みんな大好きリーガルドラッグの王様、ブロン先生。
市販薬の中でもトップクラスに気持ちいいブロンについてまとめてみた。




市販薬ODで遊んでる人の殆どが(体感)ブロンの使用経験があると思う。
自分の初めてのお薬アソビもブロンだった。

元々、DXMから始めようと思っていたのだけど幻覚やら吐き気があると聞き、日和ってブロンから試してみることにした。
だって、いきなり強い吐き気・酩酊とかセロトニン症候群がーとか言われたら怖いじゃん。ムリムリ。

自分と同じような人も、結構いるんじゃないだろうか。
そんなわけで、例によってブロンについてレポもかねてかるーくまとめてみる。

ブロンとは

エスエスブロン錠は、せきとたんに有効な白色の糖衣錠です。 
主成分のジヒドロコデインリン酸塩が延髄にあるせきの中枢に作用してせきをしずめ、dl-メチルエフェドリン塩酸塩が気管支筋の緊張をやわらげることによりせきをしずめ、たんの排出をうながします。さらに、抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩が、アレルギー性のせきに効果をあらわします。 　-エスエス製薬公式HPより


DXMと同じで咳止めクスリ。
別に錠剤ではなく、シロップでも良い。
但し、エスエスブロン錠エースは成分が異なるので注意。

アッパー系とダウナー系の作用を併せ持ち、用量を超えて服用すると１時間程度で活力が湧いてくる。
３時間もすると得も言われぬ微睡みの中で幸福感を得ることができる。
脳内物質ドバドバ出てる感じでちょう気持ちいい。

薬局で84錠で1500円程度。(ネットなら800円弱の所が多い)
薬事法の改正で後述の成分を含む為、基本一人一つしか買えない。
さらに大抵の薬局で店員さんに言わないと出してもらえない。
ちょっと面倒っちゃ面倒。
(Ya〇oo ショッピングとかで「ブロン」と検索かければ複数買える所はすぐ出てきたりする。)


イリーガルドラッグで言うならプチスピードボール(ヘロイン + 覚せい剤 or コカイン)とのこと。
含有成分は以下(12錠当たり)

・ジヒドロコデインリン酸塩 30mg
・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 50mg
・クロルフェニラミンマレイン酸塩　 8mg
・無水カフェイン 90mg


有効成分は以下２つ

ジヒドロコデインリン酸塩（ジヒドロコデイン）

名称こそ違うが、中身はコデインである。
阿片に含有されている、アルカロイドのうち0.5％を占め、メチル・モルヒネとも言われる。
ダウナー系の効果を持つ。

単体での効果は鎮静・鎮痛・咳止め等。弱い依存性を持つ。(要するにモルヒネを弱っちくした)
副作用として
掻痒感、吐き気、嘔吐、眠気、口内乾燥感、瞳孔縮小、起立性低血圧、排尿障害、便秘。 -wikipedia

リン酸塩との名前の通り、リン酸を含む。
口が乾いた状態で、リン酸によってカルシウム濃度が下がる為、常用すれば歯抜けおじさんまっしぐら。

呼吸抑制作用もある為、喘息患者など呼吸系疾患持ちの人にとって過剰摂取は禁忌である。

2014年6月の薬事法の改正により、「乱用の恐れのある医薬品の成分」に指定され、薬局での販売が一人一つに規制された。

dl-メチルエフェドリン塩酸塩(エフェドリン）

覚せい剤の原料「エフェドリン」の薬効をマイルドにした誘導体。
エフェドリンとは

エフェドリンはアンフェタミンに類似した化学構造を持つフェニルエチルアミンである。違法ドラッグ製造者がメタンフェタミン（覚醒剤の一種）を生成する際には、エフェドリンを前駆物質として使用する。 -wikipedia

とのこと。
アッパー系の効果を持ち、興奮作用がある。

副作用として
倦怠感、便秘、動悸、吐き気、食欲不振などなど。
勿論しっかり依存性もある。

併用禁忌はカテコールアミン製剤
こいつもしっかり薬事法で規制されている。


ブロンで味わう天国

エフェドリンとコデイン。アッパーとダウナー。
２つの作用がもたらす快楽たるや・・・。思い出すだけでよだれがでちゃう。


そんなブロンで味わえる天国を、ゆるーくレポ形式にしてみた。

個人的に必要な準備

・エスエスブロン錠
・グレープフルーツジュース　(ブロンの作用UP)
or 飲むヨーグルト　(胃に粘膜を張ってくれるため、吐き気が怖い人はコチラ)
・リラックスできる環境
(近所のトーンの低いピアノ練習が２時間続いて発狂しかけたことがある。静かな環境がおすすめ。)
・飲み物　(口が物凄く乾く)
・タバコ　(吸う人は用意しておくと良い)
・空腹にしておく　(吐き気怖い人は少し軽食を摂っておく。)

飲み方

ＤＸＭとは違って、体調に合わせて適宜追加していくのが良さげ。

初めてならば
(170cm/60kg 成人男性基準)
１回目：10T
２回目(30分後)：5T
３回目(45分後)：5T
程度がおすすめ。

参考までに自分は大体こんな感じ
1回目：25T
2回目：15T
3回目：10T


数時間おきに絶えず入れる人も多いのだけど、個人的には１時間程度で決めた容量を飲み切って、後で追加しないほうが良いと思う。
ずっとアッパーでしゃっきりしてんのもなかなか辛い。
作業したい時にはいいのだけど、ダウナー系の作用のほうが好きなので、基本的には追加しないようにしている。


エスエスブロン錠 50T　
(具体的な記録をとってなかったので、大体の経過を思い出しつつ・・・。)

12:00 
鼻歌交じりにブロンの蓋を開け、真っ白の糖衣錠を25t程数える。
冷蔵庫にある適当な飲み物で7-8tずつ流し込んでいく。たまにえずく。

12:30(30min)
吐き気など体調に変化が無いか確認し、15t追加。
この時点で、特に変化はない。

12:45(45min)
更に10t追加。飲み終わって一服しながら一息つく。
ちょっとタバコが美味く感じる。ニコチンが頭に染みるような、ふわふわとした感覚。

13:00(1h)
なんとなく目が冴えたような、やる気が湧いてくるような。
PCつけて、期限間近のレポートを消化しながら時間をつぶす。

15:00(2h)
レポートを済ませて、ごろ寝しながらパワ〇ロ。

15:30(2h30min)
身体の力が抜けてくる。
ダウナー系作用の出始めの合図。スマホをもって、のそのそと布団にこもる。

16:00(3h)
ブロンの本領発揮。コデインが代謝され、モルヒネと化す。
ちょう気持ちいいダウナータイムの始まり。

目を閉じて、リラックスすると１分も経たずに身体が弛緩しきる。
弛緩しきった身体とは裏腹に、イヤホンから流れる音楽がやけにはっきりと聞こえる。
(無水カフェインの効果だろうか？)

夢うつつ、土曜日の二度寝、婆ちゃん家の縁側で陽を浴びながらうつらうつらしてるような感覚を、５倍強くしたような多幸感。
頭の中から溢れる脳汁が、全身の隅々までじわりじわりと染み渡る。
こんな幸せな時間が３時間ほど続く。はーたまらん。

19:00(6h)
徐々に多幸感が薄れていくのを感じる。
のそのそと布団を出て、乾ききった口を潤す。
ベランダに出て一服すると、穏やかな眠気が襲ってくる。

19:30(6h30min)
ただ寝ていただけなのに、ＯＤで疲労しきった身体が睡眠を求める。
身体の求めるままに、心地よい疲労感の中で、そのまま１０時間程眠りこける。

こんな感じの天国を味わえるブロン様。
リーガルドラッグ、市販薬の中では最高レベルの気持ち良さ。
薬に興味ない人が想像する、ドラッグってまさにこんな感じなんじゃないだろうか。

ちなみにアルコールや眠剤とカクテルするともっとドロドロになれる。
(一度ブロン50Tと眠剤とウィスキー呷り散らかしたら不整脈でうっかり死にかけたので注意)

だけど、当然といえば当然。天国だけ味わえるわけじゃない。
元気の前借り、クスリの代償。ブロン地獄篇が待っている。



ブロンで味わう地獄


コデインもエフェドリンも依存性を持つ。