日本代表が後半ロスタイム4分、カウンターからFWナセル・シャドリ(28=ウエストブロミッチ)の決勝弾を浴びて逆転負けし、初の8強進出はならなかった。
西野朗監督が会見を行った。
-W杯の戦いが終わった。2-3という結果を受け、ピッチで何を思われたか
西野監督 善戦することだけではなくて、勝ちきらなければいけない。勝ちきりたい。ある程度、今のチーム力であれば、かなりベルギーには抵抗できるんではないかと。戦前、いろんなプランの中で先行する、最高の流れを自分たちでつかんだ。最後こういう形になるゲームの組み立ては考えていませんでした。2-0になってメンバーをそのまま、3-0にというチャンスもありました。ある程度、ボールもゲームもコントロールする時間帯が直後にもありましたし。ただ、そこでベルギーが本気になってしまった。ミーティングでも本気のベルギーを引き出さなくてはいけないと話していた。最後の30分は、本気のベルギーに対抗できなかった。最後、勝ちきるプランはしていましたが、あそこまで覆されるとは思ってもいなかったので、W杯なのかなと思いましたし、ベルギーの強さを、っていう気持ちだったですかね。終わった瞬間。
-延長は
西野監督 FKもCKもありましたし。延長も考えていました。スーパーカウンターを受けるとは、選手たちも予測はできなかったでしょうし。紙一重なところにある勝負どころなのかなと思います。持久的にはボールもともなって動ける延長も想像できたので。決められなくても延長勝負という思いは持っていました。
-短期間で、選手たちはこういう戦いをみせてくれた。選手にはどういう声をかけたのか
西野監督 いや、まあ、すぐシャワー浴びろって。ぼう然と裸のままいたので。そういう声掛けが、まず。ホテルに帰ってから声掛けはしたいなと思います。