2012-09-04

「お打ち合わせ」

「お打ち合わせ」って言葉は変だよ。「打ち合わせ」でいい。

広告代理店やらメディアやらのメールでよく「お打ち合わせ」って書いてあるんだけど違和感

 ここ近年でそういう自分的に納得できない言葉使いの筆頭は、20〜30代のやり手のビジネスマン達が使う「お打ち合わせ」や「お見積もり」「ご提案」だ。

 上記のような言葉が出てくるシチュエーションは大抵の場合、先方から「打合せ」や「見積もり」「提案」が申し出される時だ。まがりなりにも顧客であるこちら側に問い合わせているのだから、本来であれば、彼らの都合である「打合せ」「見積もり」「提案」は、へりくだって表現されてしかるべきなのに、そこで「お」や「ご」を付けてしまうと、こちらが高められることはなく、逆に彼ら自身の都合が高められる表現になってしまう。

 もちろん、こういう言葉使いをしている本人達にしてみれば、単に丁寧なつもりでそうしているだけなのだろうけれど、中学・高校時代テスト敬語の使い方に苦労させられた世代にしてみると、ひたすら慇懃無礼言葉としてしか聞こえない。こういう言葉使いに出会うと、いつも非常に気持ち悪いというか、ハッキリ言って不愉快な気分になる。

小説投稿サイトとかみてると、若い奴の文章が壊れているのを目にする。

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