感想

結局、話し合うだけで終了。
(心中冷静に建前だけ)少しきつめに起こって性奴隷に・・・って
正直言って、タカシにもがっかりしました。

結局タカシは彼女達を家族と思ってないんです、嫌われずに性奴隷にするために
いい顔をしているだけなんだと思いました。

家族と思っているなら、心の底から吐き出すような怒りをぶつけ
それこそ、今回彼女らにされた事を不格好でも涙を流しながら必死に訴える
場面だったと思います。

心の中で「この程度なら、まだ責めて良さそうだな」とか考えてるようでは
今後も同じ事が起こると思います。

勇者と言うな！とか怒って見せて、最後には「俺が勇者だってバレるじゃん」とか
肯定とも取れる事を言ってますし・・・。

何というか、結局のところ三人ともタカシの事を”好き”では無いし
これからも”好き”になる事は無いんだなあと実感しました。

ファラとマリーはタカシを一応”ご主人様”と認識はしているが
心の中では”馬鹿”にしていて涙を見せて従っているふりをしていれば
何でも言う事聞いてくれるし、スゴイ力も与えてくれる”道具”と思っている。

ミリアに至っては、ミーアに言われたからと言う義務感と力をくれるという
打算だけで付き従っているだけ。

ましてや他の奴隷に謀略を授け、自分達を家族と言ってくれているタカシを
騙し、死地へと誘導する。

これって「奴隷」タグを見て、読み始めた読者が望む”主人と奴隷の関係”
なんでしょうかね。

正直、今の流れからこの三人が持ち直す可能性は低いんじゃないでしょうか。

まあ、ファラだけは若干見込みはあると思いますが・・・。

ミリアはミーアの所に返し、マリアは返品。

ファラだけ残し、今回の教訓を主人公が心に秘めて、新たな展開に向かう方が
いいかもしれませんね。

初期のミリアは結構好きだっただけに、今こんな文章を書いている事が
残念でなりません。