「聖者の行進」第2回目でございます。
今日は、”指使い”についてお話しをしていきますね!
(少しばかりボリューミー?です!)
※前回の記事はこちら!
■手作りレッスン②-1「聖者の行進」
→【手作りレッスン②-1「聖者の行進」】ねねの音彩(ねいろ)~ピアノサロン通信Vol.8~ - 島村楽器 吉祥寺パルコ店 シマブロ
.* 。 本日のおしながき 。.*
一、みなさまこだわりの「指番号」御膳
一、動画による「指使い二種盛り合わせ」
一、みなさまこだわりの「指番号」御膳
ピアノを弾く上で最も重要な、”指使い”!!
生まれながらに私たちは、平等に
右手:5本
左手:5本
合計:10本 の指を授かっています。
それら10本の指で一つ一つの音を鳴らし、
それぞれ違うことをしてもらっているわけです。
楽譜を見ると、ところどころ音符の上に小さな数字がかかれています。
「ここの音は、この指だと弾きやすいですよ!」と、作曲者・編曲者の方が丁寧に示してくださっているのです。
ここで一旦!
皆さん、ご自分の両手をじっくり眺めて見てください。
手の大きい・小さい、指の形や長さ……などなど
自分の手をまじまじと見つめる機会って、案外少ないと思います(笑)
皆さん、それぞれの個性や魅力が、しっかりありますよね*
ですので、楽譜にある指使いでちゃんと弾いてみたときでも
・自分の指の形だと、この和音は押さえにくいや…
・まだ自由に指が動かせないから、この角度はちょと厳しめだなぁ
などと感じられることが、しばしばあるかもしれません。
特に、
*ピアノを始められたばかりの方
*これから独学で曲を練習してみよう!と思っていらっしゃる方
にお伝えしたいのですが、
「自分の指に負担がかかってしまいそう・・・」
と感じたときには、他の指に置きかえてみて大丈夫ですよ!
それに、指の成長と共に、指使いは変わっていくものでもあります。
深くなってきますと、音楽表現をする上で
出したい音や響きに合わせた指使いを、研究する場面も出てきます!
一、動画による「指使い二種盛り合わせ」
左手、赤く囲った部分をご覧ください!
指番号は下から[3・1]となっていますが、[2・1]でもOKです。
赤枠の次に弾かなければならない、青枠の「ソ」が弾きやすい方を、選んでみて下さい!
◎2種類を、実際に弾いてみたのがこちら!
このように普段のレッスンでも、その方の手や指に合う番号を一緒に決めていきます。
次回はなんと、スペシャルゲスト様の登場です……!!!