トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

ショウ・タイム再び!!大谷復帰2戦目で再進撃のマルチ安打!!

2018年7月6日 紙面から

マリナーズ戦の7回、右翼線二塁打を放つエンゼルス・大谷。投手ブラッドフォード=シアトルで(共同)

写真

◇エンゼルス7-4マリナーズ

 【シアトル共同】米大リーグは4日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)はシアトルでのマリナーズ戦に「6番・指名打者」でフル出場し、4回に右肘の故障から復帰してから初安打となる右前打、7回には右翼線二塁打を放ち、4打数2安打、2得点だった。複数安打は5月24日以来。チームは7-4で勝利した。

 積極打法が功を奏した。1点を追う4回。大谷は初球、内角への138キロシンカーを右前へ運び、復帰後初安打を記録すると、7回の打席は1ボールから内角150キロ速球を打って右翼線二塁打。5月24日のブルージェイズ戦以来、9度目のマルチ安打で日本時間5日に迎えた24回目の誕生日を自ら祝った。

 右肘のけがから1カ月ぶりに復帰した前夜の試合は4打数無安打3三振。2つの見逃し三振を喫するなど精彩を欠いた。しかし、この日は見送った9球すべてがボール判定。優れた選球眼で好球必打を実践した。「ボールに対して入り方はすごい進歩している。きょうはそこが一番よかった」。適応能力の高さを証明する5打席となった。

 4回はつなぎの安打で好機を拡大し、後続の2本の適時打を呼び込んだ。自らも一塁から快足を飛ばして勝ち越しのホームを踏んだ。7回の二塁打は「狙った球をきっちり打てるところだけを待った。なんとか長打になってくれてよかった」と振り返った。

 ニックネームの“ショウ・タイム”にふさわしい2安打2得点。「基本的にはストライクゾーンは全部打てると思っている」。チームの3連敗阻止に大きく貢献した大谷は「そこが一番うれしい」と言った。(小林信行)

 

この記事を印刷する

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ