【ウィンブルドン】初出場の内山、1回戦で敗れるも「プロになっての夢が叶った」

2018年7月5日0時32分  スポーツ報知
  • 男子ダブルス1回戦 プレーする内山(上)、ベゲマン組=ウィンブルドン(共同)

 ◆テニス ウィンブルドン選手権第3日(4日、英ロンドン)

 男子ダブルス1回戦で、予選を勝ち上がった内山靖崇(25)=北日本物産=、アンドレ・ベゲマン(33)=ドイツ=組は、第11シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)、マルセル・グラノリェルス(スペイン)組に2―6、4―6、6―3、6―7で敗れた。

 単複通じて4大大会初出場となった内山は「嬉しかった。プロになっての夢が叶った」と満喫した。ウィンブルドンは他の4大大会と違ってダブルスに予選があり、しかも予選を別会場で行うため、本戦に残って初めて芝の聖地に足を踏み入れられる。09、10年にジュニアで出場して以来の会場は「ジュニアの試合をやったコートがなくなっていた。ロッカーも(ジュニアの時は)練習コートの方だったので、本会場は初めて。芝は真っ新で嬉しかった」と新たな発見ばかりだった。

 最初の自分のサービスゲームはブレイクを許したが、格上から1セットを奪い、第4セットはマッチポイントを2度しのいでタイブレイクまで持ち込んだ。夢が一つ叶い、改めて「シングルスで来たい」と思いを強くした。シングルスでの2020年東京五輪の出場枠獲得を目指し、アジア大会(8月)にも出場する。

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