うちの息子は現在1歳半。元気で何よりなのだが、そのままの形の野菜を食べない。例えば「茹でたブロッコリー」「切ったミニトマト」「茹でたアスパラガス」などである。例外的に食べるのは煮物の中のニンジンや大根など。
そして、自分でスプーンで「すくう」という動作をしない。コップ練習もまぁまぁ。それが出来ないことについて焦りはないのだが、「できるようになれば私が楽なので頑張ってほしい」という想いがある。
そんな事情があり、うちでは最近「野菜スープ」からの「野菜ゼリー」を作っている。スープでコップ練習させてからの、ゼリーでのスプーン練習。多めに作ればしばらく1品になるし、冷凍もできるので、もうズボラにおすすめなのよ!!
好みはお子様によるだろうが、大人が食べてもおいしいのでレシピをご紹介します。お先に申しておきますが、私は「ズボラ・家事嫌い・料理だるい」のスキルの低い女なので、全てが雑・簡単です。この雑さでなぜ歯医者になれたのか、自分でも不思議です。お料理お上手な方々、適当にアレンジしてください。
野菜ゼリーの作り方
材料(分量は目安です)
- ゼリーにしたい野菜やきのこ(冷蔵庫の余り物でオッケー) 適量
- コンソメや和風出汁などの顆粒だし 適量(小さじ2~3くらい)
- 牛乳 125ml
- 水 125ml
- ゼラチン 1袋
①ゼリーにしたい野菜を洗って適当に切る
今回はほうれん草を使用しました。
ちょっと話ずれるけど、この100均で買った野菜洗う容器、超絶気に入っています。元々足浴用に買ったんだけど、足浴なんて全然やってないです。一見きれいな野菜も、ザブザブ洗ってちょっとつけておくと…
ほげえええ!!!結構土とかついている。自分で細かく洗うより水を使わないで済むし、適当にザブザブ放置でこれなので、簡単に野菜がきれいになった感じがするところが良い。泥付き野菜はここに食器・野菜用のヤシの実洗剤入れて洗っています。
②鍋に水と牛乳を125mlずついれて火にかける
この水と牛乳の割合は適当です。お好みで変えてください。液量が125mlずつなのは、今回使うゼラチン1袋が250ml用だったからです。事前にどれくらい作ろうかな~と適当に考えておくと、開封したゼラチンを半端に余らせなくて済みます。
③適当な大きさに切った野菜を入れてそこそこ火が通るまで煮る。
今回のほうれん草は3等分で1分半くらいグツグツしました。
④顆粒だしで味付けして、ハンドブレンダ―で撹拌する。
ハンドブレンダー、離乳食ゴックン期以降、放置のかたいませんか?出番です!
うちでは広口のコップにバナナ+きな粉+牛乳でハンドブレンダーしてジュース作ったりもしています。洗い物少なくて済むのでハンドブレンダーは神アイテムです。
撹拌したら「味もみておこう」。濃い味のほうが子の食いつきが良いですが、塩分とか気になるかたはキノコや無添加だしで旨味を出すといいかもです。子どもに合わせた薄味だと大人は物足りませんが、食べるときにゼリーの上にポン酢とかドレッシング足せば問題なしです。むしろ2層になっておしゃれに見えます。
⑤火を消し、ゼラチンを入れ、かき混ぜる。
今回は顆粒タイプのものを使いました。溶ければシートタイプでも何でもいいです。顆粒タイプは一気に入れるとダマになりますが、ミロと同じでダマも美味しい気がするので大丈夫です。ダマを憎む人はスープを混ぜながらサラサラ少しずつ入れます。
⑥耐熱容器に入れてちょっと冷ましたら冷蔵庫で冷やし固めてできあがり。
冷蔵庫で4~8時間くらいです。早く固めたいときは小さな容器に少量、あるいは平たく表面積の大きい容器に入れると早いです。
アレンジ無限
冷蔵庫の余り物野菜でアレンジ無限です。これは安売りしていたミニトマトとしめじ。旨味が出るかな〜と思い、炒めてからスープにしました。キノコを入れると旨味が増すし、まだそのままではうまく噛み切れなくても消化よく食べさせられるので、オススメです。なんとなく炒め油とキノコの食物繊維が、赤ちゃんの便秘の予防に良さそう。
味付けは和風だしと粉チーズ。色はこんな感じに。
冷凍のカット野菜でも美味しくできます。トマトの酸味が強い場合はニンジンを混ぜると甘く食べやすくなり、かつ色味もきれいに仕上がるのでオススメです。
まとめ
子どものある程度の偏食は仕方なしと割り切っていますが、それにしても野菜を食べてくれないと不安になります。特に食べてほしいのは色の濃い野菜ですよね。今回少しでも食べる確率を上げられないか考えて、ゼリーを作ってみました。ゼリーなら大人のおかずにもなるし、暑い時期にぴったりのメニューかと思います。よろしければぜひお試しを。