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日本代表史上、特筆されるべき一戦。西野Jはどのようにベルギーを追い詰め、力尽きたのか?【西部の目/ロシアW杯】

日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦。2点をリードしたものの、3点を奪われ逆転での敗戦となった。それでも、今大会屈指の強豪と謳われるチームをあと一歩のところまで追い詰めた。西野ジャパンは、どのようなゲームプランでこの一戦を戦ったのか。(文:西部謙司)

2018年07月03日(Tue)10時19分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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すべてを出して代表の使命は果たした

香川真司
日本代表の香川真司【写真:Getty Images】

 やれることは全部やったと思う。2-0のリードをひっくり返されたのは、何かに失敗したのではなく足りないところがあったからだ。

 分岐点は後半20分のベルギーの選手交代。空中戦要員のフェライニを投入してきた。これはベルギーの常套手段である。通常の攻撃で打開できないときの切り札だ。フェライニ投入と日本のミドルゾーンでの守備が継続できなくなった時間帯が重なり、ベルギーの空中戦の脅威にさらされる展開になってしまった。

 機能していたミドルゾーンの守備を継続できる足。空中戦を跳ね返せる高さ。ボールを得たらしばらくは相手に渡さずにキープし続ける技術。何回かあったチャンスを決めきる力。このうちどれかがあれば勝てていただろう。実力不足といえばそうなるが、日本は現時点で持っているものはすべて出したうえでの結果なので受け入れるしかない。

 それよりも重要なのは、持っている力を発揮して日本サッカーの魂をみせられたことだ。代表チームとしての使命は十分に果たしたといえる。

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