加計会見拒否で県議会も意見
加計学園が加計理事長の記者会見を今後行わないと回答したことについて、5日開かれた愛媛県議会の委員会で、加計理事長に説明責任を求める意見が相次ぎました。
県議会では、5日、総務企画委員会が開かれ、愛媛県内の報道機関が加計理事長に申し込んでいた記者会見を学園側が拒否したことが取り上げられました。この中で委員からは、「県民感覚からズレた内容だ。説明責任を果たすという真摯な対応が見られず、信頼回復にはほど遠い」とか、「しっかり対応してもらわなければ、今後も問題が発生する可能性がある」など説明責任を求める意見が相次ぎました。これに対して、愛媛県の担当者は、先月岡山市で行われた加計理事長の記者会見について、「学園側は『質問が出尽くした』としているが、打ち切ったと受け止めている。対外的な説明責任は果たされていない部分もある」と述べました。そのうえで、「学園の信頼を確保するためにも引き続き説明責任を果たしてほしいというスタンスで臨みたい」と述べ、県の考えや方針を説明しました。