事務所宛にお手紙をくれた方へ 昨日、私のもとに届きました。 原則お返事はしないのですが、 内容がとても大変なことだったので、 お返事しようと思いました。 ただ、手紙を出してくれた日から 10日以上経っていること、 貴女の状態が日々変わることを考えて (ブログを読んでくれているそうなので) ここが一番早いと、 急ぎ書かせてもらいます。 闘病は大変なことですね。 病気はとてもプライベートなもので 自分ひとりで向き合うしかないものです。 周りにどんなに人がいても 選択も決断も自分でする。 こればかりは孤独な作業ですね。 何を言っても慰めることも 安心させてあげることも出来ないけど 祈っています。 誰でも頑張れない時はあります。 誰だってそんなもんなんです。 私の周りの患者達もそうでした。 今までの生活を反省するほど、 病気を自業自得なんて思うほど 真面目である必要は無いですよ。 クソが!って思えばいいんです。 ※口が悪くてすみません。 辛い日の夜は、 私は何も考えないようにしていました。 眠るために とにかく目だけを疲れさせました。 エッセイやエッセイ漫画を読みました。 録画して溜めておいた お笑い番組を繰り返し見ました。 総じてフィクションより ノンフィクションが向いていました。 目さえ疲れれば少し眠れる気がします。 参考になりますか? 私は貴女のように 生存の厳しさを医者に言われたことは 今までで2度ありますが、 なんやかんやで生き延びました。 貴女の先生も念のため 厳しめに言ったのかもしれない。 他に治してくれる医者がいるかもしれない。 そう思った方が絶対に楽です。 楽な方に考えた方が絶対に得です。 もし今の場所で何も出来ずに 時間だけが過ぎて行くのなら、 他の病院を探すのもひとつの方法です。 気持ちに少しでも余裕が出来た時に 周りに相談してみても良いと思います。 私はインターネットで調べて 幾つかの病院に行きました。 病棟からだと難しいので 自主的に退院して初診に向かいました。 その時に、自分の家にある物を 出来るだけ全部捨てました。 若い身内を亡くしたことがあるので 物を残しちゃいけない、 と言う意識だけは強くありました。 残された家族は 残された物を捨てられませんからね。 この辺り、私は冷静なつもりでしたが 周りからはおかしいと言われました。 自分では分かりません(^-^; 生き延びる選択肢を必死こいて探しつつ そうならなかった時の準備もする期間。 改めて思い返すと 複雑っちゃあ複雑ですが、 私の中では矛盾はありませんでした。 何より心が落ち着きました。 そして何かをしている時は やはり人間は前向きなのでしょうね。 パワーが湧いた気がします。 貴女の今の絶望が分かるかと言われれば 私は完全に理解することは出来ないです。 でも貴女が私に自分を重ねて 見てくれている気持ちは分かります。 私にとっても、 同じように病気と共存して 元気に生きている先人達の文章が 希望であり、御守りでした。 それは今でもそうです。 私はプロではないので 正直、アドバイスは拙いです。 参考にならないかもしれません。 でも、貴女が孤独感をこれ以上 感じずにいられれば良いなと思います。 似た気持ちでいる人達が 大勢いると思えれば 少しだけ楽になるでしょうか? そう願います。 あ、もちろん、本人さん、 このブログに返信しなくて良いからね。 晒すつもり無いからね!! このブログも、言わば私信なので 時間が経ったらそのうち 消そうと思っています。 届きますように!!
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2018-06-29
2018-06-25
2018-06-19
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5 看護師さんから聞きました。
知り合いの看護師さんが、自分や家族達が病気になり、その時に医師から説明を受けた際に感じたそうです。(集中治療室に1ヶ月くらい入っていたご家族もいました)
医師達は、最悪の事態から説明し始める、と。
まず保身ありき、で、患者様に最悪の説明をして、状況により段々良くなると…良かったね、危機は脱したね、と患者様を労り、自分も安堵して次のステップへ繋げると。治療しかり転院しかり。
もし、軽んじた説明をした後に最悪な事態になろうものなら…今のご時世、医師達は訴えられてしまう、と。
ですから、医師により、自己保身の為に無意識で患者様に最悪な事態を説明してしまう種類の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
「医師も、人間だからね。」
と…私は医師の口からハッキリと言われた事が有ります。
私も母が手術を受ける際の説明でもそう思いました。
ぜんっぜんっ大丈夫だったですが!!
4 状況は分かりませんが、それでも力になりたい。
僕なんて境遇も病気の種類も異なる上に全然楽な方ですし、
僕自身のことを語って何かの役に立てるかは分かりませんが、少しだけ。
長期入院しているとどうしても孤独な気分になりますよね。
周りはほとんど知らない人ばかりなのに
一緒に入院している。世代が違うと話す話題もつかめない。
結局誰とも関わり合いたくない気持ちが強まりました。
お見舞いに来てくれた人の何気ない一言に
傷つき悲しくなることもあり、
周りの患者さんが迷惑行為なんてした日には
苛立ちはピークです。
そういう時は体調の許す限り、読みたかった漫画を手当たり次第読んだり、アニメを見たり、アニソンや落語のCDを聴いたり。
あ、剣道の恩師に教わった座禅もしていました(お医者様に見られて驚かれやしないかないかヒヤヒヤです)
そしてやはり
お見舞いに来てくれた家族と談笑していました。
不思議ですよね、誰にも会いたくないという気持ちと同時に家族が来てくれるだけで心強いという相反する気持ちがあったのです。
人間ってそういうものなのかなと思ったり。
寛解に向けた様々な治療を受ける時は「退院したら邑子さんの応援をまたやるんだ!」って気持ちを糧にしていました。
命がけなのにそんなこと考えていた僕は変わり者かもしれません。
邑子さんのお話を知っていたので、「自分はまだマシだ。こんなことでへこたれるな!」って鼓舞していたのもあります。
でも「これから体調が良くなったら、退院したら、何がしたいか」を考えるのも良いと思います。
苦しくて辛いなら楽しいことを考える。楽しいことを考えているときは気持ちも楽しい方に引きずられていました。
なかなか寛解しない僕の所へ幸運にも
その病院でもかなり凄い先生に診てもらうことになり、
段階を踏んで無事退院できました。
出来なくなったことがあったり、再燃することもあり
毎日の薬や定期的な通院は欠かせません。
ですがそれでも今が楽しいです。
邑子さんの応援を今も続けられていますから。
このような文章で
少しでも貴女様のお力になれるのなら幸いです。
3 無題
私もどんな状況か全然わからないですがせめて、届くように、祈らさせていただきます。
2 無題
他の人あての私信にコメントを寄せるのはどうかと思いましたが書きます。
私はステージ4の癌にて現在治療中の身で手術の後は主に抗癌剤での化学療法を行っています。
最初のお薬はすごく効果があり転移した癌が少しずつ小さくなっていましたが副作用が強く(個人差がかなりあるみたいで)治療をはじめて6カ月ほどでほとんど歩けなくなり、その他の副作用と合まって苦しくて苦しくて、その苦しさから逃げたくて死のうと思っていました。
そんな時以前の職場の仲間やアニソンがらみのライブでしりあった仲間、そして看護師さんや薬剤師さんに辛さを打ち明け励ましやアドバイスをいただき今の薬に変更してもらえるようになりました。
正直癌は少し大きくなってきていますが耐え難い副作用からも解放され生きる喜びを味わっています。
立場も状況も違うので的外れな内容かもしれませんが、ガンバリすぎないで周りの人に弱音をはいて甘えてみてください、先生にももっとこうしてほしいとわがままを言ってください、遠慮なんて必要ないです。
長くなりましたが、少しでもこの文章が励みになるのであれば幸いです。
1 届きますように、と私も祈ります
どうかその方に届きますように
何もわからない・知らない者ですが、胸が苦しくなりました
どうか
6 励まされました
初めまして!
後藤さんのブログを初めて拝見しました。
私は、切羽詰まった状況ではないものの
ある病気になり早3年が過ぎました。
いつまでも治らない病気にイライラしたり
病気に理解がない周りの人達に悲しくなったりを
繰り返していますが、
後藤さんのブログに書いてあった、
楽に考えたほうがいい!になせがわからないのですが、心が楽になりました。
なんかホッとしました。
お礼が言いたくて、コメントしました。
ありがとうございました!