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これは痛い!留学しても英語が伸びない4つの失敗パターン

      2016/04/08

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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皆さんこんにちは。アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

留学したら英語を話せるようになりたいですよね。留学するか決めかねてる人も、英語が絶対ペラペラになると分かっていたら気持ちが大分傾くのではないでしょうか。

でも、多くの方は留学しても英語を話せるようにならないまま帰国しています。そして、そういう方たちにはいくつかの共通項があります。

今日はそんな失敗例をあなたにお伝えすることで、その失敗例から学び、留学で英語力が伸びた!と自信をもって言えるようにしてもらいたいと思います。

失敗例1.留学期間中、日本人と遊んでばかりいる

留学しても英語が話せるようにならない理由のぶっちぎりNO.1は、ありきたりですがこれです。

「日本人とばかり付き合っていたから」。

では、なぜこうなってしまうのでしょうか?留学したらネイティブと友達になりたいですよね?世界中から来ている留学生と友達になりたいですよね?それでも留学すると、なぜか日本人ばかりと遊んでしまうのです。

この原因を突き止めなければ、あなたが意気揚々と留学しても、多くの留学生と同じように留学しても英語が話せなくなってしまいますので、原因をしっかり考えてみましょう。

・理由その① 日本人の多い環境で流されてしまう

まず最初に、私は語学学校に日本人がいること自体は悪いことだと思っていません。また、「留学したら日本人とは付き合うな」という過激な主張をする人もいますが、私はそうは思いません。たまたま同じ留学先に同じ国から来た人がいるだけで避けるというのは、とても不自然ですよね。

そこは自分をコントロールすればいい話。私も他の日本人も、英語を学びに学校に来ているのです。だったら切磋琢磨すればいいですよね。それができない人であれば距離を置けばいいという話です。

ただし、流されやすい人は気をつけましょう。付き合う相手を自分から選んだり、遊びの誘いを断ることのできない人は、日本人比率の低い学校を選んだ方が良いでしょう。

・理由その② 留学中は不安や悩みが多い

留学しても英語が話せない!知らなきゃハマる、6つのワナ」でも書いた通り、海外に出て英語環境で一人で生活していくというのは想像以上に厳しいです。色々不安になったり、英語が伸びなくて悩んだり落ち込んだりします。すると、同じような悩みを抱えた日本人と自然に行動を共にするようになります。

ここで切磋琢磨できるような関係を築けるのであれば問題ありませんが、大抵の場合、居酒屋でため息をつきながら愚痴を言い合う仲間になってしまいます。

そうならないようにするには、同じような不安や悩みを抱えた外国人留学生を一人でもその仲間に入れること!そうすれば会話は英語になりますよね。相手がどこ出身であろうと、不安な気持ちは一緒です。こんな辛い時にいろんな話をした仲間とは、一生付き合える友達になれますよ。

失敗例2.元々の英語力がなさ過ぎてまったく伸びない

留学前の英語力がまったくないのも、留学で英語が伸びない原因になります。

例えば語学学校では、subject(名詞)、verb(動詞)、object(目的語)、adjective(形容詞)、adverb(副詞)という言葉はほぼ毎日のように出てきます。まずこういった、必ず授業で使われる単語の意味を知らなければ授業が理解できるようにはなりません。

また、例えばホームステイ先でも、「行ってきます」「ただいま」「今日は帰りが遅くなりそうです」「おいしかったです」「シャワーを浴びてきます」などの必ず使う言葉を知らなかったらどうでしょうか?「ただいま」の言い方が分からないために、黙ってそろ~りと家に入り、突然目の前に現れたあなたを見てホストマザーがビックリ仰天、「この日本人キモっ!」と思われても仕方がありません(笑)。

このように、最低限知っておくべき英語表現は最初から知っておかないと、英語の勉強も日常生活もうまくいきません。「たったこれだけ!英語が話せないあなたが留学前にすべきこと」も参考にしつつ、留学前に必要最低限の知識は身につけておきましょう。

失敗例3.留学中にお金が足りなくなって英語の勉強どころではなくなる

留学前に語学学校の授業料やホームステイ代などを支払い、現地に着く頃にはすでにお金が足りるか心配になっているという人がいます。

この人たちは次第に、留学先でアルバイトができないか考えるようになります。

アメリカ留学の場合、学生ビザで入国した人たちは基本的にアルバイトはできません。できたとしても学校の中に限定され、かつ決められた時間数までしか働けなかったり、働くのにソーシャルセキュリティーナンバーを取得する必要があったりと、なかなかハードルが高いのが現実です。

それでは生活費が賄えないとなると、次に考えるのは日本食レストランなどでのアルバイトです。実際、学生のような年代の日本人が働いているのを見ると「私も働いてもいいのでは?」と考えるようになりますし、日系の現地情報誌などを読むと厨房やウエイトレスの募集広告が出ています。

それでもなおお金が足りなさそうだと分かると、女性の場合日本人街のスナックなどでアルバイトをする人もいます。するとバイト先では日本語環境にどっぷりと浸かり、夜遅くまで働き、次第に学校にも来なくなり、何のために留学しているのかが分からなくなってきます。

しかもこれらのアルバイトはすべて違法ですから、いつ警察に見つかって強制送還されるかとビクビクしながら働くことになります。

せっかくの留学がこれで良いわけがありませんね。最低限必要なお金は用意してから留学するようにしましょう。

(アメリカ留学中にお金を稼ぐ方法については、「留学費用が貯まらない!アメリカで稼ぐ7つの方法を検証!」をご参照ください。)

失敗例4.留学先への慣れからくる怠け

これから「留学して英語の勉強頑張るぞ!」と思っている人からすると信じられないかも知れませんが、人間というのは流されやすいもので、最初は緊張していた留学生活も、学校に慣れ、ホームステイ先に慣れ、街に慣れ、何となく生活できるような英語力が身につくと人は怠けるようになります。

一番危ないのは、語学留学だけで3か月以上行く人。3か月くらいまでなら怠けが出てきてもすぐに帰国が近づいて来て、また気を引き締めることができますし、長期留学でも次の進学先がある人は緊張レベルをある程度維持できます。しかし、語学学校に半年、1年、2年と行く人は要注意です。

基本的に、あなたの英語力が現状ゼロに近かったとしても、1年間頑張って勉強すれば現地の大学に行くことができるレベルくらいには達します。達しているはずです。それなのに、1年以上語学学校にいる場合は、ほとんどの場合「英語を話せるようになって〇〇したい」という目的を失い、「ただ現地にいたいから」という理由に変わってしまっています。

この人たちは現地にいることが目的ですから、学校の最低出席率を気にするようになります。最低出席率を満たしてさえいればビザをキープできるからです。

でも、語学学校に行っている=英語力が伸びるではありません。語学学校に行けば英語が話せるようになるのであれば、誰も苦労しません。問題は、学校で習ったことをどう自分のものにしていくかなのです。

もしあなたが英語力の向上だけを目的にしているのであれば、語学留学の期間は1年、もしくはどんなに長くても1年半までにしておきましょう。それ以上はダラダラと時間だけが流れてしまい、お金の無駄になってしまいます。

まとめ

留学中は色んなことがありますが、基本的には楽しいです。英語以外にも学べることがたくさんありますので、英語だけで留学の成功・失敗を結論づけることはできません。

しかしあなたが帰国後、「留学してたんだ」と言うと必ず「じゃぁ英語ペラペラなんだ?」と聞かれます。その時に「いや、そうでもないよ、大体留学しても英語話せるようになってる人とか少ないし・・・」と言うのも寂しいものがあります。

どうせ留学するなら、質問の答えは「Of course!」にしましょう。そして、そう答えられるようにこの記事の失敗例から学び、あなたの素晴らしい留学体験に活かしてほしいと思います。

 

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