日本体操協会は2日、今夏のジャカルタ・アジア大会代表選考で計算システム作業の処理ミスがあり、当初発表された加藤凌平(24)=コナミ=から長谷川智将(25)=徳洲会=に変更すると発表した。
アジア大会の代表選考は全日本個人予選、全日本個人決勝、NHK杯の3大会のうち上位2大会の平均得点を選考材料に、上位3人で最も高得点を獲得できる組み合わせを選出する。だが人的ミスにより世界選手権の代表選考で用いる全日本個人予選、全日本個人決勝、NHK杯、全日本種目別予選、全日本種目別決勝の5大会の上位3大会の平均得点を選考材料にしてしまったという。2日未明に誤りが判明、協会幹部で検討した結果、代表入れ替えを決めた。
協会は「深くお詫び申し上げます。今後、今回のようなミスを出さない対策案を作成していく予定です」などとのコメントを出した。