ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、今秋に向け、プライベートブランド「ZOZO」のラインアップにニット製品を加える考えだ。採寸スーツ「ZOZOSUIT」で計測した体形データに基づき、顧客のサイズに合わせた衣服を「ほぼ無人」で製造できる体制を整えるという。
島精機製作所(和歌山市)が開発するニット製造機「ホールガーメント」を活用する。島精機製作所によれば、通常のニットは、前後の見頃や袖などを別々に編んで縫い合わせるが、ホールガーメントでは、一着丸ごと立体的に編み上げるため、裁断や縫製など後工程が不要という。
ZOZOのプライベートブランドのニット製品は「ホールガーメントとZOZOSUITで計測した体形データを掛け合わせ、1着当たり40分で作成する」(スタートトゥデイの前澤友作社長)という。具体的な製品内容は明かしていないが、靴下やニットジャケットなども生産できるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
さらなる小型化に取り組んだカシオG-SHOCKの「MTG-B1000」。小型、薄型化する上で必要になった新しい耐衝撃構造とは? 詳細を企画、デザイン担当者に聞く。
PICK UP!
- PR -