高校野球  金光学園

2018/07/07 土曜日 動画


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 7月13日の開幕が目前に迫った、第100回全国高等学校野球選手権 岡山県大会。ゆめネットでは、エリアから大会に出場する野球部を紹介します。

 今回は金光学園高校野球部です。


 昭和22年創部の金光学園野球部は現在部員数65人。

 高田直樹監督のもと、悲願の甲子園初出場を目指し日々練習に臨んでいます。

 高田直樹監督は「エースの楠を中心とした守りのチームなのですが、秋は打てなくて負けたという所があったので一冬通して打撃面を磨いてきて、それが春から夏にかけて出てきているのでどこからでも点が取れるような爆発力のあるチームになっていると思います」と話していました。

 そんな今年の金光学園にはチームを引っ張るキャプテンが2人います。

 1人目は水成俊介選手。守備の要ショートを守り、チームを引っ張る一方、キャプテンとして生活面でもチームメイトの模範となっています。

 2人目は楠和真選手。2年生の時からチームのエースとして活躍し、3年生になった今年はキャプテンとしてプレー面でチームを引っ張ります。

 水成選手は「礼儀などプレー以外の面で僕が先頭きってみんなに指示を出していく役割なんですけど、楠が1年生からベンチに入っているので、プレー面でチームを鼓舞するという役割に分かれています」
「僕自身チームの火付け役で、流れが悪くなったときとかに先頭ででて流れを作るようなバッティングがアピールポイントです」と話していました。

 楠選手は「自分は1年生のときから投げているという経験やバッターの心理を理解してバッターとの勝負を楽しめるのが自分の良いところだとおもっています」

「今年の春が始まったときにイップスというストライクが1球も入らないような苦しい状況になってしまったが、そのときの悔しさをバネに、今普通に投げられている状況に感謝しながら投げていきたいと思っています」と話していました。


 そしてもうひとり、チームを支える大事な存在がいます。
グラウンドマネージャーの佐藤秀成さんです。

 佐藤さんについて2人のキャプテンは・・・

 水成選手は「5月に自分を犠牲にしてサポート役に回ってくれたんですけど、自分たちの練習をいつも考えてくれててチームをまとめてくれる存在です」と話していました。

 楠選手は「秀成がGMという形で周りをサポートしてくれる感じがあって自分と水成は今まで以上にプレーに集中出来る環境ができているのでその辺りが助かっています」と話していました。

 佐藤さんは今年5月まで選手として野球部に所属していましたが、ある思いから裏方に回る決断をしました。

 佐藤さんは「自分の役割はキャプテンが2人いるんですけど、そのキャプテンの代わりに自分がチームの運営をして、より効率の良い練習が出来るように自分が先回りして指示を出すことです」
「最初は選手として最後までやりきろうと思っていたのですが、選手としての中途半端さが嫌になり、選手コーチに回ることで中途半端さをなくそうと思いました」

「あとちょっとで夏の大会なんですけど、自分が先回りしてより効率の良い練習ができるように徹しようと思います」と話していました。

 金光学園のチームスローガンは「一心」。

 互いに支え合う全員野球で甲子園出場を目指します。

 全員「グランドベンチスタンドが一体となって甲子園行くぞ!」

               田村元基


 大会5日目(17日)エイコンスタジアム9時



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