米Facebookは7月2日(現地時間)、3つの単体アプリ「Moves」「tbh」「Hello」の提供を終了すると発表した。いずれも使用率が低いことが理由としている。
Movesは、2014年に買収したフィンランドProtoGeoが2013年にリリースしたライフログアプリ。Movesをインストールした端末をGPS機能をオンにして持ち歩くことで、ユーザーの行動履歴を記録するものだ。日本でも提供していたが、7月31日に終了する。それまでのデータのダウンロード方法はアプリの公式ページに説明がある。
tbhは昨年買収した同名の新興企業によるソーシャル投票サービスアプリ。買収当時は若者に人気で、累計10億件以上のメッセージが投稿されていた。
Helloは2015年4月にリリースしたAndroidアプリ。Facebookの連絡先と連動するダイヤラーアプリで、発信者電話番号通知、着信拒否、電話帳、無料のVoIP通話機能を備える。米、ブラジル、ナイジェリアで提供していたが、向こう数週間中に終了する。
Facebookはこれらのアプリで集めたユーザーデータを90日以内に削除する。
同社は発表文で、まだこれらのアプリを使っている人がいることは理解しているが、需要のあるサービスを優先させる必要があり、そのためには試行錯誤するしかないと語った。
同社はこれまでも「グループ」「Paper」「Slingshot」「Roomes」「Riff」など、様々な単体アプリをリリースしては終了している。
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