3日
5時03分
西野ジャパン、ベルギーに敗れる 史上初のW杯ベスト8ならず
FIFA・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦。日本は史上初のベスト8進出をかけて強豪ベルギーと対戦しました。
運命の一戦、日本は大迫選手、香川選手、長谷部選手などグループリーグ1、2戦目と同じ11人で臨みます。対するベルギーはグループリーグ3戦全勝。各ポジションに複数のワールドクラスを揃える強敵、この試合もエースのルカク選手を中心にベストメンバーで臨みます。
前半早々、香川選手がペナルティエリア手前からシュートを打つなど、先制点を取りに積極的に攻める日本。しかし、攻守にわたり個の力で日本を圧倒するベルギー。タレント軍団の猛攻に日本は耐える時間が続きます。防戦一方の日本は、なんとか前半を無失点で折り返します。
メンバー交代はせず、後半に臨んだ日本。その後半開始早々、試合が動きます。後半3分、柴崎選手からのパスを受けた原口選手が右足を一閃、強敵ベルギーから先制点を奪います。さらに4分後の後半7分、左サイドを駆け上がった乾選手が中央に切り込み、右足を振り抜きます。無回転のボールはそのままゴール右隅に吸い込まれ、日本が貴重な2点目を奪います。
しかし、FIFAランク3位のベルギーの壁はやはり高い。後半24分、日本がハイボールの処理を手間取ったところをベルトンゲン選手が押し込み日本、ついに失点。更に後半29分、交代で入ったフェライニ選手に追加点を奪われ、日本は2対2の同点に追いつかれます。
そして、後半アディショナルタイム、カウンターからベルギーのシャドリ選手がゴール。最後の最後でベルギーに逆転を許した日本。史上初のベスト8まであと一歩のところまで迫りましたが、優勝候補と互角の戦いを見せベスト16で大会を去ることになりました。