日本サッカー協会が、ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表の西野朗監督(63)に年俸2億円(推定)の2年契約でオファーを用意していることが4日、分かった。次期監督を巡っては、大会前から海外の大物監督ら100人以上の売り込みがあったが、日本人路線を継続する。今日5日に帰国する西野監督はいったん任期満了となるが、早ければ今月中に再契約の運びとなる。交渉がまとまれば、最短で26日の理事会で承認され「西野ジャパン2」がスタートする。

 日本協会は、100人以上の大物外国人監督らの売り込みに見向きもせず、西野監督に条件提示する。就任3カ月で、低迷していたチームをまとめ、選手を一致団結させた手腕を高く評価した。20年夏までの2年契約で、年俸は2億円。2年間の成績も影響するが、2年後さらに2年の契約延長オプションが付く。すでに技術委員による検証作業は水面下で進めている。

 日本協会関係者は「欧州チャンピオンズリーグやW杯で上位に入った実績のある監督サイドからの売り込みが相当ある。100人は超える。毎回、W杯のたびに起こる現象ではあるけれど、今回は特にすごい。名前を見ただけでほれぼれする」と話す。100人の中には、元ドイツ代表監督クリンスマン氏、元イタリア代表監督のドナドニ氏の名前も入っているという。

 サッカー界の監督人事は、W杯直後が最も活発だ。就職浪人中の監督にとっては逃せない4年に1度の大チャンス。特に日本は、欧州からは距離的な不利はあるが、安定した金払いと治安が良く、選手のポテンシャルが高いことから、人気は高い。