日曜日いかがお過ごしでしょうか人生詰みぞうです。今週は全国的に大雨の被害、驚きました。被災された方が早く普段の日常生活に戻れるようお祈りします。さて、昨日また新規案件の依頼が来まして、最初は愚痴った記事を書こうかと思ったのですが何とかポジティブにと考え直しました。いや、しかし・・・黒い講師さんほどではなくても無意識に毒吐くのを抑えられないかも・・・
目次
この時期から浪人生が?
「7月中旬からスタートで数Bはまだ全然やってないそうです。国公立文系志望で」という話を塾から聞いたとき、「まさか合格発表から今まで何にもしてないってのか?」という思いが頭をよぎるもぐっと我慢。「15分後に飛行機出ちゃうから空港まで急いで。間に合うでしょ?」と客に言われたタクシー運転手の気分ですな。いくら飛ばしても1時間以上かかる距離ですけど、みたいな。
振替という罠
個別指導では、生徒側に「振替」という権利があります。前日までに連絡すれば、授業の予定を変更できるっていうシステム(講師側は急病など以外はできない)。それで今担当している子、2回連続で振替です。ということは、前の授業から3週間間隔があくのです。今高1の単元の最初の方やってて、獣医学部志望でこの状況、今年受かる気ないでしょって誰もが思うケースですねえ。
閑話休題、獣医学部って
昔読んだのを思い出します、漫画「動物のお医者さん」。最近では加計学園問題で注目を浴びましたが・・・。全国で獣医学部を設置している大学自体少なく、こちらのサイトによれば単純倍率24倍!鬼やなそれ!っていうほどの難関です。医学部に次ぐ難関だそうな。たぶんそんなクソ難しいことを知らないのではないでしょうか。しかし今そんなこととても言えません。せめて夏休み中に高1の範囲をざっとやらねばと思っていましたが既に雲行きが怪しいです。今後もちょいちょい振替しそうな予感。あとに詰め込まないといけないからこっちのスケジュールも大変になります。
どういう結果が出るか
今担当している子は、大学受験しないという一人を除き、全員「普通に考えて無理やろ・・・」という進行状況の生徒ばかりです。この予想を覆せるか?実に結果が楽しみです(←無理やりポジティブ)。詰みぞうはこれまでほぼひきニートだったとはいえ、個別指導・家庭教師で数十件の指導はしました。また、今はつぶれて影も形もない小規模塾とか、東進衛星の契約社員とかも1か月ぐらいはやったことあります(夜遅すぎてとてももたないとギブアップ)。そんな中で体感した合格する受験生像とは・・・。
- なんだかんだ言ってもサボってない。学校の授業とか宿題とかきっちりやってきた生徒。塾通ってもそれなりに言われたことにまじめに取り組んでおおむね順調に進んでいる
- 志望校が高すぎない。自分の力をよく分かっていて、ほんの少しの高望みあるいは受かりそうなところを手堅く受験する。
です。ビリギャルみたいなケースは極めてまれ。ドラゴン桜はフィクションです。さんざんサボってたけど浪人してはた目にも分かるほど必死になってる子に当たったらうれしいですが、私には縁がなかったですねえ・・・。
真実は言えない
心の叫びとしては、「そんなんで間に合うわけないだろ!」なんですが、それ言って何一つプラスにはなりません。どういう言い回しにしても相手のやる気をなくさせ、空気を悪くすること必至です。というか担当変えられること確実。何人かは私の予想をくつがえし、日本サッカー代表みたいに(またこれ引き合いに出す?)ミラクルをおこしてくれると信じてみましょう。というか実は本当に皆今年は受からなくてもいいと考えてるのかな?大金払ってる親はさすがにそんなことないと思うんですけど・・・。
終わりに
いかがだったでしょうか。結局ただの愚痴やないかい!というお叱りの声が聞こえてきそうですがこれでも可能な限りポジティブにしてみました。所詮結果は本人・・・それとお金を出す親がもっとも気にすることで、講師は最善を尽くしてダメだったらもう仕方ないと割り切る以外にないです。若い頃だったら「もうちょっと勉強時間増やさないと」とか大きなお世話コメントもして嫌がられていたかと思うんですが、そういうのはもうやめました。基本自己責任でやってくれい!私は一回一回頑張ってあとは忘れるから。それにしても親って大変・・・。