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要点をざっくり
- 居酒屋チェーン「鳥貴族」の京都市内の店舗で、20代の男性店長がアルバイト店員の女性の着替えを盗撮し、懲戒解雇されていたことが4日判明しました。
- 「鳥貴族」は関ジャニのメンバーである大倉忠義の父親・忠司氏が代表取締役社長を務めています。
- 同社は女性側に謝罪し、見舞金として1万3千円を支払ったということですが。
鳥貴族の店長が盗撮で懲戒解雇
居酒屋チェーン「鳥貴族」の京都市内の店舗で、20代の男性店長がアルバイト店員の女性の着替えを盗撮し、懲戒解雇されていたことが4日判明しました。
そのきっかけとなったのは、被害女性のツイートです。
鳥貴族によると、店長は6月15日、店内の更衣室でスマートフォンを使って女性の着替えを撮影しました。
女性が盗撮に気付いて発覚。
店長は認めており、20日付で懲戒解雇処分になったとのことです。
見舞金1万3千円の計算根拠
「鳥貴族」といえば、関ジャニのメンバーである大倉忠義さんの父親・忠司氏が代表取締役社長を務めていることでも有名です。
鳥貴族のツイッターでも、大倉忠義さんの誕生日をお祝いしています。
鳥貴族は、被害にあった従業員に対して、休職を余儀なくされた日にちを参考に見舞金を支払ったということです。
ツイッター上では、1万3000円の画像もあがっています。
鳥貴族は、この盗撮が事実であることをみとめたうえで、被害者や関係者に向けて「ご迷惑とご心配をおかけしました」と謝罪しました。
さらに、会社側は「このような事案が発生したことは誠に遺憾だ」「今回のような事態が発生したことを重く受け止め、倫理観ある行動を徹底するよう全従業員に指導していく」としています。
現在、山科署でも捜査を進めているということです。
ツイートしなければそれで終わりの体制がダメ
この店長は、その場で警察に連れていかれたようです。
しかし、被害届が出せないのはおかしいですね。
確かに盗撮行為は「刑法」には直接違反しません。
しかし、『京都府迷惑行為防止条例』があります。
平成26年にやっと改定されましたが、これまで条例で規制されてきた「公共の場所、公共の乗り物」に加え、学校の教室、職場などにおける盗撮行為を規制するため、新たに「公衆の目に触れるような場所」を規制対象に追加しています。
この改正前には、京都では実際に教師が学校で盗撮しても処罰できなかったという例があります。
『 罰則』も
単純な盗撮行為
1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
常習の盗撮行為
2年以下の懲役又は100万以下の罰金
になっていますから、立派な刑事事件の犯罪です。
もしかしてもみ消し
このツイートをした、karenさんは両親と話し合うとしています。
被害届が出せないわけはないので、これを鳥貴族側がいったとしたら事件のもみ消しです。
警察なら、面倒臭いので、女の子だし騙そうとしたのでしょうか。
どっちにしても、4年前にやっと職場での盗撮行為が処罰されるようになった京都ですから、厳正な処罰をして欲しいと思います。