泥酔した入居者女性を全裸にし、猥褻行為や動画撮影 シェアハウス60歳オーナーを逮捕
2018年06月16日 15時35分 日刊ゲンダイDIGITAL
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シェアハウス60歳オーナー 泥酔した入居女性を陵辱の恐怖
2018年06月15日 18時39分 日刊ゲンダイDIGITAL
自宅玄関に掲げられている看板（店のＳＮＳから）
最初から「それ」が目的だったのか――。
自宅で経営するシェアハウスの大家の立場を悪用し、居住者の女性にわいせつな行為をしたゲスが捕まった。
１３日、準強制わいせつの疑いで兵庫県警に再逮捕されたのは、神戸市灘区の会社員、森崎幸義容疑者（６０）。２０１６年７月１９日未明、泥酔して帰宅した当時２１歳の入居者の女性の部屋に侵入し、体を触るなどした疑いだ。
森崎容疑者は無職だった約６年前、嫁と「金儲けする方法はないやろうか」と話し合い、２階建ての自宅の２階部分（約４２平方メートル）を３部屋に仕切り、シェアハウスとして貸し出すことにした。インターネットでノウハウを入手し、入居者を募集。嫁と２人で面接し、女性ばかりを居住させていた。
「被害に遭った女性は当時、ホステスをしとって、深夜、ベロベロになって帰ってきた。森崎容疑者はそーっと階段を上がって女性の部屋に忍び込み、女性に気づかれへんようにブラを外し、パンティーを脱がせて全裸にし、胸を揉みしだき、局部をまさぐった。その模様をスマホで動画撮影しとったんや。女性はえらい酔うとったようで、全然気づかんかったみたいやな。普通の家やったから、部屋にカギはついてへんかったそうや」（捜査事情通）
それから約１年８カ月後の今年３月２８日、森崎容疑者は同じ女性に、その時撮影した全裸の写真を添付し、「援交でええから、エッチさせてくれ」というメールを送った。身に覚えのない自分の裸の写真が突然、送られてきた女性は「怖いし、気色悪い」と思い、翌２９日、被害届を提出。森崎容疑者は６月３日、強要未遂で逮捕された。
■ほかにもわいせつデータがゾロゾロ
その後、自宅を家宅捜索して押収品を精査したところ、女性が森崎容疑者に陵辱されている動画が見つかったため、再逮捕となった。警察は他にも被害者がいるとみて、調べを進めているという。
「部屋は３つやけど、ルームシェアしとった人もおって、最高で４人住んどった。押収品からは他にも女性の裸のデータがようけ出てきとるようやから、他の部屋の女性も被害に遭うとる可能性はあるわな。森崎容疑者を逮捕した時点で、みんないっぺん転居したんやけど、また新しい人が入ったみたいや。そんなことがあったなんて知らんと、住んどるんやろな。入居者にわいせつな行為をするなんて、ひどい話やで」（前出の捜査事情通）
家の前には、新車価格で１０００万円以上する黒の「ベンツＣ６３ＡＭＧ」が止まっている。近隣住民がこう言う。
「本人は身長１７０センチぐらいで中肉中背、頭髪は薄く、７０歳ぐらいに見える。逆に年の離れた嫁ハンは見た目２０代ぐらいで子供みたいやけど、小さい子が３人おるわ。（シェアハウスには）４、５年目に知り合いが住んどったけど、『ついでに子供の洗濯物を洗うとけ』とか言われたらしい。家賃は確か４万円言うとったな。４年くらい前から犬の散歩とかをする『何でも屋』を始めたんやけど、客なんか見たことないわ。ベンツを買うたんは２年ぐらい前やったわ。ごっついカネあるなぁって思うとったんや」
ベンツの購入代金はどうやって稼いだのか。
