早生まれって何かと不利だと言われますよね。
うちの娘は3月生まれ。私も産前は「どうせなら4月に産んであげたい」と根拠もなく思っていました。
たしかに同学年の4月・5月生まれの子を見ると「こんなに差があるのに同じ学年なんて、、、!」と不安になることもあります。
でも実際にこれまでに感じたデメリットはもらえる児童手当の合計額が少ないということぐらい。
今回はこの児童手当についてまとめたいと思います。
児童手当って?
児童手当(旧子ども手当)とは、日本国内で子どもを養育している人が市区町村に申請することでもらえるお金です。
内閣府のホームページには以下のように書かれています。
児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。
出典:児童手当 - 内閣府
いつからいつまでもらえる?
児童手当の支給対象は0歳~中学校卒業までの児童を養育する人です。(ただし、所得制限があります。)
支給は原則として申請の翌月からですが、出生が月末に近く申請が次の月になってしまう場合、出生日の翌日から15日以内に申請すれば申請月から支給されます。
もらえる金額は、児童の年齢やその子どもが何人目の子かによって変わります。
児童の年齢 | 児童手当の額 |
---|---|
0歳から3歳未満 | 月額15,000円 |
3歳以上小学校修了まで | 第1子・第2子:月額10,000円 |
第3子以降:月額15,000円 | |
中学生 | 月額10,000円 |
ちなみに、私の住む市のHPによると、第1子と第2子の手当額が10,000円になるのは3歳到達後の翌月だそうです。
支給は毎月ではなく、毎年6月・10月・2月に4ヶ月分がまとめて支払われます。
早生まれは損?
先ほど児童手当がもらえるのは中学校卒業までと書きましたが、正確には15歳の誕生日を迎えた最初の年度末(3月31日)までです。
4月生まれの子は誕生日から年度末までほぼ1年あるのに対し、3月生まれは誕生日を迎えてすぐに年度末がやってくることになりますよね。
結果として、3月生まれの場合4月生まれの子と比べてもらえる額が11万円少ないことになります。
合計いくらもらえる?
児童手当でもらえる総額を計算してみたところ、第1子で所得制限対象外の場合、生まれ月ごとに下記のようになります。
生まれ月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
---|---|---|---|---|---|---|
児童手当の総額 | 209万円 | 208万円 | 207万円 | 206万円 | 205万円 | 204万円 |
生まれ月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
児童手当の総額 | 203万円 | 202万円 | 201万円 | 200万円 | 199万円 | 198万円 |
使わずに全部貯めるとかなりの金額になりますね。
まとめ
いかがでしたか?
11万円も違うと聞くとなんだか損な気がしてしまいますが、もらえるだけでも十分ありがたいこと!
しっかり貯めて、子どものために有効に使ってあげたいですね。