科学哲学の歴史的展開を整理。19世紀からの道のりを辿り、科学哲学が「科学」と離れて独自の問題意識を育ててきたことをみていく
著者 |
伊勢田 哲治 著
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ジャンル |
哲学・思想
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シリーズ |
哲学・思想 > 叢書・知を究める
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出版年月日 |
2018年09月刊行予定
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ISBN |
9784623084319 |
判型・ページ数 |
4-6・360ページ |
予価 |
本体3,800円+税 |
在庫 |
未刊・予約受付中 |
「科学哲学」とは科学について哲学の観点から考える営みのことである。この「概念としての科学哲学」に対して、哲学者たちの研究コミュニティで共有され受け継がれてきた特定の問題意識に基づく「研究伝統としての科学哲学」がある。本書はこのような歴史的展開を整理し、19世紀からの科学哲学の道のりをたどることで、科学哲学が「科学」と離れて独自の問題意識を育ててきたことをみていく。
[ここがポイント]
◎ 科学哲学の歴史を振り返り整理する
◎ 幅広く文献を渉猟し見取り図を描き出す
序 章 科学哲学の来た道
第1章 帰納と仮説をめぐる論争
第2章 「サイエンティスト」の起源
第3章 19世紀のクリティカルシンキング
第4章 実証主義の成立
第5章 19世紀末から20世紀初頭の科学哲学
第6章 論理実証主義へと続く道
あとがき
年表
文献表