保育士ヨーコです。
もっと他に良い職場がないかな
子どもが大きくなってきたから保育士に復職しようかな
と思った時に、どうやって求人を探していますか?
- 求人サイトで条件の良い職場を検索する
- ハローワークでさがす
- 折り込みちらしを見る
- 転職サイトで見つけてもらう
方法はいくつかあると思いますが、ブラック保育園かどうかを見極めるために必ず注意してチェックすべきポイントがあります。
紙面上から分かること、見学時のチェックポイント、聞きにくいことを聞く方法などをまとめてみました。
目次[表示]
1.求人情報から見分ける
常に求人が出ていないか
職員を雇ってもすぐに辞めてしまったり、長く続かない職場だということです。
慢性的に人手不足なので、条件の合わない人でもすぐに採用します。
基本的に質の良い保育士は残っていないでしょうから、新人保育士ばかりかもしれません。
多くの人が長く続かないのには職場の環境が悪いとしか言えず、ブラック保育園の可能性が高いです。
見学できるようになってるか
園の雰囲気を見るためにも、絶対に見学はした方がいいです!
紙面上では良いことを並べていても、現場には真実がありますからね。
もし、見学は対応できないというならブラック保育園であると思います。少なくとも職員の気持ちを汲み取ってくれるような上司ではないでしょう。
見学の時間設定が夕方以降など、普段の保育の様子が見れない時間だけになっている場合も注意が必要かもしれません。
2.見学する時に見分ける
清潔に管理されているか
子どもが1日の大半を過ごす場所です。
まずは隅々までキレイに清掃してあるのが基本。
その次に、保育に関する物の管理がきちんとされているかどうか。
よく部屋の状態はその人の状態を表すって言いますが、本当にそう!
きちんと使いやすく管理されている園は、良い保育をしている園だと思います。
保育士・子どもの表情・人数
きちんと基準を満たす人数の配置をされているかどうか。
満たしていない場合は論外ですが、規定人数ギリギリなのも要注意です。
全クラスがギリギリの人数だと全く余裕がない状態で、何かあった時に人手が足りなくなってしまいます。
そもそも国が定めた規定人数には無理があると思うのです。
たとえば1歳児6人に1人・2歳児20人に1人と決まっていますが、ハッキリ言って厳しいです。
そのため、保育士の人数は余裕をもって配置している園が多いと思いますが、ブラック保育園だとギリギリです。
人数の他にチェックしたいのが、保育士・子どもの表情です。
イキイキとした笑顔で過ごしていますか?
子どもにどんな対応をしていますか?イライラしてませんか?
見学者が来ている間、もしかしたら保育士は笑顔で対応するかもしれません。
ただ、子どもは正直ですよ(笑)
園長先生の人柄・保育方針
保育方針に「のびのび・すくすく」とあるのに、保育内容はきっちりスケジュールの組まれたお勉強系保育だったりすることもあります。
また、どんな保育方針を謳っていても、結局は園長のカラーがその園のカラーになるとも思います。
ですから、どんな人が園長なのか…は1番大事と言ってもいいくらい重要なチェックポイントです。
面接対応を園長がする場合はいいのですが、保育園の規模が大きくなると採用担当者しかいない場合があります。
「園長先生がいらっしゃれば、ぜひご挨拶させてください。」と申し出てみましょう。
3.転職サイトを利用する
この項目は、正確に言うと「見分けてもらう」です。
どういうことかと言えば、転職サイトに登録すると付いてくださる担当さんに色々と教えてもらうのです。
求人サイトや紙面上には載っていなくて、面接・見学時に直接聞きずらいことを尋ねましょう!
勤務時間の管理方法
- きちんとタイムカードで打刻していますか?
- 残業の申請方法はどうなっていますか?
残業0と掲載されていても、実際にはサービス残業や持ち帰り仕事が当たり前…という実態があったりします。
最低限、勤務時間の管理をタイムカードできちんと管理していること。
さらに、残業の申請方法が複雑になっていないか?を聞いておくことをおすすめします。
知人の働く園では、残業をすると「残業申請書」に記載して提出し、承認が出ないとお給料が出ないそうです。
申告書には、クラスリーダー→主任→園長の承認が必要で、基本的に残業は前もって申請する必要があるとか…。
残業をしずらい仕組みになっているけど、仕事は溢れているからサービス残業になっているそうです。
家族経営かどうか
一概には言えませんが、家族経営の園はワンマン経営になりがちです。
園長の言うことが全て!黒いものでも園長が「白だ」と言えば白くするしかありません。
やる気のある良い保育士でも、発言を間違えて退職に追い込まれたというケースも知っています。
もし、希望条件に合った園が家族経営であるのなら、園長だけでなく会長や理事長というバックにいる方々についても、どんな人柄なのかを知っておきたいですね。
保育園の人間関係
1番きになるところかもしれませんね!
ハードワークで条件が良くない仕事でも、人間関係が良ければ続けられたりすることがあります。
それだけ、人間関係からくるストレスは大きいもの。
でも、こればっかりは働き始めないと分からない…と思っていたのですが、転職サイトの担当さんはそのあたりも把握しているはずです。
というのも、人間関係のもつれが原因で転職する保育士はとても多いんだそう。
保育士の悩みの上位に入る人間関係について、転職サイトの担当者が気を付けているのも当然と言えるかもしれませんね。
人間関係の良い職場だけを丁寧に集めている保育士向けの転職サイトがあるってご存知ですか?人間関係の悩みが多い保育士だから、そういったプロに相談して悩みから解放される職場で働くのがおすすめです。
保育士ヨーコのおすすめする保育士転職サイト
転職サイトはたくさんあってどこに登録すればいいか迷うことも有ります。
私が実際に登録した感想や集めた口コミから、本当にお勧めできるサイトを紹介します。
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まとめ
ブラック保育園につかまらないためには、
- 求人情報からチェック
- 見学時にチェック
- 転職サイトを利用する
の3つの方法で、ほとんどの情報を集められます。
ブラック保育園で働くと、楽しいはずの保育の仕事がただ辛いという毎日に変わってしまいます。
良い園を見極める目を持って、幸せな保育士・子どもが増えることを願っています。