ある。めっちゃある。個人的にはスープが美味しかった。
アメリカの独立記念日ということもあり、本日はアメリカ料理を紹介していきたい。
アメリカ料理とは
なにをもってその国の料理とするかは難しい。料理に限らず、文化はお互いに影響しながら発展していく。 詩人ホラティウスが「征服されたギリシア人は猛きローマを征服した(Graecia capta ferum victorem cepit)。」という言葉を残している。ギリシャはローマによって征服されたが、その文化や文明はローマ人を魅了したことを意味する。ローマ人はギリシャ文化を盗用したが、その一方で文化的にはギリシャがローマを支配した見方も可能だろう。
アメリカは移民によって成立した国であり、入植開始から数えても400年程度の歴史しかない。そのため、アメリカ料理を規定するのはなかなかに難しい。
ただそれは日本料理も同じことだ。
我々が日本料理だと思っている料理も、元をたどれば日本以外に起源があることが多い。たとえば、カツ丼などがその典型だが、元をたどればフランス料理のコートレットにたどり着く。
代表的な日本料理とされるてんぷらも、油で揚げる調理法は中国経由であり、またフリッターの影響も見られる。
そもそも、歴史だって古いとは限らない。江戸時代まで遡れたら、中々に歴史ある料理である。
これらの料理が対外的にも日本料理として認知されているのは、日本において日常的に食され、日本で食される食材が利用されているからであろう。また、源流が日本国外であっても、日本において創意工夫がなされ、独創性が生まれた点も重要だろう。
つまり、アメリカの食材を使い、アメリカで独創性が発展し、アメリカで日常的に食される料理は、アメリカ料理として定義してもよいだろう。
その中でも、ターキーはもっともアメリカらしい料理だ。七面鳥は、北米にしか生息せず、ターキーを世界で最も多く食べるのもアメリカ人だ。アメリカの精神的な建国記念日である感謝祭で丸焼きの七面鳥を食べるのが決まりで、食用とされる七面鳥のほとんどが感謝祭で食べられるのだという。もちろん、ターキーサンドなど日常的にも食されるている。脂身が少ないため、健康を意識する人々に人気である。
クラムチャウダー
クラムチャウダーは歴史ある東海岸のアメリカ料理である。その発祥は、入植直後のニューイングランドとされる。魚介類が豊富なボストンの漁師料理とも伝えられる。ニューイングランド周辺は海産物が豊富で、クラムチャウダーに用いられるアサリの他、ホタテ、カキ、そしてロブスターが有名だ。当地を訪れた際には是非食して欲しい。
クラムチャウダーの源流は、フランスあるいはイギリスのスープであろう。トマトやチーズなどをベースにしたチャウダーなどバリエーションも豊かだ。
美味しさも文句なしで、日本でも人気が高い。アメリカのチャウダー系のスープに外れはなかった。もちろん、やや塩気が多いこともあるけれど。
美味しさの秘訣は、具材の形が分からなくなるまで煮込むからだと思う。結果的に、様々な具材の旨味が凝縮されたスープになるのだろう。
個人的には、ブロッコリーチェダーが好きで、よく注文していた。チェダーチーズがベースのチャウダーで、その名の通りブロッコリーが入っているはずだが、跡形もなく煮込まれている。緑のつぶつぶにブロッコリーの面影が感じられるくらいだ。
チャウダーなどのスープには、大体クラッカーがつきものだが、セルフサービスだったり、店員によってはたくさん付けてくれることもある。このクラッカーもアメリカ料理と言えるかもしれない。
シーザーサラダと禁酒法
シーザーサラダは、ロメインレタスにニンニクなどからなるオリーブオイルのドレッシングとパルメザンチーズをかけ、クルトンなどを添えたサラダである。名前の由来はユリウス・シーザーではなく、レシピの考案者であるイタリア人移民の名による。
発祥の地はカリフォルニアと接するメキシコのティファナではあるものの、禁酒法の時代に酒を飲むために国境を越えたアメリカ人で賑わっていた歓楽街であるので、アメリカ料理に分類しても問題ないだろう。クラムチャウダーとは正反対の西海岸の料理であり、また発祥も20世紀初頭と比較的歴史の浅い料理でもある。
日本でもポピュラーならサラダで、居酒屋では定番メニューではなかろうか。
アメリカにおける、野菜の摂取方法は、基本的に生野菜か、スープでぐずぐずになった野菜を食べるのが一般的のようだ。グリルした野菜が添えられることもあるが、稀である。そのため、外食で野菜を大量に摂取する方法がSUBWAYくらいしかない。チャイニーズ・ビッフェはアメリカでも盛況だが、空心菜炒めなどは人気が無い。パーティーなどでも、皆してスティク状のニンジンや、セロリをウサギのようにポリポリ食べている。
ニューヨークのスタバでコーヒーを飲んでいたら、隣の女性がジップロックからスティク状のニンジンをボリボリ食べ出したのが印象的だった。ちなみに、反対側の女性は近くのデリで買ったと思われる。ラザニアを食べていたのも対照的で面白かった。
イタリアマフィアじゃないよシカゴピザ
ディープディッシュピザとも
オリジナルはイタリアのナポリであろうが、デリバリー・ピザはアメリカの国民食である。
日本におけるピザも、アメリカのデリバリーの影響が非常に強い。
アメリカで誕生したピザとして、生地が薄いニューヨークスタイルなど有名だが、中部のシカゴではその対極にあたるディープディッシュピザが知られる。シカゴピザとも呼ばれ、見た目はピザと言うよりもパイとかキッシュに近い。厚底のパイ状の生地にトマトソースやチーズが流し込まれて焼かれたピザで、ご想像の通りヘビーな料理だ。日本ではあまりお目にかかれない。焼き時間が長いため、ファストフード系には向かない料理である。
冷凍も宅配ピザも美味しい
ウォルマートで買える5ドル未満のピザでも十分に旨いので驚いた。日本のピザが高過ぎるとのクレームがつくのももっともである。
デリバリーピザで驚いたのは、デリバリーで使う車はバイト持ちなこと。もしかしたら、私の住んでいた地域だけかもしれないが、バイトの車にそこに磁石の付いたピザ店のロゴを、覆面パトカーのように乗っけて注文先に向かうのだ。車両保険の契約とかどうなっているんだろうか?
また、自動音声による注文に早くから対応している業界でもある。もちろんインターネットからも注文ができる。ピザ屋でバイトしていた友人が、その内自動音声同士が注文するようになるんじゃないかと冗談を言っていたが、思いのほか早くに実現しそうだ。
マッケンチーズ!!
ピザに限らずイタリア料理全般がアメリカでポピュラーである。ただパスタのゆで加減は基本的に柔らかめだ。
パスタ料理で最も人気が高いのが、マッケンチーズことマカロニ&チーズであろう。その名の通り、マカロニにチーズを絡めた料理だ。
チーズはチェダーチーズを使うのが一般的なレシピだ。本来は、グラタンのようにオーブンで火を通すのだが、ファストフード化が進むに従って、マカロニに溶けたチーズをかけたものが主流になっている。
子どもから大人まで人気で、学食では定番メニューで、パーティーなどでも必ず見かける。大手食品メーカーであるクラフトの青いパッケージがスーパーに並んでいる。
アメリカなのにメキシカン
アメリカでは、チリコンカーン と呼ばれるが、一般には「チリ」のみで通じ、メニューにも「Chili」のみで書かれていることが多い。
南部であるテキサス州で生まれたとされる。オリジナルはメキシコ料理と思われるが、よく分かっていない。刑事コロンボの好物でもある。
挽肉とタマネギを炒め、そこにトマトと唐辛子と豆を加えて煮た料理で、ファストフード店、ファミレスのサイドメニューに、バーでお酒のおつまみとして提供されるなど幅広く見かける。チャウダー同様にクラッカーあるいはナチョスが供される。日本では、ウェンディーズでチリビーンズを知った人もいるかもしれない。
チリビーンズに限らず、メキシカンはアメリカでは非常にポピュラーで、テクス・メクス料理(Tex-Mex cuisine)などと呼ばれる。このメキシカンはアメリカ風に味付けが工夫されており、また食材もアメリカ風であるため、オリジナルのメキシカンとはやや異なる。立ち位置としては、日本風にアレンジされた、日本の中華料理に近いかも知れない。
ファストフード店も多く、日本ではタコベルしか知られていないが、フレスコやチポトレなどが有名である。個人的には、チポトレが好きだが、注文スタイルがSUBWAY方式のため、初めての人にはハードルが高いかもしれない。大きな都市には必ずあり、リーズナブルなので是非挑戦してみて欲しい。
シャンバラヤ ーケイジャンとクレオールの微妙な関係ー
シャンバラヤもアメリカ南部であるルイジアナ州の料理である。パエリア、アフリカのガンボに似た香辛料の効いたピリ辛な米料理である。日本でも、それなりに知られた料理ではなかろうか。
ただ、米系の料理は炒飯にピラフなどライバルが多いため、埋もれがちではある。むしろ、ケイジャン料理の方が通りが良さそうだ。
ただし、シャンバラヤは、ケイジャンであり、クレオールでもある。
ケイジャンとクレオールの違いは、ハウスとテクノの違いを説明するくらいに難しい。ただ、どちらにせよアメリカ入植によって様々な民族や文化が混ざりあった結果生まれた文化であり、まさにアメリカ特有の文化である。
ケイジャンは、アメリカ北東部でアルメイン州付近のアカディア地方に入植したフランス人の直系で、最終的に南部のルイジアナに永住した人々を指す。一方で、クレオールは、フランス人、スペイン人の子孫で、アフリカ人奴隷を伴ってアメリカ南部に最初に入植した人々である。
ケイジャンは自給自足で田舎の文化で、彼らが自然に身を置く形で発展してきた。一方、クレオールは裕福層からなる都市の文化である。ニューオリンズで発展した文化は、クレオールの影響によるものだ。クレオール料理は、フランス、スペインのみならず、アフリカ文化、そして交易をしていたイタリアの影響が色濃い。そのため、クレオール料理ではトマトが使われる。ケイジャンも取り込んでおり、都会化されたケイジャン料理と捉えることもできる。
パンに色々挟もう
ハンバーガー
ハンバーガーは文句なしにアメリカの国民食であろう。フランスでも、最近の若者はワインの代わりにビールを飲み、バゲットサンドではなくハンバーガーを食べるのだという。
ハンバーガーはサンドイッチの一種ではあるが、日本のラーメン同様に、一つのジャンルを築けるほどにバリエーションが豊かだ。歴史的には、20世紀初頭に生まれた料理であるのもラーメンと共通している。
ハンバーガーの中身は、ハンブルクステーキであったが、魚や鶏肉などのバリエーションが増えていった。現在は、人工肉を使用したインポッシブルバーガーが存在し、なんとも近未来的だ。
日本においては、マクドナルドが普及の一翼をになっている。現在は、高級ハンバガーなどに押されているが、マクドナルドも当初は憧れの料理だったように思う。
ご当地サンドイッチ
ハンバーガーに並び、ホットドッグもアメリカの国民食であろう。パンにソーセージを挟んだもので、ドイツ系の移民が伝えたとされる。
屋台料理でもあり、ニューヨークでは道端でよく売られている。また、野球観戦にもつきものだ。
ベーグルサンドもよく食べられ、チェーン店もあるほどだ。
パンに何かを挟んだサンドイッチ類は、各国や各地にそれぞれご当地ものがあるだろう。それはアメリカも同じで、各都市で独自に発展を遂げたサンドイッチ類が存在する。
例えば、フィラデルフィアチーズステーキなどが有名だ。ステーキと聞くと、分厚い肉を想像するかも知れないが、薄切りの赤身肉を炒めチーズをかけたものがパンに挟まっている。
同じく、ペンシルバニア州のピッツバーグにもご当地サンドイッチがある。こちらは、薄切りの牛肉にコールスローとフライドポテトが挟まっていて、なかなかヘビーた、コールスローの食感とフライドポテトの塩気がなかなかマッチしている。フライドポテトさえあれば本でも自作できるので偶にサンドイッチにフライドポテトを挟んで食べている。諸説があるが、鉱山労働者が短時間で食事を終えるため、コールスローとフライドポテトを一緒に挟んで食べたのが始まりと言われている。
このほかにもご当地サンドイッチは色々あり、アメリカを訪れる機会があるならチャレンジしてみて欲しい。
バッファローウィングはクラフトビールと共に
甘辛いバッファローウィング
個人的に、アメリカで夕食を食べるならレストランよりもバーをオススメしたい。私がおつまみが好きなのもあるが、美味しい料理が適度な量でてくる。もちろん、とんでもない量が出てくることもあるが・・・・・・。
バッファローウィングはアメリカ特有のバー料理であろう。バッファローの名は、ニューヨーク州バッファローにちなむ。カナダとの国境で、五大湖の一つであるエリー湖に接しているため、アメリカでも有数の豪雪地帯だ。
バッファローウィングは鶏の手羽先の素揚げに甘辛いソースがまぶしてある。名古屋の手羽先のアメリカ版と思って間違いない。片手で食べられるのでおつまみにぴったりだ。基本的にはピリ辛であるが、店によっては色々なソースを選べ、非常に辛いものから、逆に甘いのまである。ハニーマスタードなどは甘いけど、コクがある。個人的にはブルーチーズをソースにしたものが好みであった。
多種多様なクラフトビール
バッファローウィングのお供にはビールである。地域にもよるが、アメリカにはクラフトビールの醸造所が数多い。小規模なビジネスが成立しやすい土壌が後押ししているように感じる。
私が住んでいた地域はアイルランド系の移民が多かったため、アイリッシュ系のクラフトビールが多かった。個人的には、ホップが大量に入ったIPAが好みである。ガロン瓶を購入すれば、生ビールを入れてくれる店などがあり、よく週末に購入し、家で飲んでいた。
また、稀にしか見かけなかったが、バーボン樽につけ込んだビールなどの変わり種もあった。バーボンの香りがし、独特の風味を楽しめる。
ちなみに、アメリカには今でも禁酒法のなごりが残っている。日曜日には変えない地域や、州が管理あるいは許可した特定の販売店のみでしか購入できない場合もある。そもそもお酒が買えない地域すらある。最近になって、クラフトビールの醸造所の規制がッ緩和された州などもある。
アメリカの母の味
アップルパイはアイスクリームで
アップルパイはアメリカを象徴する料理である。アイスクリームと一緒に食べるのがアメリカ流だ。オーブンが普及してからはしばし家庭で作られるようになり、母の味としても知られる。
パイは竈料理であり、イギリスやオランダなどに見られる料理である。りんごもイギリスからアメリカに渡ったとされる。リンゴは水分と糖分を含むため、貴重な水分減であり栄養源でもあったらしい。
ちなみに、アメリカでサイダーといえば、アップルジュースを指す。寒い地域では、これを暖めホットサイダーとして飲むこともある。日本でサイダーと言えば、ラムネのような甘い炭酸水を意味するため、ホットサイダーとはなんともおかしく思える。本来のサイダーは日本ではシードルを指し、りんごから作ったアルコール飲料である。発酵の際に炭酸を生じるため発泡性がある。
カリフォルニアロール
アメリカでポピュラーな料理として、ハンバーガーやニューヨークスタイルのピザ、メキシカンのタコスなど片手で食べられるものが多い。アメリカで SUSHI が人気な理由も、片手で食べられるのが一因だろう。
アメリカでも SUSHI は人気だが、すっかりアメリカンスタイルに染まってしまっている。その代表が、カリフォルニアロールであろう。カニカマとアボカドからなる巻き寿司で、海苔が表に見えないように裏巻にされていることが多い。これは、黒い海苔が食欲をそそらないためらしい。
アメリカンスタイルのスシは色々あるが、カニカマの巻き寿司をフリット状にして揚げ、それにマヨネーズとウスターソースをかけた SUSHI は、それもうお好み焼きとかたこ焼き食べればいいんじゃないかなと思ったものだ。実際、たこ焼きとか受けそうである。個人的には、クリームチーズを巻いたフィラデルフィアロールが好きだった。
魔改造料理といえば、ベトナムのバインミーもバゲットにニョクマムと、なかなかなものであるが。
アメリカのパーティーにお呼ばれしたら、何かしら持参するものだ。お酒でも良いし、カジュアルなものなら宅配ピザとかスーパーマーケットで買った出来合のものでも問題ない。料理でなくても花なども喜ばれるであろう。日本人だと SUSHI を期待されるかも知れない。そんなときは、丸めたご飯にサーモンの燻製を乗せてラップで包んだ、なんちゃって手鞠寿司がオススメだ。酢飯が苦手な人もいるので、ご飯の方がよいかもしれない。醤油を予め軽く塗っておいても良い。その他の具材として、きゅうりやアボカドであれば、手に入りやすいだろう。
最後に小ネタをまとめて
まだまだ語りたいが、こんなところだろう。
歴史的には、入植直後には食されていたターキーやクラムチャウダーが最も古いアメリカ料理であろう。その後、徐々に西に入植していくことになるが、入植した地域の気候や植生、そして入植のためにやってきた国々の食文化が混ざり合い、アメリカ文化や料理を醸成していった。その中で、アメリカの食材を使い、入植者によって育まれたケイジャンやクレオールはアメリカらしい料理と言える。
ピザやパスタにシーザーサラダなどイタリア料理の影響は非常に濃い。まぁ、これはアメリカに限らないけども。また、メキシカンも非常にポピュラーである。
カリフォルニアロールのように、アジア料理も徐々に浸食している。餃子(ダンプリング)や春巻き(スプリングロール)はすっかり定着している。まぁ、ダンプリングはシルクロード一帯に見られるため、世界的な料理ではあるが。
さて、最後に紹介しきれなかったが、私が日常的に食していた料理なども書いておこう。
デザートは色々売られていたが、ケーキは基本的にバタークリームだったので、非常にヘビーであった。しかも、ご多分の漏れず甘い。日本のコンビニスイーツが恋しかった。
家にガスオーブンがあり、小麦粉もバターも激安だったの、自分で作った方が早かった。パンケーキ簡単だし、イチゴやリンゴも大量に売られているので、それをジャムにしておくと、いい感じのデザートになる。クリームチーズも安いので、チーズケーキなども作っていた。
チョコレートは全体的に粉ぽかった。特に、レーションにも採用されている、ハーシーズのチョコは非常に粉っぽい。アメリカには、キットカットが二種類あり、ハーシーズ版はやっぱり粉っぽい。
朝食は、シリアルは種類が非常に多く、牛乳が安いのもあって、色んなシリアルを代わる代わる食べていたが、全く飽きなかった。
ステーキについても語りたいけども、そうすると恐らくもう一つくらい記事が書けてしまう分量になってしまうので割愛する。
アメリカは食に貪欲な国家であると思う。美味しいものを求めているし、それに対価を払うことをいとわない。そのため、美味しい料理が多い。もちろん、田舎に行くと想像通りのアメリカンな料理しか選択肢がなかったり、日本食が恋しくなることもある。
美味しくないアメリカ料理に出会ってしまったら、それは運がなかったか、アメリカ料理が口に合わなかったのどちらかだ。