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映画『ミッション:インポッシブル』:大人気シリーズ第1弾!裏切り者はどこのどいつだァ!!

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はいどーも!さとる(@satorism0321)でっす!
みなさんは不可能だと思われることにチャレンジしてますかっ?

妻:「さとるはどんなことが不可能だと思ってるの?」

ぼく:「今からラグビー日本代表目指すとか?(^ω^)」

妻:「それは無理だね。だって全身だるんだるんだもんね。
運動してないもんね。お腹すごい出てるもんね。それに(以下略」

ぼく:(ま、まさに言葉のバイオレンスッ・・・!)


今日はそんな不可能な任務に挑む、大人気シリーズ第1作目を紹介するよーー!

組織内に潜んだ裏切り者を見つけ出せ!

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『ミッション:インポッシブル』(原題:"Misson:Impossible"):1996年アメリカ
オススメ度:★★★★★

ブライアン・デ・パルマ監督作品。

CIAの管理下にある「特殊作戦部」、通称"IMF(Impossible Mission Force)"に所属するスパイたちの活躍を描く。
国際通貨基金(IMF=International Monetary Fund)のことじゃないよ!

トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ第1作目となる本作は、IMF内部からCIAの秘密工作員リストが漏洩し、裏切り者の容疑をかけられた主人公・イーサンは真犯人を探しだすべく独自に行動を開始する、というお話。

年齢的な変化をあまり感じさせない俳優トム・クルーズだけど、今見るとさすがに若いね!!

元ネタはTVドラマ

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1966年~73年の間にアメリカで放送されていた、TVドラマシリーズ『スパイ大作戦』を映画化したもの。
どうやらトムはシリーズの大ファンだったらしく、映画化に当たっては自らプロデューサーを務めている。

 

日本でも放映されていたようなので、ぼくより上の世代の方なら見たことあるかもしれない。

登場人物紹介

イーサン・ハント / トム・クルーズ

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本シリーズの主人公。
スゴ腕の諜報員だが、後先考えずに直感的に動くタイプ。
でも大体上手くいく。そしてイケメン。悔しい。

ジム・フェルプス / ジョン・ヴォイト

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イーサンの上司。
80~90年代の雰囲気たっぷりのおじさま。

演じるジョン・ヴォイトと言えば、アンジーことアンジェリーナ・ジョリーの実父だったりする。親子関係には苦労なされた様子。

クレア・フェルプス / エマニュエル・べアール

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ジムの妻。年の差婚だね!
劇中では特に言及なかったはずだけど、なんでこの年齢差にしたんだろう。
別に年相応の女優でもよかったと思うんだが・・・w

なんとなーく、ジム演じるヴォイトの娘・アンジーの若いころに似ている気も。

演じるベアールはフランスの女優で、ぷるるんリップは整形手術に「失敗」して出来たものなんだとか。

ルーサー・スティッケル / ヴィング・レイムス

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イーサンと共に行動する。
演じるレイムスは以降すべてのシリーズ作に登場することになるが、うちの妻は彼がお好きなようである。

フランツ・クリーガー / ジャン・レノ

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イーサンと共に行動する。
生え際の鋭角M字がすっごい!べジータみたいだね!

演じるジャン・レノと言えば、トヨタのCMでドラえもん役をやってたことが記憶にある方も多いだろう。
あれ見たときは驚いたよ(^ω^)

さとる的おすすめポイント

導火線オープニングとおなじみのテーマ曲

『ミッション:インポッシブル』シリーズのオープニングと言えば、導火線に火がついていくのと、おなじみのテーマ曲!

デッデッデッデッデッデッデッデッ♪テレレーーーテレレーーーテレレーーーテレッ!!

youtu.be
シリーズ通してこの音楽がテーマ曲としてアレンジされ、オープニングシークエンスに使用されている。
動画はTVシリーズ『スパイ大作戦』のオープニングかと思うけど、こうやって聴くと『1』はオリジナルのイメージに忠実なアレンジになってるね。

トムがいちいち男前

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ぼくは本作を公開当時に見た時、トムのあまりのカッコよさに「こんなにカッコいい男がおるんか!」と、心底驚いてしまった。
男のぼくでもホレてしまうくらい本作におけるトムはイケメンなので、女性陣にはその点も楽しめることでしょう✌︎('ω'✌︎ )

余談ではあるが、学生時代に男の同級生が「トムになら抱かれてもいい(*≧∀≦*)」と言ってたのを思い出す。

ぼくにはそっちの趣味はない。

1で最も有名なシーンはここ

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「1」と言えば、やはりここでしょう。
公開当時話題になったシーンで、バラエティ番組などでよくネタにされてたね(笑)
まだ見たことない方は、どんなシーンなのかはお楽しみに。

シリーズも回を重ねるごとにどんどんアクション性が増していくので、今見ると「1」はちょっと地味な映画に見えちゃうんだけど、そんな中でもここは緊迫感のあるシーンになってるよ!

しかし、地味なところが逆にリアルな感じで、シリーズ通しても「1」が最も現実的な諜報活動の雰囲気はある。

デ・パルマ節は良くも悪くも時代を感じるノスタルジー

ブライアン・デ・パルマ監督というと「アンタッチャブル」などで有名な監督であるが、「デ・パルマ・カット」と呼ばれる独特な映像表現で根強いファンを持つ。

具体的にはワンショットによる長回し、主観視点、分割画面などが挙げられる。
デ・パルマ監督の「スネーク・アイズ」(1998)は、オープニングの長回しや分割画面の多用などが話題になったもんだ。

ヒッチコックの影響を多大に受ける彼の作風は、本作においてもちょこちょこと効果的に使われているが、今見ると流石に古い演出だなぁと思ってしまう(笑)

だがそこがいいんだよっ!
ぼくが青春を過ごし、画面に釘付けになっていた古き良き時代を思い出させてくれる。

ガジェットのローテクっぷりにもノスタルジー

古くささに輪をかけているのが、イーサンたちが使用しているスパイ・ガジェットたち。
やはり96年という時代もあって、PCをはじめとした「当時のハイテク機器」も今見れば時代遅れの遺物感がすごい(笑)

イマドキMO使ってる人もそうそうおるまいて(^ω^)

この手の映画では仕方ない部分ではあるし、ぼくのように当時をリアルタイムで育った世代にはノスタルジーな気分になれるからいいんだけどね。

まだ携帯電話も登場しないので、若い世代には「こんな時代もあったんだよ」と言えるかもね(笑)

最後に

のちのシリーズのウリである「ド派手なアクション」は本作にはまだ見られず、全体的に地味な仕上がりではあるものの、スパイ・ムービーの持つ緊張感はしっかりある作品になっている。

これから見てみようと思ってる方はぜひ見てもらいたい。

若くて男前のトムを堪能してくださいね!!

それでは今回はこの辺でおしまい。参考になれば幸いです。
それじゃまったねーーーー!!


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