PAUL STANLEY'S NEW TOUR GUITAR
SOVEREIGN CUSTOM
SPECIAL REPORT


ここではAPOCALYPSEと並ぶもう1本のニュー・ギター、SOVEREIGNをレポートする。来日公演をご覧になった方ならお気づきであろうが、このギターはアンコールのみで使用された。ポールより依頼された調整内容はAPOCALYPSEと同じである。


仕上げは、APOCALYPSE同様のメタリック・ブラック・フィニッシュ。ボディ・サイドにはアイバニーズPS10LTDを思わせる貝殻を使用したバインディングが施されている。テールピース・プレートはワッシュバーンPS2000のもののデザインを踏襲しているが、PS2000が2つのパーツで構成されたものだったのに対し、このギターではそれよりも薄い1枚ものの金属プレートが使用されている。ちなみに、シルヴァートーン社のカタログに使用されているプロト・タイプの写真では、PS2000のものを流用しているようだ。


ボディ・バックの様子。この写真では切れてしまったが、ネック側のストラップ・ピンは、元はトグル・スイッチの近くに付けられていた痕跡があった。ポールの好みにより、ヒール部に移されたようだ。


配線の様子。以前にレポートしたステージ用のPS2000B同様、市販のものよりもシンプルな配線となっている。このギターの場合はリア・ピックアップのみが使用できる状態で、フロント・ピックアップ、トーン・コントロールなどは配線もなされていない。


ヘッドの様子。チューナーはグローヴァー


ポールのリクエストにより、調整済みのギターにはダダリオの弦が張られた。ゲージは.010-.046のもの。余談ながら、トミー・セイヤーのレスポールにはGHSの弦が張られており、やはりゲージは.010-.046となっていた。

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