こんにちは、コトリス(@Kotori_fresh)です。
喫茶店にそれほど興味のない方も「名古屋に行ったなら喫茶店に入ってみたい」と思う方が多いのではないでしょうか。
私のブログに訪問してくださる方のトップ10に東海3県が入っているのは、喫茶店への関心の高さの現れ。
今日は観光客向けではないリアルな名古屋の姿が肌で感じられる下町喫茶を紹介します。
早朝4時に開店する珈琲屋ロビン
名古屋駅の西側に位置する中村区。
名古屋駅から徒歩で行ける下町ですが、東海地方最大の遊郭「中村遊郭」があった艶やかな場所としての側面も。
珈琲屋ロビンは昭和28年(1953年)創業。
65年もの時を刻む小さな喫茶店です。
モーニングを食べようと早起きしてロビンの扉を開けました。
昭和ひとけた生まれのおしどり夫婦がお二人で60年以上ロビンを営んでいましたが、私が伺ったのはマスターが亡くなった後のため、ママと娘さんが二人三脚で営業されていました。
「47都道府県の純喫茶」で取材を受けた山之内さんまで亡くなるとは、としんみりとした様子のママ。
ママは東大阪のご出身なので言葉は大阪弁。
旅先ですが大阪の喫茶店にいるような安心感がありました。
今は娘さんがロビンを手伝っていらっしゃいます。
夜の盛り場として付近に活気があった頃は深夜まで店を開いていましたが、常連さんが年と取るとともに開店時間が徐々に前倒しになり、今は早朝4時に開店。
まだ暗いうちから常連さんが集まって来るというので驚きです。
深夜バスで早朝に名古屋に到着し行き場所に困ったら、ロビンを目指したらいいのでは?
10時半までのモーニングはトースト、ゆで卵付きで350円という破格値です。
初訪問ながら何度も来たことのあるような懐かしさと居心地の良さを感じる喫茶店でした。
▼珈琲屋ロビンのほか、個人経営のレトロな喫茶店が多数紹介されています。
珈琲屋ロビン
【最寄駅】JR名古屋駅より徒歩15分、市営地下鉄中村区役所駅より徒歩10分
【住所】名古屋市中村区寿町36
【営業時間】4時~15時
【定休日】日
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