Ａｒｅ　ｙｏｕ　ｈａｐｐｙ　？　
　
　　Ｙｅｓ，　Ｉ　ａｍ　！


外と内
　興味深いことに、外側はよく見えるのに、内側は目に見えません。
　たとえば、身体は、どうでしょう。目・鼻・口・耳・髪。こういったパーツは、誰でも知っている器官であり、名称です。
　つづりはともかく、英語でも、知っているはず。Eye, nose, mouth, ear, hair でしょ、と。
　ところが、歯や舌はともかく、口蓋帆とか、鼻腔とか、声帯とかになると、とたんに分からなくなります。
　体内の様子をつぶさに説明できる人は、よほどの物好きで、通常は医療関係者ぐらいのものでしょう。
　まして、心の中ということになれば、なおさら不可視の領域です。
　どうやら私たちは、外側や外見ばかりにとらわれて、内側に目を向けることが苦手なようです。

コーチングとは
　ところで、このごろ、「コーチング」という言葉をよく耳にするようになりましたね。
　「コーチング」とは、そもそも何なのでしょうか？
　よく似た言葉に「ティーチング」というものがあります。先生（ティーチャー）が知識や方法を教えることを「ティーチング」と言います。
　学校では、この「ティーチング」が行われ続けているので、皆さんもよくご存知かと思います。
　これに対して、「コーチング」は、コーチがプレーヤーの話を【傾聴】し、プレーヤーの【潜在能力】を最大限【引き出す】ための助言を行うことを指します。
　「ティーチング」が「外から与えられるもの」だとするなら、「コーチング」は「内から引き出されるもの」ということになるでしょう。
　たとえば、生徒が居眠りしているとしましょう。
　それでも先生はしゃべり続けていれば、お給料を受け取ることはできます。
　ところが、「コーチング」はそういうわけにはいきませんね。
　プレーヤーが居眠りしていたら、コーチにできることは、ただ起きるのを待つ以外にないからです。
　それでは、「ティーチング」と「コーチング」は、一体どちらが有効なのでしょうか？
　もちろん、能力や状況にもよりますが、基本的には「どちらも有効」とお考えください。
　ところが、世の中に「ティーチング」はあふれているものの、「コーチング」はまだ十分に浸透しているとはいえません。
　これからは学校教育においても、それ以外の研修などでも「コーチング」の普及が急務といえます。
　「コーチング」というものを知っていただき、その具体的な知識や技術を共有していただくことが求められています。

細島式
　細島式コーチングは、残念ながら、現在お受けいただくことができません。
　細島が兼業を禁止されている公務員だからです。
　いずれ独立するつもりでいますが、現時点では、営利活動を行うことが、許されていないのです。
　しかし、細島式は、公務員以前も、公務員になってからのボランティア活動でも、数々の実績を生み出してきました。
　過度に教えることを抑えることにより、かえってチームの雰囲気をよくし、合格や優勝へ導いてきたのです。
　しかも、特定の分野やジャンルに偏っていません。
　その人やチーム、組織に応じて、１つひとつ成果をあげてきました。
　もちろん、これは「コーチング」だからできることであり、魔法でも何でもありません。
　人間の可能性（潜在能力）は予想以上に大きいものです。
　ただし、それを爆発的に引き出すためには、１つだけ気をつけなければならない要点があります。
　それは、可能性（潜在能力）だけでなく、それを邪魔する無意識（深層心理）の抵抗が非常に厄介であるということです。
　だから、安全装置（リミッター）を破壊しなければならない。
　そして、無限の可能性（潜在能力）は残しつつ、肥大化した贅肉を削ぎ落とすこと、粗大ゴミを捨てることが大切です。
　そうすることにより、目詰まりを起こしていたパイプが「スッコーン！」と通るようになり、内側の声が、よく響きながら、まっすぐ外側へ出てくるようになります。こうなれば、しめたもの！
　細島式は、あなたのダンプカー数台分の「ゴミ捨て」をお手伝いします。