。
カルトの元教組が
「後世に言葉を残す」ことの危険を考えないのだろうか?
元信者も現信者も、その言葉によって
永遠に支配されてしまうのではないだろうか?
★麻原死刑囚ら死刑執行
「強く支持する」
被害者支援弁護士が会見
「救われる遺族は多い」
弁護士ドットコム
https://www.bengo4.com/c_1009/n_8157/
★死刑執行 被害者の会代表
高橋シズヱさん「その時がきた」
NHK 2018年7月6日 9時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180706/k10011513781000.html
「(略)遺族は真実を知りたいと思っている
と思われているようですが、
私は松本死刑囚からは
真実を知りたいとは
思っておりませんでしたので、
やっと執行された、という思いです」
(引用ここまで)
★遺体は四女にと松本元死刑囚
共同通信 2018/7/7 21:43
https://this.kiji.is/388309555958514785?c=39550187727945729
オウム真理教の松本智津夫元死刑囚が
6日の執行直前、
東京拘置所職員に、
自身の遺体を四女に引き渡すよう
伝えていたことが
7日、関係者への取材で分かった。
(引用ここまで)
おやおや?
心神喪失どころか、
死刑執行の意味も理解し
自身の遺体の引き渡し先を
職員に伝える冷静さ…
★彼はどのようにして
地下鉄サリンの実行犯になったか
江川紹子 | ジャーナリスト 2017/3/20(月)
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170320-00068863/
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